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自己紹介 (最終更新 2023/4)

はじめに


美術作家・画家と名乗り「作家活動」を行っています。一方で「先生」と呼ばれるようなワークショップ・創作にまつわる「講師業」も務めています。

自己紹介でも「作家活動」「講師活動」の二つに分けて紹介していきます。私にとってどちらかが従、どちらかが主、ではなく、お互いがゆるやかに重
なりながら影響しあっている
と感じながら活動しています。


作家活動


プロフィール
小林大悟
1990 東京都生まれ
2014 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業

作品例(絵画)

大学で学んだ専門分野でもあるため、主軸の活動です。日本画の材料である「岩絵の具(いわえのぐ)」を用いた平面作品を中心に制作・発表しています。空想/実在問わず、動物(いきもの)を描いた作品が多いです。

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鴟尾(しび)2014年作

これは大学の卒業制作(2014) 高さが3m近くあります。

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花と二匹 2019年作

こちらは2019年の絵。直径20cmほどの小品です。

岩絵の具は光に当たると乱反射し、キラキラと輝くのも特徴です。実物で見ていただくとまた印象が変わります。


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「4匹」2019年作

壁画制作。和紙に描いて壁にはめこんでいます。

イラスト/絵本

絵本/イラスト制作も行っています。
絵画制作は興味の探求・自己対話を重視していますが、イラストでは(他者)クライアントとの対話を、(絵本)制作では世に無い物語を探して制作しています。

作品例(絵本)

せんのりきゅうず
「せんのりきゅう」2014年制作、2015年出版

手のひらサイズの千利休ならぬ「りきゅうさん」が増殖する絵本「せんのりきゅう」。賞をいただいて出版されました。
現在電子書籍として販売中です(※購入ページの閲覧はPC環境のみ)。


イソポのはなし(2023)

実在するアイヌのお話を元に描いた絵本です(非売品)。
アイヌ民族文化財団のウェブサイトより全ページご覧いただけます。
https://www.ff-ainu.or.jp/tale/ebook/isopo/index.html

作品例(イラスト)

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て、わたし(挿絵)

毎号テーマと共に世界の詩人と日本の詩人を紹介する「て、わたし」3号〜7号の挿絵に参加しました。

佐藤yuupopic(詩人)第三歌集「野球という名の、ひかりに似たもの(2019年)」装画


第一回えどがわBOXART展 ビジュアルイラスト(2021)


「目も皿にして読みふける」本の日ブックカバー大賞2021 芸術新潮編集長賞


その他

立体的な作品、空間演出(インスタレーション)展示も行います。

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「どうぶつオブジェ」2020年作
アップライトピアノ全面に銀箔を貼った作品。演奏もできます。2021年作




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作家活動まとめ

作風としては「可愛らしい」と受け止められる事が非常に多いです。作品のインスピレーションは、映画を観たり、本を読んだり、旅行をしたり、日々の生活が土台になっています。日本画を専攻していた事もあって、民衆的・大衆的な文化や素朴な民芸品、博物館の考古物など、明確な作り手がわからないものまでひっくるめた「日本の文化・美術」からの影響も多いです。直接的には出てないかもしれません。

細かな発表歴や受賞歴、その他作品についてご興味ある方はHPやinstagramなどをご覧下さい。

HP https://www.kobayashidaigo.website/

Instagram https://www.instagram.com/daigokobayashi1990

作家活動についてのご紹介は以上となります。

講師・ワークショップ活動


大学在学時より、子ども向けワークショップに関心を持ちイベントスタッフやゼミを通じて積極的に参加していました。


2014 東京都美術館と東京芸術大学による連携プロジェクト「とびらアートプロジェクト」三期
2017 アートコミュニケーター「とびらプロジェクト」三期修了

とびらプロジェクトでの経験や、作家活動を通じた経験を軸に現在進行形で勉強・模索し続けながら様々な場所でワークショップ・講師を勤めています。対話型鑑賞の(基本的な)ファシリテーションと実技講師、一人二役できるのは少し珍しいかもしれません。

内容は子どもが楽しい内容は、きっと大人も楽しい を大切に、自分の作風に固執せず企画を考えたり、他の作家のサポートに回るような立ち回りも行います。

学校法人高澤学園 創形美術学校 非常勤講師
社会福祉法人 つみき 「のびのびのじかん」講師

留学生向け美術予備校や保育施設、老人ホームでも講師を行なっています。

主な実施ワークショップ
2022 「墨ジェクション」で鳥獣戯画を描こう! 」(KIPP中目黒)
   「作品タイトルを考えてみよう」「プチプチの向こう側 鑑賞ワークショップ」(だれもが文化でつながる国際会議)
   「本採用有 作品命名ワークショップ」(文京区シビックギャラリー)
   「観て、描いて、再発見 龍子を味わおう!」(大田区立龍子記念館)
2021  「箱を作って飾ろう!お宝シールと交換!」「展覧会の名前をつけよう!」「こどももにかえって字のない手紙をおくろう!」(Hertz Art Lab)
2020 日本文化体験工房vol.4「鳥獣戯画ワークショップ」(江戸川区総合文化センター)
2019 日本美術と遊ぼう! 新春「日本画ワークショップ」(Gallery fu)
先生の絵にラクガキしよう!、自分だけの鳥獣戯画を描こう!(弟子屈ArtINn)

川端龍子記念館での鑑賞&創作ワークショップ

ワークショップの記録はこちら もご覧下さい。


さいごに


最後までお読みくださりありがとうございます。
精力的に制作&発表しているので、展示にいらしてくださったり作品を購入していただくのはもちろん「見守る」という形でも応援して下さると嬉しいです。「こんな事いいのかな?」「全くの素人だけど......」といった些細な質問やご依頼なども受け付けます。

またワークショップ活動や美術教育、福祉とアートにご関心のある方・関わっている方々とも情報交換していけたらなと思います。

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