2023…324_本支店会計

個別問題集20-4 本支店会計 合併精算表の作成
◯ 間違えた部分
① 未達取引の集計漏れ
 未達事項で計算した本店仕入828千円について、期末棚卸高に含めていなかった。期末棚卸高の金額も誤りだし、繰延内部利益控除の金額も誤りになった。
 この部分については、問題文決算整理事項に(未達商品は含まれていない)と記載があるので、本支店会計の一つの論点。落とさないように、頭に入れておく。

② 本店仕入と支店売上の取り扱いについて
 個別問題集20−3において、本店仕入を仕入に振替て処理していたので、この問題についても同じように、本店仕入を仕入に含めて計算していたけど、それは誤り。
 個別問題集20−3では、支店の利益を算出し、さらに本店の利益を算出する問題であった。つまり、利益だけ計算すればよかったので、本店の損益と支店の損益をそれぞれ計算することでよかったので、そのやり方だった。
 でも、この問題では、本店と支店の貸借損益を合併させて、一つの会社の損益計算書と貸借対照表を作成する必要があった。20−3では、支店売上をそのままにしていたが、そうしていると、内部売上が売上として計上されてしまう(本店仕入も原価に含まれることになるので、利益としては変わらないが)ため、正確な売上高が表現できない。
 合併精算表の作成時には、本店仕入と支店売上を相殺し、本店仕入は仕入に振替えない。合併整理の段階?(簿記一巡の取引のどの段階なのかを確認する必要がある)で、相殺しておく。

 個別問題集20−4の間違えた論点は、この2点。これができれば、本支店会計の合併精算表の問題は、私は回答できる。
 特に、未達取引の集計漏れは、ずっと間違えているので、そろそろ頭に入れておこう。というか、仕組みとして対策のしようはあるか?何も考えずにケアできるようなことになっているのが1番いいのだが。なにせ記憶力がよくないからな。

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