新国立劇場「初台アート・ロフト」

東京 初台にある新国立劇場のギャラリー「初台アート・ロフト」。アート空間であると同時に…

新国立劇場「初台アート・ロフト」

東京 初台にある新国立劇場のギャラリー「初台アート・ロフト」。アート空間であると同時に、文化資産である衣裳の修繕・保存活動もしています。職人技術を紹介する「いま、ここ」、文化を思考する主催イベント「ボトルメール」なども発信中。新たな視点で文化芸術を捉える基地になるべく変身中です。

最近の記事

新国立劇場 【7月イベント】『 針と糸で繋ぐ未来への扉展』クリエイティブチームによるワークショップ~”花のブローチ”をつくろう~

初台アート・ロフト『針と糸が繋ぐ未来への扉展』のクリエイティブチームによるワークショップを開催します。 花びらと葉っぱの刺繍がされたオリジナルキットを用いて針と糸で縫い合わせてお花のブローチを作ります! 参加希望の方は下記のリンクよりお申し込みください。 今回の展示では、色鮮やかな花や蔦のモチーフが空間を飾っており、各コーナーにエッジを効かせています。すべて約2000枚の花びらと約1500枚の蔦の葉は、ストレッチ布地を縫製してつくり、針と糸の手仕事により仕上げたものです。

    • 【7月告知】2024夏 オープンシアターのお知らせ

      新国立劇場5階 情報センターでは、夏のオープンシアターを開催中です。 夏の暑い日に涼しいビデオシアターでゆっくりとオペラやバレエ、演劇作品を鑑賞しませんか?夏休み期間には、キッズ オープンシアターも開催いたします。大画面で作品を堪能できるまたとない機会です。ぜひお越しください! ■オープンシアター 詳細 【会場】新国立劇場5階 情報センター 【入場】無料(出入りは自由です) 【時間】ウイークエンド・オープンシアター:11:00~18:00 水

      • 【6月イベント】2024夏:新国立劇場オープンシアターのお知らせ

        新国立劇場 5階の情報センターでは、6月8日(土)より、週末と水曜日にオープンシアターを開催いたします。劇場オープンスペースで開催中の「新国立劇場 初台アート・ロフト」の展示作品の舞台記録映像のほか、劇場所蔵のDVDコレクションも上映いたします。ビデオシアターの大画面で鑑賞できるまたとない機会に、ぜひお立ち寄りください。 ■オープンシアター:詳細 【会場】新国立劇場5階 情報センター 【入場】無料(出入りは自由です) 【時間】ウイークエンド・オープンシアター:11:00~

        • 【新国立劇場 初台アート・ロフト】 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアー③

          劇場内をゆっくりと散策できる”おすすめのルート”で、「新国立劇場 初台アート・ロフト」の衣裳展示をご紹介していく『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアーは、今回が第3回となります。 ■前回のWEBギャラリーツアーはこちらから 今日は、3階東ギャラリーのご案内です。 全ての展示を見終わるまで、あとわずか。 まだまだ見応えのある衣裳展示は続きます。それでは参りましょう! まず始めは、オブジェ・スペースです。 ここは、石膏像、装飾モチーフ、植栽だけで空間がデザイン

        新国立劇場 【7月イベント】『 針と糸で繋ぐ未来への扉展』クリエイティブチームによるワークショップ~”花のブローチ”をつくろう~

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアー②

          劇場内をゆっくりと散策できる”おすすめのルート”で、「新国立劇場 初台アート・ロフト」の衣裳展示をご紹介していく『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアーは、今回が第2回となります。 ■前回のWEBギャラリーツアーはこちらから 今回は、【3階西ギャラリー】の各ブースの展示空間や衣裳のみどころと 5階情報センターで体験できる『初台アート・ロフト「みる」「よむ」』から展示衣裳の演目や作曲家にちなんだ書籍、映像作品もあわせてご紹介します。 それでは出発していきましょ

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアー②

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアー①

          「アートはいつもあなたの中にある。」新国立劇場のギャラリースペースである公開空地で開催中の「新国立劇場 初台アート・ロフト」。空間をアートとしてクリエーションすると同時に、貴重な舞台芸術を文化資産として修繕・保存することにも力を入れています。 「新国立劇場 初台アート・ロフト」は、時空を超えた人生の旅を構想する屋根裏部屋 前回までは「初台アート・ロフト」の概要や、展示に使われているマネキン制作の手仕事の様子をご覧いただきました。いよいよ今回からは現在開催中の『針と糸で繋

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展 WEBギャラリーツアー①

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】マネキン工房のモノづくり~株式会社七彩のアトリエから~

          本記事は、2021年2月に新国立劇場「初台アート・ロフト」ウェブサイト上で紹介したものに一部加筆・再構成しました。 ”かわいい” も ”かっこいい” も、時代によって変わってしまいます。本当に”良いもの”を長く使う、そのためには価値を見抜く目が必要なんです。 国内外を問わず幅広くマネキンを製造されている、株式会社七彩さん。 新国立劇場では、1997年開場後間もない頃から展示用にマネキンを揃えてきました。それらのマネキン製作を手がけていただいたのが株式会社七彩さんです。オペ

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】マネキン工房のモノづくり~株式会社七彩のアトリエから~

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】『ホフマン物語』衣裳修復プロジェクト

          衣裳は時を超えて語りかける、世界中に広がる”アーカイブ”という願い。 「新国立劇場 初台アート・ロフト」のキュレーター、衣裳作家の桜井久美さんは、新国立劇場で上演されたオペラ『紫苑物語』(2019年)に衣裳スーパーヴァイザーで参加されました。本番後、劇場ギャラリーに展示した衣裳を見ていた時に、ふと目に留まった『ホフマン物語』のジュリエッタのドレス。これをきっかけに『衣裳修復プロジェクト』が動き始めました。 衣装が作られた当時を想像しながら調べていくと、一枚の衣裳が本当にい

          【新国立劇場 初台アート・ロフト】『ホフマン物語』衣裳修復プロジェクト

          新国立劇場 初台アート・ロフトとは?

          『アートはいつもあなたの中にある。』 初台アート・ロフトは、時空を超えた人生の旅を構想する屋根裏部屋です。 新国立劇場のギャラリースペースである公開空地は、2019年7月に「新国立劇場 初台アート・ロフト」という名前で生まれ変わりました。過去公演の衣裳を展示するだけでなく、空間全体をアートとしてクリエーションすると同時に、貴重な衣裳を文化資産として修繕・保存することにも力を入れています。また、衣裳展示だけでなく、ギャラリースペースを利用したワークショップや講座なども開催し、文

          新国立劇場 初台アート・ロフトとは?

          【屋上庭園】ツツジが満開です!

          情報センターの入口前に「屋上庭園」があるのをご存知ですか?エレベーターを5階で降りると、左に階段があります。 そこを出ると、緑の芝生が広がる庭園があります。 春は陽気もよく、外で時間を過ごすには絶好の季節です。 ゴールデンウイークを迎える今週末、庭園を囲むツツジが満開です! お散歩がてら、都心で小さなお花見をしませんか? 新国立劇場 屋上庭園:利用案内 開室時間:10:00~18:00 エレベーターで5階へお越しください。 休園日:原則として、第一月曜日は閉園 ※飲食・

          【屋上庭園】ツツジが満開です!

          Hatsudai Art Loft - Exhibition: With Needle and Thread, Connecting to the Door of the Future

          We are delighted to announce that Hatsudai Art Loft's new exhibition "With Needle and Thread, Connecting to the Door of the Future " is on display in our open space from April 2024 to late August 2024. "Hatsudai Art Loft" is a space where

          Hatsudai Art Loft - Exhibition: With Needle and Thread, Connecting to the Door of the Future

          2024年春 初台アートロフト 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展-With Needle and Thread, Connecting to the Door of the Future-

          時空を超えた人生の旅を構想する屋根裏部屋「初台アート・ロフト」。 アート作品である舞台衣裳に光を当て、新たな物語を創造します。2019年にスタートした「初台アート・ロフト」は、「ファンタジー展」 「パラード展」 「生命の木展」 「神話への旅展」 「想像力と技-素材と型-展」 「時空をこえて展」 「奇想空間展」など様々な切り口から舞台衣裳の展示を実施してきました。今回は、『針と糸で繋ぐ未来への扉』と題し、舞台衣裳と空間デザインから広がる世界=宇宙の表現を試みています。 宇宙の

          2024年春 初台アートロフト 『針と糸で繋ぐ未来への扉』展-With Needle and Thread, Connecting to the Door of the Future-

          【情報センター閲覧室】『椿姫』特設コーナーのご紹介~時空を超えて ヴィオレッタの生きたパリへ~

          新国立劇場で2022年3月に上演の『椿姫』にあわせ、情報センター閲覧室ではパネル展示や書籍展示を実施しております。 演出家ヴァンサン・ブサール(Vincent Boussard)がこの演出を通じて伝えたいメッセージとは何か、作品の舞台となった19世紀の時代背景や、ヴィオレッタのモデルとなった女性とともにご紹介します。また、歴史的な『椿姫』にまつわる演出家や歌手についての資料も公開いたします。 公演情報はこちら オペラ『椿姫』 オペラ『椿姫』の原題『ラ・トラヴィアータ(La

          【情報センター閲覧室】『椿姫』特設コーナーのご紹介~時空を超えて ヴィオレッタの生きたパリへ~

          【新国立劇場情報センター閲覧室】初台アート・ロフト「生命の木展」書籍・パネル展示「ようこそ、精霊たちがいざなうおとぎの世界へ」コーナーのご紹介

          ―ようこそ、精霊たちがいざなうおとぎの世界へ― 2021年12月より新国立劇場にて開催中の初台アート・ロフト「生命の木展」にあわせ、新国立劇場情報センター閲覧室では、書籍・パネル展示「ようこそ、精霊たちがいざなうおとぎの世界へ」を開催しています。 →舞台衣裳展示「生命の木展」についてはこちら ~画家たちが描いた名作童話 挿絵パネル展示~ アンデルセン童話集/グリム童話集/ペロー童話集 イソップ物語/ルイス・キャロル/シェイクスピア ほか アーサー・ラッカム/ウォルタ

          【新国立劇場情報センター閲覧室】初台アート・ロフト「生命の木展」書籍・パネル展示「ようこそ、精霊たちがいざなうおとぎの世界へ」コーナーのご紹介

          初台アート・ロフト『生命の木展』:まもなく上演のオペラ『さまよえるオランダ人』『椿姫』の舞台衣裳展示について/初台アート・ロフトご紹介ビデオ公開

          2021年12月より新国立劇場にて開催中の初台アート・ロフト「生命の木展」に関する追加情報をお届けします! →舞台衣裳展示「生命の木展」についてはこちら 2022年1月・2月オペラ公演『さまよえるオランダ人』の衣裳をただいま展示中!―3階西ギャラリーにて 本展では2022年1・2月公演のオペラ『さまよえるオランダ人』にてオランダ人とゼンタが着用するものと同じ衣裳を展示しています。 オペラ『さまよえるオランダ人』は、永遠に海をさまよい続ける呪われた運命のオランダ人船長を

          初台アート・ロフト『生命の木展』:まもなく上演のオペラ『さまよえるオランダ人』『椿姫』の舞台衣裳展示について/初台アート・ロフトご紹介ビデオ公開

          新国立劇場 初台アート・ロフト 新・舞台衣裳展示『生命の木展』開催

          ― 生きているものすべてのなかに神秘がある ― 古来より人間は動物や植物によって生かされてきました。彼らは人々の暮らしを助け、精神世界に影響を与え、多くの絵画や物語のモデルになりました。また、彼らは神話や寓話、おとぎ話に現れ、人々を諭し、励まし、この世界の神秘について語ります。 そうした神話やおとぎ話の世界は、多くの文学、美術、演劇、オペラ、バレエにもとりあげられてきました。 この度の『生命の木展』では、新国立劇場で上演された舞台作品に現れた動物、妖精や精霊たちに光を当て

          新国立劇場 初台アート・ロフト 新・舞台衣裳展示『生命の木展』開催