【詞】祭囃子
電車の流れで回想する昼
想いの日の意は 故郷へ
りんご飴一つ買って歩こう
祭りの底でにぎわう光
暮れるほど 望んだ声が
段々、段々、近づいてくるよ
少しずつ降りる帷に突き上げた手
叩く太鼓の音が
どんどんと祭囃子になる
通り沿いは夢になる
どんどんと祭囃子と拍手
ふと走りだす風と私の夏が
次の番地の君までの距離、届け
車の音の鳴る 高架下に
ひとり歩く その線香花火
りんご飴だけ頬ばる夜は
いっそう晴れやかに
どんどんと祭囃子になる
通り沿いの輪を踊る
どんどんと祭囃子が広がる
想像以上 季節の熱が
次の番地で窓を見てる君、届け
次の番地の君までの距離、届け
詞の新作です
今回はタイトル通り、"祭り"がテーマで、
"電車の流れで回想する昼" は、電車に乗って帰省する様子
"りんご飴一つ買って帰ろう" は、屋台でりんご飴を買って、歩いている様子の文章になっています
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