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鬱とスキンケア

お久しぶりです。
鬱のノリちゃん、略して鬱ノリです。お前鬱なのか?ノッてんのか?どっちなんだよ!という怒号が聞こえてきそうですが躁鬱です。あながち名前も間違ってないですね。

以前の記事から更新するといいながら、だいぶ時が経っていることからわかるようにだいぶ鬱期間が長くなってしまい今日に至ります。

それでも徐々に回復してきたので記事を書こうと思います。

今日のテーマはタイトルからも分かるように「鬱とスキンケア」です。ァ?喧嘩売ってんのか?心身の状態が悪いのときにスキンケアなんてしてる余裕ねぇんだわ。と思ったあなた正解です。鬱とスキンケア。それは、火と油のように相性が悪く、国から対義語として認定されても良いくらいにはご縁がない言葉です。

実際、私も鬱っぽい期間は顔を洗う、歯を磨くという最低限ことすら億劫、ぶっちゃけお風呂も入れません。メッチャ汚いです。あぁ〜汚いな~人権ないな~もういっそ死…と思うことの無限ループです。

私の鬱とスキンケア

しかし、キレイにしたら自分もスッキリする、少しでも気分の切り替えができることも知っているのです。私は摂食障害というものを持っており、それは自身の醜さを軽減するために始めたダイエットも起因となっていると実感しています。今の過食傾向になる前の時期は、ダイエット、美容に奔走する日々で、毎日全身マッサージ、脅迫的なほどのスキンケア、長時間のバスタイム、化粧をしなければ少しの外出さえできない…など徹底的に時間を自分の容姿のマイナスを少しでもプラスに変えるために費やしていました。(まぁ…そこまでしても下の下の容姿で、挙句の果てには心まで汚れてしまったのですがね…トホホ…)

初めは、マイナスからプラスに自身が近付いている気がして、その時間も楽しくしあわせだったのですが、いつしかそれは自分の中で「タスク」=しなければならないこと、できなければ自分が自分でなくなる縛りと化していました。このタスクになっている過去のトラウマが今に残っているのも多少あります。そしてそれが、ある日プツンと切れたとき、現在のように何もできなくなってしまいました。徐々にできなくなるのではなく、全くパッタリできなくなるのです。

お風呂に関しては、特に拷問のような時間で、文字通り泣き喚きながら、叫びながら、風呂場にある洗剤類をすべて飲み尽くしてこの場で死んでやろうかと思うほどです。なぜなら、自分の「現実」と向き合わなければならないから。あんなに努力して痩せて、なりたかった体以上に細くなっていたのに、こんなにブクブク太って丸々して肉割れがいっぱいの現実が鏡に映し出されると、精神が本当に崩壊します。そんなことで?と思いますよね、いやほんとそうんです。「そんなことで?」なんです。痩せる、美しくなろうと命をかけていた当時は自分の体はもはや美術品でそれを壊されることは死刑に当たるほどの犯罪行為といっても過言ではないんです。

長くなりましたが、ここまでは私のスキンケアへの考え方と道のり。

鬱でもスキンケアするためにどうしようかしら

とは言いつつも、心が荒んでても、身をキレイにはしなくてはいけないし、自分もしたくなる。臭いと人に迷惑かけるし、かゆいと自分が嫌になってくる。どんどん陰気にもなります。

最近は私もやっと精神がブレてても、スキンケアしよか…と思えるようになってきました。いや…スキンケアという高尚なものではありません。「水遊び」程度のものです。これでも成長と捉えるのが恐ろしいですよね。

しかし、冒頭にも言ったとおり、鬱のときは洗面台に行くことさえ億劫。そこでそれを乗り越えるために私は、洗面台に楽しみを置くことにしました。まぁ普通のことなんですけど…

例えば、ちょっと高めの洗顔料とか石鹸、マッサージジェル、自分が好きないい香りのするもの…などを買いこんでおくことにしました。色んな種類のものを買い込むのがオススメです。シャンプーだったらトラベル用の小さいやつをいろんな香りとか効能とか違う種類のやつ、化粧水とかでも。めちゃ金かかる!やん!って思いますが、私にとって「タスク」を「癒やし」にすることが、最低限のことをできるようにするための、人権を得るための手段なんです。

これらを泣きながらでも使うと、香りに癒されたり、肌のざらつきが取れたりして、ちょっと、ほんのちょっとでも穏やかになれます。これがまたタスク化する入口になったりしないかななんて考えたりもするけど、やっぱりここに癒やしを求める自分は、根底に今でも恥ずかしながら「美しくなりたい」という思いがあるのだろうなと感じます。外見への執着は、なかなか剥がされることはないのだろうなと悲しくもなります。


スキンケアしても自分が思い描く美人にはなれないけどマインドはちょっと浄化さてるわよという記事でした。

もし、需要があれば私が鬱時にテンションが上がるスキンケア用品とかオススメのものを次回紹介させて頂きたいです。(ない)

生きていくにあたって当たり前なんて1つもないのね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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久しぶりにノリスケさんクソコラ作った とても雑

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