Katsumi Yamanaka

※ note のテスト中 ※ 知名度のない某IT企業勤務。ゼロトラスト、SASE、SS…

Katsumi Yamanaka

※ note のテスト中 ※ 知名度のない某IT企業勤務。ゼロトラスト、SASE、SSE、クラウドセキュリティ関連について、あくまでも個人の意見として記事を投稿しています

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SASE をきちんとわかりやすく説明

「SASEとは?」「ゼロトラストとは?」を検索するとありとあらゆる情報が出てきますが、前回「でたらめだらけの SASE」を書いたので、今回は SASE について、きちんと何が具体的にどう変わるのかを、SSE とゼロトラストも交えて、できるだけ分かりやすく解説します。 SASEの定義SASE(Secure Access Service Edge)は、2019年8月 アメリカ調査会社ガートナー社の「The Future of Network Security Is in the

    • パブリッククラウドがSASEに及ぼすリスクについて

      この記事は、2024年6月6日の Cato Networks の Product Marketing VP Eyal Webber Zvik の以下の記事を意訳したものです。 SASE Evaluation Tips: The Risk of Public Cloud’s High Costs on SASE Delivery (SASE評価のヒント:パブリッククラウドの高コストがSASE提供に及ぼすリスク) 「Ruby on Rails」の作者で、Basecampの創設

      • アナリストがSASEを推奨する7つの理由

        この記事は、2024年6月9日の Cato Networks の以下の記事を意訳したものです。 7 Compelling Reasons Why Analysts Recommend SASE (アナリストがSASEを推奨する7 つの説得力のある理由) Gartnerは2019年にSASEを新しい市場カテゴリーとして紹介し、ネットワークとセキュリティをシームレスで統一されたクラウドネイティブなソリューションに収束させるものと定義しました。 SASEには、SD-WAN、FW

        • Dell、HPE、LenovoはVMware顧客を少しは安心させられるか

          この記事は、2024年6月12日の sdxcentral の以下の記事を意訳したものです。 Can Dell, HPE and Lenovo help Broadcom soothe VMware customer concerns? (Dell、HPE、LenovoはBroadcomがVMware顧客の懸念を和らげるのに役立つのか?) Dell、HEP、LenoveがOEM提供可能へ Broadcomは、VMware Cloud Foundation(VCF)プラット

        • 固定された記事

        SASE をきちんとわかりやすく説明

          SASE導入検討において考慮すべき事項

          この記事は、2024年6月13日の sdxcentral の以下の記事を意訳したものです。 How to buy SASE: Questions to ask and pitfalls to avoid (SASE の購入方法: 質問と注意すべき落とし穴) 市場背景 セキュア・アクセス・サービスエッジ (SASE、サッシー) は、SD-WANとセキュリティ機能(セキュアウェブゲートウェイ (SWG)、クラウドアクセスセキュリティブローカー (CASB)、ファイアウォール

          SASE導入検討において考慮すべき事項

          予防を諦めたら試合終了(マルウェア対策)

          この記事は、2024年6月3日の Deep Instinct の以下の記事を意訳したものです。 Deep Instinct Study Finds Cybersecurity Strategies are Changing to Combat AI-Powered Threats as Prevention Takes Precedence (Deep Instinct調査によると、AIによる脅威対策が優先される中でサイバーセキュリティ戦略が変化) AIによる脅威対策中で

          予防を諦めたら試合終了(マルウェア対策)

          Carbon Blackの顧客が、CrowdStrikeへ流れ込む

          この記事は、2024年5月30日の sdxcentral の以下の記事を意訳したものです。 CrowdStrike welcomes a wave of Carbon Black customers: A migration story (CrowdStrike、Carbon Black顧客の波を歓迎:移行ストーリー) CrowdStrikeがCarbon Black顧客の移行を大歓迎 マネージド検出および対応(MDR)プロバイダーであるeSentireは、Broadc

          Carbon Blackの顧客が、CrowdStrikeへ流れ込む

          SIEM/SOARの終焉、XDRへ

          この記事は、2024年5月24日の sdxcentral の以下の記事を意訳したものです。 SIEM shakeup: IBM retreats, Splunk sold and the fate of the rest (SIEM市場の大変革:IBMの撤退、Splunkの売却、そしてその他の運命) SIEM市場からIBMが撤退、Splunkの売却、今後は? SIEM(シーム:Security Information and Event Management、セキュリテ

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          Zscalerが競合に対する優位性を必死にアピール

          この記事は、2024年6月1日の sdxcentral の記事を意訳したものです。 Zscaler CEO details edge over large security firms and niche SASE rivals (Zscaler CEOが大手セキュリティ企業およびニッチなSASE競合に対する優位性を詳細に説明) Zscaler CEOが大手セキュリティ企業およびニッチなSASE競合に対する優位性を説明 厳しい予算の制約と大手セキュリティ企業および専用の

          Zscalerが競合に対する優位性を必死にアピール

          IBMとAWSがAIモデルのリスク管理で協業

          この記事は、2024年5月30日の sdxcentral の以下の記事を意訳したものです。 Why IBM thinks AWS is the right place to scale responsible AI IBMがAWSをAIのスケーリングに最適な場所と考える理由 IBMがAWSをAIのスケーリングに最適な場所と考える理由 IBMが先週開催したThink Conferenceで、Amazon Web Services(以下、AWS)と協力し、Watsonx

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          VMwareはすでにレガシーになったという事実

          この記事は以下の2024年5月22日の sdxcentral の記事を意訳したものです。 How should Broadcom changes impact your VMware strategy? Broadcomの変更がVMware戦略に与える影響 BroadcomによるVMwareの価格上昇 BroadcomによるVMware買収と、BroadcomがVMwareのライセンスモデルに変更を加えたことによって、長年のVMwareユーザーにとっては、新しい急激な運

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          AIが生成したコードがクラウドセキュリティの懸念事項の上位7つに

          この記事は以下の2024年5月16日の sdxcentral の記事を意訳したものです。 Palo Alto Networks: AI-generated code leads to top 7 cloud security concerns パロアルトネットワークス:AIが生成したコードがクラウドセキュリティの懸念事項の上位7つに Palo Alto Networks「State of Cloud-Native Security」レポート Palo Alto Netw

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          MicrosoftとGoogleが、AWSのクラウド支配へ食い込む

          この記事は以下の2024年5月3日の sdxcentral の記事を意訳したものです。 Microsoft, Google eat into AWS’ cloud domination (マイクロソフトとグーグル、AWSのクラウド支配に食い込む) AWSとMicrosoftとGoogleが市場の2/3を支配 Amazon Web Services(AWS)、Microsoft、Google Cloudは、2024年の第1四半期(1月~3月)に世界のクラウド市場を引き続き

          MicrosoftとGoogleが、AWSのクラウド支配へ食い込む

          AWS Network Firewallが最下位評価

          この記事は以下の2024年5月4日の sdxcentral の記事を意訳したものです。 Is the AWS Network Firewall safe? CyberRatings tests reveal concerns (AWS Network Firewallは安全か?CyberRatingsのテストで懸念が明らかに) AWS Network Firewallは安全なのか? クラウドコンピューティングにおけるセキュリティビジネスは非常に大きく、数多くのベンダーの

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          安全でないプロトコルが企業で未だに使い続けられていることが判明

          かなり以前から企業内で依然として使用されている安全でないプロトコルが、ネットワークセキュリティに重大な脅威をもたらしていると言われていました。 主なプロトコルとしては、以下に示す HTTP、FTP、Telnet、SMB が指摘されており、これらのプロトコルは、暗号化や認証が不十分であるため、攻撃者によるデータの傍受や改ざん、ネットワークへの不正アクセスのリスクを高めることになるため、これらに代わる HTTPS、SFTP、SSH、SMBv3を利用することが推奨されています。

          安全でないプロトコルが企業で未だに使い続けられていることが判明

          でたらめだらけの EPP/EDR

          SASEの紹介する際に、SASEを導入すれば、EPPやEDR、またはNDRは不要になるのか?という質問をいただくことがあります。 また「EDRやNDRは、導入コストが高額だ」「SOCやマネージドサービスも合わせて導入する必要があるのでさらに高額になる」などと言う話もよく聞きますが、そもそもEPP/EDRがでたらめなので、そのことについて解説をします。 結論から先に言うと、レガシーなEPPを未だに利用されているのであれば、すぐにやめるべきで、きちんとしたEPPを利用されており

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