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『聞く技術』を読んで

こんにちは!ユスズです。今回は起業を目指して勉強していく中で「是非みなさんにも読んでほしい!!」と思った書籍を紹介したいと思います。
 今回私が読んだ本は、宮本恵理子さんの著書『聞く技術』です。
 まず私がこの本を読んだきっかけですが、大学のコミュニケーション基礎という授業で講師の篠田真貴子さんのお勧めがあったからです。私たちはこの授業を通して「聞く」ことにフォーカスしてグループワークをしたり、実際にインタビューをしたりしましたが、その中でこの『聞く技術』を読んでワークをするという回がありました。読み始めてみるととても面白く、担当箇所含め全てをあっという間に読んでしまいました。(最終講義では実際に宮本恵理子さんにお越しいただき、私たちの発表や質問に答えてくださいました!)
 そこで、この本含め、これから読んでいく本で学んだこと、是非みなさんにも読んでほしい本をここで共有していくことにしました!
 ようやく本題ですが(笑)、この書籍ではインタビューをメインとした、人と話す際のキーポイントを教えてくれています。インタビュー要素が多めではありますが、事前準備に必要なことや話題展開の仕方などは普段人と話すときにも使える!と思いながら読んでいました。他にも、使う道具・話を聞く環境、さまざまな条件を揃えることでより密度の高いインタビューに仕上げることができるのだそうです。特に私が一番驚いたのは環境の話です。例えば、相手の職場近くのカフェでインタビューをしたとします。そうすると相手は仕事の要素が抜けず、仕事関係の話が多くなるのだとか。逆に自宅近くを取材場所に設定したとします。そうすると今度はリラックスした状態で話してくださる方も多く、プライベート要素の多いお話を聞くことができるのだそうです。私も何度か大人の方の話を聞きに行ったことがありましたが、話を聞く場所を意識して選んだことは一度もなかったし、そもそもそんなことは思いつきもしませんでした。これからそういった機会があった時にはどんな話を聞きたいかによって場所選びをしてみて、話題の違いなんかも自ら体験していきたいなあと思いました!
今までのインタビューや取材でうまく話題を広げられなくて困った経験がある方、もっと聞き上手になりたい方、これから大学生になる方!話す機会が多い人にはお勧めの一冊です。

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