20230312_退職給付会計

個別問題集16−2 退職給付会計 基本
この問のポイント
退職給付引当金について、税効果会計処理を要する。
①ワークシートにより算出した期末退職給付引当金に法廷実効税率を乗じて、繰延税金資産を算出する。
②①と決算整理前残高試算表の繰延税金資産の差額を法人税等調整額として決算整理後残高試算表の貸方に計上

個別問題集16−6 退職給付会計 前払年金費用
この問題のポイント
①Q文「年金資産への拠出額は、8,000千円である」→年金資産の増加
②Q文「退職給付は、2,000千円である」→年金債務の減少+年金資産の減少
※なんでこれが年金資産も減少するのかが不明。

16−7 退職給付債務 簡便法
この問題のポイント
簡便法での退職給付引当金・退職給付費用の算出方法
①自己都合要支給額+責任準備金ー企業年金資産=退職給付引当金
②期末退職給付引当金ー期首退職給付引当金=退職給付費用

16−8 退職給付費用 簡便法+差異
この問題のポイント
16−7に数理計算上の差異があった場合の計算
①退職給付引当金の計算方法
期末退職給付引当金=期末退職給付債務(要支給額+準備金)ー年金資産ー未認識会計基準変更時差異
・・・問題文中に、「当期首における未認識会計基準変更時差異は、7,000千円(残存認識年数7年)」と記載があるが、なぜ期末退職給付引当金の計算時に減産することがわかるのか理解していない。この問題文だけでは、加算か減算か判断できない現状の理解。たぶん、未認識差異についての理解が不足している。

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