10.このクラウドファンディングの社会的意義について
〜はじめに〜
1月29日に公開されましたMayprill Recordsによるクラウドファンディング企画についての僕の思いを書き綴っていきます。1日3つほど上げていく予定が、しばらく前の文章のため色々手直しなどをしていて更新が遅れてしまいました。申し訳ありません!
いずれもちょっと頭でっかちではあるので、表現が少し怖いんですが、興味ある方はよんでみてください。クラウドファンディングのイメージとしてある「社会貢献」そうした要素がこのプロジェクトにあるかについて考えてみました。
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このクラウドファウンディングの社会的意義について
クラウドファウンディングには、広く支援を募るという特性上、社会的意義が必要だったりします。ここまで読んでくださった方には伝わると思いますが、このプロジェクトの意義はそれなりに大きなものがあると思っています。あくまで成功すればの話ですが、、。しかしあくまでそれは後付けかもしれません笑。
僕は、Emeraldの魅力を少しでも広げたいのと、価値を感じる人にしっかりと届けること、活動に興味を持って参加してもらうことが目的で、何より中野自身の震えるほどのワクワクの為にこの企画をやっているようなものです。
でもあえて言うなれば、、。
「若い時から音楽を志して、一生懸命頑張ってメジャーデビューを果たし、紅白歌合戦に出る」
そうしたシンプルな成功例を求める人しか、音楽を世に問うてはいけないのだろうか?作品を残してはいけないのだろうか?という大きな問いに対し、新しい音楽のあり方、残し方、広がりを、「社会」に提示することができると考えます。これも成功すればですが。。
自分がやってみたいこと、どんなに小さいことでもただならぬ本気なことのために、声をあげて協力を求めてもいい
そうしたことの実績になれば、様々な人が自分のやりたいことを言い訳せずに挑戦できるようになっていくかもしれない。
そんなことを思っていました。
ミュージシャン達や業界内の感度の高い人は、自分で自分にあった音楽を探し、愛し続けることができています。もちろん普通の生活をして音楽と関わる仕事をしていない人にもそうした人は増えています。
僕らは不思議とそうした人たちから、「もっと活躍してくれ」「もっと広告費出して売り出してくれ」「早く売れてくれ」「フェスに出てくれ」そんな風に言われ続けながらも、自主でコツコツとやっていくしかないのでそうしてきました。
申し訳なさと、悔しさの中でその想いの全てを、結局は音楽に変えるしかなかったんです。そうした声をかけてくれた人達の中に、いつもCDを買ってくれたりライブに来てくださる人の中に「同じように思っている人がこんなにいたんだ!!」という感動をあげたい。
そうした悩みを持つ才能に溢れたアーティストやそのアーティストを愛するレーベルマンやファン、全ての人に、このプロジェクトの成功が小さな光、可能性となってくれたら、副次的なものとして大変素敵なことだと思います。
何をしても笑われ批判され、馬鹿にされる世の中ですが、僕の周りにはそういう人はいません。きっと僕のこの長い話を楽しんで読んでくれる人がいることも知っています。
僕はそういう人たち一人一人と話がしたいんです。
いろんな話を。
僕はミュージシャンとしてではなく、一番のEmeraldファン、一人のレーベルオーナーとしてこの企画の成功に尽力します。こうした社会活動を通じて、Emeraldの音楽を知ってくれたり、大事に聴いてくれたり、手伝ってくれたりする人が現れてくれたら、それはとても嬉しいことです。扉はいつでも開けています。そのことを伝えることが真の目的です。
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【noteのサポート機能について】このnoteではサポート機能を使ってレーベル代表中野に直接支援を送ることができます。もしも支援をいただけた場合は、レーベル運営、主にバンドやレーベルのインフラ面の充実に使用させていただきます。しかしながら、プロジェクト期間中は、可能な限り、Muevoからの支援が嬉しいです。
温かなサポートは他のノートのサポート始め、外で書く際のコーヒー代などに当てさせていただきます。