ヤチョウ

インターネットに住む、クソリプコメントRTなどの距離感がいきなり近い他人を憎むが基本的…

ヤチョウ

インターネットに住む、クソリプコメントRTなどの距離感がいきなり近い他人を憎むが基本的には心優しい鳥類。元泡沫創作同人サークル主。アバター配信をやろうとOCULUSQUESTをかったところVRCHATにドはまりして現在はアバター開発中。

最近の記事

授乳カフェへの行き方

先日のイベントで配布したペーパーのデータです。一週間ほど放置しておきます。今となっては反省点のほうが多いのでひっそりと置いておきます。 1点補足ですが、初心者案内は既に参加された方はインスタンスの人数上限の関係で移動をお願いする場合があります。そこはフィクションということで目をつぶってください。 **公開終了しました

    • 一分で読めるクソ小説「命、そして輝ける命」

       ドミノとラーは絶句した。そのあまりの陰惨な光景に。  2人の冒険者はバディを組んで日が浅いとは言えいくつかの依頼(クエスト)を解決してきた。ドミノに至っては冒険者になる前は傭兵だった。いくつかの紛争を得てこの職を選んだ。それなりに危険な仕事もしてきた。それでも所詮は人間だった。こんな光景を想像したことすらなかった。こんな邪悪が存在することすら頭に思い描けなかった。 「招かれざる客が2人も…これはどういうことだね?」  ウーバイツ、この一帯を治める領主、爵位を持つ貴族だ

      • 授乳カフェ怪文書

        「君は”よい女”というものはどんなものだと思っている?」 この人はいつも急に変な話を振る。なれたつもりでもやはり戸惑う話題というのはある。しばし思案して適当な回答をひねり出した。 「わかりません、あいにく女性と付き合ったことがないので」 「退屈な答えだな。人を好きになったことくらいないのかい?」 これもしばし考える。 「…それくらいはありますが、いい女だから好きになったわけではない気がします」 くくく、と嫌な笑いをされた。 「君はおかしなやつにひっかかりはしない

        • 努力していくこと

           キタリナQの店員としてなってないながらも頑張っているところですが、最近折に触れて思い出すのは自分の師匠との思い出です。同人業で師事を仰いでいたものの本職は料理人でしかも結構ええところの坊ちゃんだったと聞きます。  ある時たまたま飯をおごってもらったときのこと。ワンプレート500円のなんてことはないランチでした。二人きりで飯なんてことも珍しかったので自分もはしゃいでいたのですが、師は出てきた飯に何となく難しい顔をしていました。普段うまいもの食ってる人はこういうのいやなのかな

        授乳カフェへの行き方

          すぐ終わるクソ小説「臨界点」

          「もう手遅れだ! このエネルギープラントはあと30分もせず臨界点を超えて崩壊する!! その時俺の復讐はようやく達成される!!」  揺れる足場、遠くから聞こえる崩落音、こいつのいうことははったりじゃない。一秒でも早く、この施設の暴走した制御システムを復旧させないと数十キロ圏内は焼け野原だ。だが、そんなことよりも聞かなければならないことがある。 「どうして! どうして優しかったお前がこんなバカなことを!! 答えろ!!」  高笑いをやめ、あいつはこっちを見た。 「ふん、足止

          すぐ終わるクソ小説「臨界点」

          短編小説「おねしょた」

           たしか八歳か九歳のころだったと思う。父方のいなかに帰省していたころのことだ。今はもう家ごと売り払ったし、祖父も都内でくらしているので帰ることもない、いなかといってもえんもゆかりもなくなった場所の話だ。  あちらの家はうちの分家だったとか、あの山は昔はうちのものだったとか、祖母の昔話のほとんどが昔の自慢話で幼心にも退屈だったのを覚えている。何かと理由をつけては抜け出して裏手の河原でとんぼだのカエルだの家のまわりでは珍しくなった生き物を探すことに熱中していた。近所に親戚らしい

          短編小説「おねしょた」

          モータルコンバットに思ったより情緒を乱された話。

           映画モータルコンバットを見た。正直自分が知ってるモータルコンバット知識は1か2で止まっている。実写取り込みでゴア表現ということなら大江戸ファイトのほうが先にでてくるくらいである。あとそういえばジャッキーチェンがでてくる実写格闘ゲームもあったよね? 覚えてる? ちなみに大江戸ファイトの前作であるフジヤマバスターは?  話がそれた。TLのいつメンがざわついてるからまぁそこそこ面白いんだろうなと思っていた程度だったのだが、あまりにかかる劇場が少ないうえに一気に減少したので危機感

          モータルコンバットに思ったより情緒を乱された話。

          VR怪文書

          **このお話はフィクションです。実在の人物とも非実在のVR存在とも関係がありません** 青い髪のネズミがゆっくりと語りだした。 「VRやって何が一番かわったか…ですか… そうですね… 歌…ですかね…」 「歌…とは」 「VRにはいって、初めて、ラブソングの意味が分かった」 「気持ち悪い。思いつめすぎでは?」 「私もそう思う。歌というとどちらかというと、こう捨てられた女の歌とか、思いつめる女の歌とかを喜んで聞いてた。振られた経験もないぐらいだけどほら、憎しみと悲しみだ

          反砂怪文書

          *この文章はフィクションです。実在の人物とも非実在のVR存在とも関係がありません*  青い色の髪のねずみはゆっくりとしゃべりだした。 「私はね、何も反お砂糖っていうのはこんなところでいちゃついてんじゃねえよってことを言いたいわけじゃないんだよ」 「ここは自由な世界だ。まだ何も定まってない危険だが魅力的な荒野だ。ここではいまだに人類が経験してないものが生み出され、形になる可能性がある。そんな中で特定の相手に特定の感情が芽生えたらそれを既存の愛だの恋だのに当てはめる必要はな

          反砂怪文書

          今行くべきVRCHATイベント

           VRCHATを周囲に布教し続けていたが、結局これゲームじゃないのでただログインしただけでは何も起きない、結局だれに出会うかだなーって思ったので自分が触れた場所の中を何点か見繕ってみた。VRCHATで再確認したことは、やっぱり人間は人間が面白いのだ。そんな人たちを紹介したい。 ・授乳カフェキタリナ (毎週日曜15時から)  言わずと知れたVRCの一大イベント。店長のホシライム率いる最強ママ軍団の癒し力は地上最強。「ああ、俺もああなりてえなあ!!」と思っていたら気が付いたらあ

          今行くべきVRCHATイベント

          GAMEROOM日記 動画撮影

           というわけでまたお仕事ができたのでご報告 https://www.youtube.com/watch?v=O2IF4jjkT0E  ゲチャンの展示会に招かれた後、インタビュー動画を撮ってほしいという依頼が。動画なんて指おって数えることしかとったことないし、インタビューにいたっては昔一度したことがあるかないかくらいだし、できんのかなと思ったが、まあやるだけやってみるかとうけてみた。うまくいくかわからないし、先の依頼で酔っぱらって花瓶落としまくったのの落とし前もあるしとりあ

          GAMEROOM日記 動画撮影

          フラワースタンド日記

           現在、私はこういった活動をしております。 https://game-room.jp/profiles/4791b059-655f-4d92-9980-25a0089f52bc  一緒にゲームをする時間を売るサービス、ゲームルーム。まあぶっちゃけあれですよ、女の子とゲームしてえ!! っていう一部の層の願望をかなえる道具ですね。以前はこまるでオンラインゲームをがっつりやってるときこう必死に女の子に粘着してるプレイヤーとかを見たことがあるのでたしかにまぁそういう需要あるんだろ

          フラワースタンド日記

          モデル配布:フラワースタンド

           キタリナ1周年にあわせて作ったフラワースタンドのモデルからあれこれとっぱらった簡易版です。内蔵しているテクスチャを適当にいじればもっときれいな色身のフラワースタンドになります。推しの色にあわせて適当にいじってはいかがでしょうか? ところで割と金欠です。例のごとく記事はないですが、よければ募金をお願いします。

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          モデル配布:フラワースタンド

          授乳カフェ怪文書その2

           ママをやってきてたまに聞かれること。「赤ちゃんってどうやるんですか?」っていう質問。え? みんな赤ちゃんだったじゃんわすれちゃったの?!?! なんて恐ろしく次元の低いマウントを取らず少し真剣に考えてみた。赤ちゃんとはなんぞやと。私もこうかれこれ8か月ほどおぎゃってきましたが… 改めて字面にすると最悪だな… 8か月… おぎゃりかたみたいなものをちょっと考えてみた。 ・リアリティをもとなくていい。  制御不能な暴走機関車のようなリアリティにあふれた赤子である必要はない。わざと

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          授乳カフェ怪文書その2

          ヤチョウママ流モデリング講座その4

           TLにもっとうまい人もいるのにどの面さげて講座なんて書いてるんだと思われる方もいると思います。ごもっとも!!!! ママもつらい!! でも技術があることと技術を教えることは全くの別のスキル… と自分に言い聞かせています。怪文書で一人でも自作派増えたら… きっと楽しいだろうなって… ママは信じて… (消えるハイライト)   さて今日からようやく顔を作っていきます。ミラーとサブディビジョンを織り込んだ球体が目の前にあるかと思うのですが、その前にもうひと手間。サブディビジョンモデ

          ヤチョウママ流モデリング講座その4

          モデリング講座幕間その1

          「球体一個つくるだけでよくもまああれだけ無駄話ができるもんだな」ってヤチョウママの中のヤチョウソウルがささやいているけど、あれは悪魔のささやき、耳を貸してはダメ。逆にあなたはここにくるまであの増長なテキストを読む忍耐力があるということ。ママがたくさん褒めてあげます。そう… ママが語り掛けます。偉い!! 偉すぎる!!! 十万ポリゴン饅頭をあげちゃいます!  本当に10万ポリゴンあるゴミデータでえす。第三講でおしえたサブディビジョンサーフェスには丸くする以外にもポリゴン数を多く

          モデリング講座幕間その1