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男性諸君、生理の話をしようではないか

このタイトルをポチっと押してくれた男性諸君。とてもジェントルマンだね☆少し勇気がいったかもしれないが、そんな心優しきジェントルマンたちの!!!力に!!!私はなりたい!!!

こんにちは、北町ひだりです。
タイトル通り今回は生理について書くのですが、女性に向けてではなく、パートナー(もしくはご家族など)の生理でどう対応していいかわからない、理解したいけど理解が難しいと悩んでいる男性に向けて記事にしました。

SNSでちょくちょく見かける「生理時の神対応」とか「女性から訴えられる辛さ」とか女性目線での生理について話されてもイマイチ理解できねええええええええって方も多いのではないでしょうか。わかるよ。
だって男性の股間を蹴り上げられた時の痛さは私にはさっぱりわからないもの。
でも、大事な人のためになんとかして理解したい!そんなジェントルマンたちよ、私に任せな。

少し長いがジェントルマンなら大丈夫!レッツゴー!

1.生理ってなんやねん

そこから?!って感じですけど、まぁ落ち着いて。保健体育の授業で1回くらいはやったであろうが一応、書いておきます。おさらい程度に読んでおくれ。

生理(月経)とは
専門用語はわっかりづらいので要約しました。
生理の本当の名前は月経と言い、月に1回ほどある子宮のお掃除みたいなもの。妊娠のために子宮へ必要なものを用意したけど、妊娠がないから必要ないのでポイするって感じ。
期間についてはだいたい1ヶ月に1回1週間くらい
 ※個人差があって1ヶ月に2回くる人もいれば、1回あたり10日以上続く人もいます。
排出量については1回あたり平均で20ml~140ml(差がすごくない?)
瓶のオロナミンC(120ml)ちょっとくらい
だと思えばわかりやすいかな。
 ※これも個人差あるので量が少ない人もいれば多い人も。
あと生理って真っ赤なので全部血液と勘違いされるけど、実は血液以外にも子宮体組織液なども混ざっていてこれも個人差はあるけど血液は平均で40%ほどだそう。

2.生理になったらどんな症状があるん?

生理の仕組みについてはまぁわかった。じゃあ、生理になるとどういうことが起こるのかっていうのが次の話。多分これだけじゃないんだけど、大半の人が当てはまるであろう2つだけ今回は書きます。

1.生理痛
よく聞くであろう生理痛。生理痛がなんで起こるかっていうのは長すぎるしわかりづらすぎるので今回は割愛させてちょ。
生理休暇なんていうのがある会社もありますが、だいたい生理痛が原因。
これね、皆さんが思っている以上に厄介なんですよ。
なんでかって?同じ女性でも全くない人もいれば、動けなくなるくらい辛い人もいるし、生理痛が起こる日もあれば起こらない日もあるから。
不規則すぎてなんやねん!って思うよね。わかる。私たちが一番なんやねん!って思ってる。
わかりやすい例をあげるとすれば、片頭痛。我慢できる程度の痛さもあれば、薬飲んで寝て安静にしたい痛みもありますよね。頻繁になる人もいればすっごい稀になる人もいるでしょ。あれとすごく似ていて痛みの種類は違うけれど、痛みの度合いについては結構近しいと思います。
ちなみに痛みについては鈍痛です(雑)

2.PMS
急に謎の単語出てきたけど焦らないで大丈夫よ、ジェントルマン。
PMSとはPremenstrual Syndrome(プレメンストラルシンドローム)の略で日本名では月経前症候群と言います。
上記の生理痛についてもこのPMSに入りますが、生理前(生理の1週間から3日前)~生理中の心身の不調も指します。
 ・主な体の不調
  胸の張りや痛み、肌荒れ、体重の増加、腰痛など
 ・主な心の不調
  些細なことでイライラする、落ち込みやすくなる、ぼーっとするなど
  ※一例なので詳しく知りたい人はPMSと調べてみてね。
このPMSもかなり個人差や時期などでも差があるけど、いつもならスルーできることも小さいことでイラついたり、すごく落ち込んだり、悲しくて泣きだしてしまったりするのがPMSの特徴です。
鬱などの経験をされたジェントルマンは理解が早いかもしれない。経験のない方は思春期の頃を思い出してみて。母の心配や小言やちょっとしたことでイライラしたりした反抗期ってありませんでしたか。一緒とは言いませんが、それに近しいイメージで心が繊細になっている時期だと思ってください。

ただし、心の不調が強く生活に支障をきたす場合はPMDD、生理期間の日常生活が送れないほどの不調(吐き気や寝込むほどの痛さ)を感じる場合は月経困難症と言いPMSとは別です。こういう場合はお医者さんに頼ろうな!

3.じゃあ俺らはどうすればいいんや

生理についてもどんな症状が起こるかについてもだいたい理解したけど、じゃあどうすればいいの?っていう本題です。
ジェントルマンが更にパワーアップジェントルマンになるための振る舞いについて。

1.痛み止めを常備しよう
お家に痛み止めを常備しておきましょう。
生理痛に特化したものもあるんだけど、やたらとピンクで強調された薬のデザインって手に取りにくくないですか?女性陣も結構思ってるんじゃなかろうか。
なので、男性も日常的に使えるバファリンとかロキソニンとか普通の痛み止めでいいのでお家に置いといてください。生理でお腹が痛いと言ったときは「薬あるけど、飲む?」と一言あるだけで安心できます。
2.家事は率先しよう
まぁ、この記事を読むジェントルマンたちは当たり前のようにやってると思うから飛ばしてもらっても構わないよ☆
腰痛などで立っているのも辛い場合もあるので、ジェントルマンが家事を率先して行いましょう。思っている以上に家事って立ったり腰を曲げたりする動作が多いので辛いんですよ。せめて、ご飯だけでも作って後片付けしてくれたら助かるのでクックパッドで簡単レシピで検索だ!

3.精神的な不安定さは共感と寄り添いと見守りがポイント

女性って男性が思っている以上に共感で生きてる生き物です。
これは完全に余談ですが、この間、女子大生くらいの集団がこれやばくない?!という一声を皮切りにやばい!え!やばい!と全員がやばいという単語だけで会話をしててめっちゃ面白かったんですけど、それくらい共感の中で生きてます。まじでやばいです。
でも、実際の辛さわかんねえし、共感なんてできねえーよ!って思うジェントルマン、そこで大事なのが寄り添いなんだぜ、ジェントルマン。

 3-1.落ち込みやすい場合
辛さはわかってあげられないけど、辛いんだねって寄り添ってあげることがポイント。それだけで安心するものなんです。
特にこの時期にひとりになりたいと言われたらひとりにさせてあげてください。イライラなどで周りの人を傷つけないため、もしくはちょっとした刺激で落ち込むことへの防衛です。元気になったらよく耐えたね~って褒めてあげるのもいいと思います。
 3-2.パートナーがイライラしやすい場合
相手がイライラしてる時って、どうしようもない感じありますよね。もはやジェントルマンではなく仏になるしかないような気もするけども。
実はこの生理のイライラって女性は気づいてるんだけど止められないジレンマも感じている場合がかなり多い
今日やたらとイライラしがちだな~、生理前か~みたいな。そして、そんな自分に自己嫌悪する。これあるあるです。
なので、この時期はこの時期だけは少しイライラしているパートナーを見守るという気持ちでそばにいてあげてほしい。
イライラしたくてしてる人ってたぶんいないと思うんですよ。なので大半の人が、なんであんなに怒っちゃったんだろう、イライラしちゃったんだろうって落ち込んだりします。
この時期はイライラしたくないのにどうにも抗えない時期です。
なので、イライラしたくないのにイライラに勝てない時期なんだと思ってどうか温かく見守ってあげてください。
自分も忙しくてそんな心に余裕がないしこっちも嫌な気分なんだ!というジェントルマンもいると思うので、そういう時期は女性同士で遊びに行くのを優先してもらったり、パートナーが気晴らしになることを提案してみましょう。

3.もう最終奥義じゃあ!!
上記がダメそうなジェントルマンたちに向けての最終奥義はこの記事をパートナーに見せるです。は?って思ったでしょ。思ったよね?落ち着くんだジェントルマン。
一番大切なのはあなたが大事な人の苦しさを理解したいと思ってることです。ここに書かれた例は一例にすぎず、女の身体を持って生まれた人全てに当てはまるわけではないでしょう。なので、この記事を見せて「理解しようと努力したけど、あなたへの適切な行動がわからなかったからどうしてほしいか教えて」と伝えること。そして、パートナーにときちんと話し合ってみることが大事です。答えがなかなか決まらないかもしれませんが、手探りでもいいので話し合うことが大事です。
なぜなら、私たちは他人であり完全に理解しあえるのは難しいから。
もう一度言いますが、大事なことはあなたがパートナーを思うその気持ちです。

これを見せてもらったレディーへ

こんにちは、素敵なレディー。北町ひだりと申します。
突然ですが、男性が興奮状態じゃなくても勃起するのをご存じですか?女性の大半は勃起=性的なことを考えていると思いがちですが、極度な疲労やストレスでも勃起は起きやすいと言われています。
いきなり何を言うんだと驚かれたかもしれません。それと同時にへぇ~っと思いませんでしたか?私はこの記事を書くまで知りませんでした。
わからないことをわからないまま終わらせるのはとても簡単です。ましてや男女の身体的なことなんか尚のこと。
ですが、あなたのパートナーはこの記事をクリックし、一通り目を通してきっとあなたに見せたのだと思います。それは少し勇気がいったかもしれません。大事なあなたのことを理解したいという愛ある行動だと思います。
性の話は恥ずかしいかもしれませんし、うまく伝わらないかもしませんが、あなたにとってどういう対応がベストだと思うか、伝えてあげてください。素敵なレディー、あなたを大切にしてくれるとても素敵なパートナーに巡り合えましたね。大丈夫、きっと素敵なお二人ですからいい道が見つかるはずですよ。

最後に

これを読んでくださった方はとても勇気がいったかなと思います。少し恥ずかしい気持ちもあったかもしれませんが、あなたがこの記事を読んだ行為は決して恥ずかしいことではありません。何も間違っていないし、本当に素晴らしいことだと思います。思いやる気持ちを持った優しい方たちの関係性がよりよい方向へ進む手助けになれたら幸いです。
皆に幸あれ!

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