鎌田奈緒美

SIer系人材育成の会社で永年勤続したらワーママとしてしか見られなくなったので、外資ユ…

鎌田奈緒美

SIer系人材育成の会社で永年勤続したらワーママとしてしか見られなくなったので、外資ユニコーンに転職。1年せずポジションがなくなり、在宅フリーランスも経験したが、組織で動く楽しさが忘れられずVALT JAPANへ。鎌倉で新しい職場を作っている。

最近の記事

辛かったときに自分が必要とした人

早産で救急搬送され、総合病院で緊急帝王切開した経験を持つ。息子は破水から4時間後に生まれ、それから3週間NICUでお世話になった。 「妊娠は病気ではない」とは言うものの、母子共に元気で退院させるために医療従事者の並大抵ならぬ研鑽と努力があることを知った。入院生活中は看護師が寄り添ってくれたのがありがたかったし、さらには先輩ママさんから思いがけず励まされたこともあった。 夜勤のNICUナースからかけられた言葉 抱くこともできない管だらけの息子を見て、保育器の前で泣いてしま

    • クラウドファンディングに賛同した

      READYFORからメルマガが届いて何の気なしにスクロールしていたら、目に留まったプロジェクトがあった。 読みながら、「そうそう」と頷くことしきり。 私が普段関わる人たちは社会人経験があったりなかったりするが、1、2名を除いてフリーランスとしての働き方は初めてなので、実績を一から作るところから始まる。民間企業への営業や案件の進捗管理・品質管理などは私たちがするので、一定のレベルをクリアして登録したワーカーたちにとっては継続的に仕事がもらえて安心して働ける場としてきた。 し

      • 仕事で100点をもらえるか

        以前書いた文章が出てきた。 小1の息子から聞かれた。 「おかあさんのしごとでは、どうしたら100てんもらえるの?」 それはね、とても難しいことなんだよ。 100点を取るのは、ちゃんと学校を出て大人になっても、難しい。 学校のお勉強では、先生が問題を出して、全部正解したら100点をもらえる。 その問題というのは、授業で勉強して、毎日宿題をしていれば、みんな正解できるように作られている。 会社の仕事はそうじゃないんだ。 まず、みんなに同じ問題が出されない。 お母さんに

        • 「障がい者」や「就労困難者」をどう訳すか

          〜社内Slackに投稿したのを一部改変・加筆して転載〜 表記へのこだわり私には、NVDAというスクリーンリーダーを使っていた時期がある。「障がい」と表記されると「さわりがい」と間違って読み上げられるので、「障害」と表記することを好んでいた。「ひらがなにすべきだ」「いや、障碍だろう」との主張を蔑ろにするつもりはなく、実用性のためだった。 今は会社の表記に従って「障がい」を使うようにしている。もっとも、「障害者手帳」「障害者総合支援法」「鎌倉市障害者二千人雇用センター」などの成

        辛かったときに自分が必要とした人

          嬉しい再会

          15歳からの友人たち4人と会った。 高校で同じ部活に所属して大きなイベントも日々の練習も共に乗り越え、大学ではそれぞれの学科で学びながらも7年間同じキャンパスに通った仲間だ。 私は人付き合いが上手ではない。一足早めの結婚と出産でライフスタイルが大きく変わってからは余計に億劫になってしまい、旧友たちとは積極的に連絡を取れていなかった。今回の集まりだって、友人が発起人となって実現したのだ。私よりも小さな子どもがいるのに、企画が上手なもので、すっかり任せきりにしてしまった。 場所