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【15行小説】いつもの朝
男はいつも通りの朝を迎えた。
その日は気分も良く、平日だけど私服で、時間に縛られることなく家を出た。
深く深呼吸、今日も生きている、実感。
その日は天気が良く清々しかった。
どこに行こう。
あ…今日は電車もバスも動いていないんだ。
家族にラインした。
僕は必死で生きてます。
こんな不器用でも、都会で揉まれて、成長できた。
いろんなことがあったなぁ。
電話が繋がり家族からの電話。
周辺のガラスを避けながら、火のついた家を横目に男は家族と話した。
大丈夫、じゃぁね、と電話を切ると泣き喚く声や悲鳴が聞こえる。
男はコンビニに落ちていたビールを拾い上げ、アパートに帰った。
屋上の椅子に座り、ビールを一口、空には燃え盛る大きな隕石があった。
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