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簿記論

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2023年3月の記事一覧

20230330_収益認識

個別問題集30−3 返金負債
◯ 間違えた部分
 A社と商品の販売位契約を締結している。商品の販売単価は、@100であるが、月間の販売数量が1,000個以上の販売となった場合には、販売単価を遡求的に@90とする契約の場合
① 200個の注文を受け販売した。月間販売数量は、1,000個以上となる可能性は低い
 AR / TL 20,000

② 500個の注文を受け販売した。これにより月間販売数量が

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20230329_財務諸表

個別問題集27−2 CF計算書
◯ 間違えた部分
① 直接法 営業活動によるCFの営業収入
 貸倒について計算もれ。前期末に比べ、当期末の貸倒引当金が200減少、貸倒引当金繰入額600のとき、800が貸倒ているので、それを加味していなかった。

② 法人税等の支払額
 当期の法人税額16,000、法人税中間納付額7,000、未払法人税額は、差引から算出して9,000。
 未払法人税額が、前期より2

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20230327_新株予約権

個別問題集23−3 新株予約権の取得・行使
◯ 間違えた部分
 新株予約権を行使した際の仕訳について、取得した株式の保有目的により評価益等の計上に違いがある。
① 売買目的有価証券として保有する場合
 有価証券 34,200 新株予約権   4,000
          有価証券評価損益 200
          現金預金   30,000

② その他有価証券として保有する場合
 投資有価

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2023…324_本支店会計

個別問題集20-4 本支店会計 合併精算表の作成
◯ 間違えた部分
① 未達取引の集計漏れ
 未達事項で計算した本店仕入828千円について、期末棚卸高に含めていなかった。期末棚卸高の金額も誤りだし、繰延内部利益控除の金額も誤りになった。
 この部分については、問題文決算整理事項に(未達商品は含まれていない)と記載があるので、本支店会計の一つの論点。落とさないように、頭に入れておく。

② 本店仕入

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20230322_製造業会計

個別問題集18−5 製造業会計
◯ 基本的な考え方
① 期末減損が20%の段階で発生し、完成品と期末仕掛品の両者で負担する場合
→両者で負担する場合、減損となった個数を除いて計算する=当期投入した製造費用を完成品と期末仕掛品で負担することとなるため

②減損が終点で発生し、完成品のみに負担させる場合
→減損となった個数を完成品の個数として計算する=当期投入した製造費用を完成品の製造に要した金額とし

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20230321_外貨建取引

個別問題集17−5 外貨建有価証券 期末評価
◯ 確認事項
 「外貨建取引等会計処理基準注解10」による処理とは、その他有価証券の期末評価において、為替差益の部分と時価の値上がりによる部分を分けて計算する処理。
 為替差益の部分は、税効果会計は不要であり、時価の値上がり部分については、税効果会計が必要である。

個別問題集17−14 為替予約 
◯ 確認事項
 「満期保有目的+取得時に為替予約+振

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20230321_リース取引

個別問題集13−7 リース取引(残価設定)
◯ 間違えた部分
1 最後のリース料支払時の支払利息の計算
2 リース資産価額の算出(間違えてはないけど知識ふにゃふにゃ)

◯ 解説
1 最後の支払利息は、リース債務の差額から算出する。
(例) リース期間3年の時
リース料36,000ー(当初リース債務106,302ーリース料支払1回目29,622ーリース料支払2回目31,399ー残価設定12,000

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20230320_税効果会計

【基本的な考え方】
1 ざっくりとしたイメージ
 繰延税金資産は、費用の見越し・繰延べとやっていることは一緒。

(例) 家賃を前払いした場合
 不動産を賃借しているとき、毎月の家賃が100千円で、6.30に1年分を前払いした時は、以下の仕訳
 6.30 支払家賃 1,200 C 1,200
 3.31 前払家賃  300 支払家賃 300
 4.1 支払家賃  30

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20230316_現預金、貸倒引当金

個別問題集4−5 現金・預金(5)
◯ 間違えた問題の概要
・修正事項・決算整理事項を処理後、決算整理後残高試算表を作成する。
・修正事項、決算整理事項が少々提示
・期末における当座預金の残高証明金額は、38,200円
・当座預金以外の帳簿残高は、179,800円
・期末における小口現金の在高表合計は、2,120円
※営業費の支払い以外には、現金を保有していない
※営業費の支払いは、小口現金制度を

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20230314_商品の期末評価

個別問題集2−6 商品の期末評価(2)
◯間違えた問題
・決算整理前残高試算表の繰越商品が(①)で、与えられていない。
・商品の期末棚卸高が、次のとおり。
 帳簿棚卸高 180個 原価200千円
 実地棚卸高 140個 正味売却価額190千円
・正常な減耗損、評価損は、売上原価に算入
・異常な減耗損は、営業外費用

◯間違えた部分
決算整理前・後の仕入高は、与えられており、上記から期末棚卸高を計算

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20230313_新株予約権

個別問題集23−3 新株予約権(3)
◯ 間違えた問題
有価証券 34,200 新株予約権  4,000
          現金    30,000
          有価証券評価益 200

◯ 間違えたポイント
新株予約権を取得したときの新株予約権の価額と新株予約権を行使したときの新株予約権の時価の評価損益を新株予約権行使時に計上する。

個別問題集23−4 新株予約権

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20230312_退職給付会計

個別問題集16−2 退職給付会計 基本
この問のポイント
退職給付引当金について、税効果会計処理を要する。
①ワークシートにより算出した期末退職給付引当金に法廷実効税率を乗じて、繰延税金資産を算出する。
②①と決算整理前残高試算表の繰延税金資産の差額を法人税等調整額として決算整理後残高試算表の貸方に計上

個別問題集16−6 退職給付会計 前払年金費用
この問題のポイント
①Q文「年金資産への拠出

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20230311_リース取引

個別問題集13−3 リース取引 ケアレス
リース料は、毎期首に前払いにも関わらず、期末の支払利息計算時に、リース債務から期首に前払いしたリース債務を差し引くことなく、利息を計算していた。

個別問題集13−5 リース取引 ケアレス
13−3と同様のミス
こんなことでは、点が取れないぞ。

個別問題集 13−7 リース取引(残価保証)
残価保証の処理が全くわからず。
2回目だけど覚えてない。(前回2

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20230310_有価証券

間違えたこと

個別問題集12−5 部分純資産直入法
時価<簿価、のときは、損失として処理する。
評価益は信頼性がないので収益として計上しないが、評価損については、保守主義の観点から、計上すべき、という考え方。

個別問題集12−8 非上場株式の時価評価
非上場株式については、時価評価不要。=期末の時価評価に係る仕訳は不要。
※「実質価額」が問題文に与えられているが、それは、時価のない株式(非上場

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