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「高IQ集団メンサ」の試験をなぜ受けようとしたか


メンサは人口の上位2%のIQ (知能指数)を持つ人が参加する国際グループで、
メンサの詳細が知りたい方、初めて知る方は以下URLを見てください。
3年ほど前の記事ですが同じくメンサの方が書いており、良記事です。
(ページ下に、メンサの公式HPも載せてあります。)



なぜ受けようとしたか、
受けたのは今から5年ほど前、ちょうどコロナ前の時だった。(2024.04.17執筆)


2018年、2019年頃に試験を受けた。
理由は、自分に違和感があったからだ。


私のプロフィール記事、詳しく知りたい人は、以下URLを。⬇️


当時はまだ病院に通っていなく、ASDや双極性障害とは診断はされていなかった。
薄々、そうかも、と思うこともしばしばあったが、病院に行く勇気はなかった。


そんなとき、人とのコミュニケーションに違和感があることに気づいた。
せいかくには自分で気づいたのではなく、第3者から言われたことで気がついた。
あぁ、そうか、自分はコミュニケーションが何かおかしいのか。


今までは何も疑問に思わず、普通だと思っていたことが、
実は普通ではなかった。
人と言い回しが違ったり、言葉の意味をそのまま受け取ったり、
冗談が通じなかったり、
コミュニケーションにおいてトラブルは確かにあった。


コミュニケーションにおける人間関係の不具合を調整するかのように、
他の部分で人と優れていることもあった。
頭の回転の良さ、仕事の効率的な分析、、、
(今後、病院に通うことでその他の普通ではないことが分かるようになる。)


上記の理由で、メンサの試験を受けてみたいと思うようになった。
知能指数の違いで人と違うことを考えたり、
知能指数の違いで生きづらさがあったり、
何かあれば、IQのせいだから、と考えられると思った。


試験は倍率が高く、なかなか受けられない、という記事をどこかでみたが、
すんなりと受けれることになった。
試験は生涯で3回しか受けられない。
その1回目をここで受けるんだ。
そんな気持ちで、試験会場に向かったが、
なぜか気持ちは軽く、自分は当然受かるだろうとよく分からない自信があった。


受かってくれないと、困る。
そんな理由も少しあった。
試験会場には10数名いたが、
誰よりも早く終わり、誰よりも正解率が高かったのではないかというくらい
自分には簡単だった。
なんで他の人はそこまで悩むのか、まだ終わらないのか分からなかった。
その場で初めて自分が、
「普通じゃない人2割:普通の人8割」から、
「普通の人2割:普通じゃない人8割」の、普通の人になれた気がした。


試験結果は当然ながら、合格だった。
その瞬間は昨日のことのように覚えている。
今までの辛さから解放されたかのように、涙が出た。
メンサだから、これからはその言葉が自分の支えになってくれる


世間からの自分が変わっている、おかしいという証明が、
少しの生きる逃げ道になった日だった。







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