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初台アート・ロフト『生命の木展』:まもなく上演のオペラ『さまよえるオランダ人』『椿姫』の舞台衣裳展示について/初台アート・ロフトご紹介ビデオ公開

2021年12月より新国立劇場にて開催中の初台アート・ロフト「生命の木展」に関する追加情報をお届けします!

→舞台衣裳展示「生命の木展」についてはこちら

2022年1月・2月オペラ公演『さまよえるオランダ人』の衣裳をただいま展示中!―3階西ギャラリーにて

本展では2022年1・2月公演のオペラ『さまよえるオランダ人』にてオランダ人とゼンタが着用するものと同じ衣裳を展示しています。

オペラ『さまよえるオランダ人』は、永遠に海をさまよい続ける呪われた運命のオランダ人船長を、乙女ゼンタの愛によって救う物語で、ワーグナーの出世作。「愛と自己犠牲による救済」は本作以降、ワーグナー作品に共通するテーマとなっていきます。

衣裳デザインは舞台、コマーシャル、雑誌、映画、TV、ポスターなど多くのコスチューム・デザインを手がけているひびのこづえによるものです。
舞台上の衣裳をあらためてご覧いただけます。

公演情報はこちら

ゼンタとオランダ人


2022年3月オペラ公演『椿姫』ヴィオレッタの衣裳をただいま展示中!―1階メインロビーにて(2022年2月15日更新)

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ヴィオレッタが第1幕に着用するものと同じ衣裳を間近でご覧いただける貴重な機会です!

展示期間:2022年2月15日(火)~3月21日(月)まで

オペラ『椿姫』の原題『ラ・トラヴィアータ』とは「道を踏み外した女」という意味で、パリの"裏"社交界(ドゥミ・モンド)に住むヒロイン・ヴィオレッタの虚構の日々と純愛とを鮮烈に描いたヴェルディ中期の作品。

衣裳デザインは本プロダクションの演出家でもあるヴァンサン・ブサールが担当し、パリの工房で製作されました。男性の衣裳は歴史に忠実なデザインであるのに対し、女性は多彩なデザインで役の人物象と、19世紀の女性の思いを物語ります。

このヴィオレッタの衣裳は、逆さまの花をイメージしたもの。印象的なバラ色と黄緑色のドレスは、鮮やかに発色するよう、こだわりのプリントが施されています。「ヴィオレッタをその時代のパリの象徴として描きたい」という演出家の思いが込められた衣裳をぜひこの機会にご覧ください。

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2015年『椿姫』公演写真より

初台アート・ロフトとは。「生命の木展」ご紹介動画はこちら。

初台アート・ロフトは、2019年のプロジェクト発足以来、2回の舞台衣裳展示「ファンタジー展」「パラード展」を行ってまいりました。

こちらの動画では、最新「生命の木展」を含む、これまでの活動内容と歩みをご紹介いたします。

参加型企画「生命の木のドレス~みんなで一緒にドレスをつくろう~」の告知も公開いたします!

動画はこちら

参加型企画「生命の木のドレス~みんなで一緒にドレスをつくろう~」ご案内 ※ただいま休止中

段ボールで作られたドレスに布を貼り、生命の木のドレスを完成させましょう!劇場にお立ち寄りの際はぜひご参加ください!
本企画はただいま休止中です。再開時に改めてご案内いたしますので、いましばらくお待ちください。
なお、こちらのコーナーには、ただいまオペラ『椿姫』のヴィオレッタの衣裳を展示しております。(2022年2月15日更新)

場所:1階メインロビー
期間:2022年3月中旬まで開催予定。
(布がなくなり次第終了となります。また、状況に応じて休止させていただく場合がございます。)
参加:どなたでも(ご自由にご参加いただけます。)
入場無料・撮影可。

参加企画

お問合せ
新国立劇場 情報センター
〒151-0071 東京都渋谷区本町1-1-1 ☎03-5352-5716

 



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