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ピュアハワイ・コナコーヒー(銀座・トリバコーヒー)

今日は太平洋のど真ん中、ハワイからやって来たコーヒーのお話です。

コーヒーの旅

みんな大好きハワイ。どのくらい好きかと言うと、ハワイのインバウンド客のうち約5割が日本から(2015年の資料で古くてごめんなさい)。

太平洋のリゾート地のハワイですが、エチオピアからどうやってコーヒーの種が持ち込まれたのでしょう。なぜかコーヒーが栽培されています。

渡り鳥が運んだ?なんて想像していたら、どうも人が持ち込んだようです。

初回が1817年。スペイン人が持ち込みましたが、拡大生産するには至らず。1825年、カメハメハ大王がロンドンからブラジル経由で戻る際に、コーヒー豆に出会い、持ち帰ったとか。持ち帰った種はエチオピア産アラビカ種だそうです。この時、カメハメハ大王はロンドンで亡くなっており、お付きの人が持ち帰ったことになりますね。オアフ島で栽培を開始。続いて1828年に宣教師がハワイ島等に持ち込みました。

もう一方は1892年にサトウキビ農家がグアテマラから豆を持ち込みます。こちらの方が収穫量が多く、ハワイでのコーヒー生産は、この豆が流行ることになりました。

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この画像はGoogle mapで空から見たコーヒー農園の図。周りは溶岩でゴツゴツした場所がたくさんある中、緑で覆われています。

グアテマラからやって来た豆ですが、ここから、日本に向かいましょう。

トリバコーヒーは自社農園をお持ちなので、正確な場所が分かるはずなので、また今度、教えて頂こうと思います。


コーヒー生産地域は、日本への直行便が無い地域がたくさんありますが、今回はとても簡単。コナ空港から羽田や成田に直行便があります。ホノルルを経由してゆっくりしてから日本に向かっても良いですね。

下の地図のハワイ島のなんたんの少し東から出発。赤色ピンの所のコナ国際空港へはここから来るまで一時間くらいあれば余裕で着くように思います。

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ハワイでコーヒーを作ると言うこと

この世界でも珍しい先進国でのコーヒー生産。ハワイは言ってもアメリカの国内です。一番気になるのは、生産コストです。原価で一番占めるのは人件費でしょうか。

アメリカ ハワイ州政府のニュースリリースを見ると、最低賃金は時給10ドル10セントだと言っています。8時間稼働で8,700 円ほど。ブランド化を進めて、高品質で、高可処分所得の皆さんがいらっしゃる市場に売り込むしか戦略は思い付きません。 

あっ、早速フェアトレードが気になり始めました。


お味

ローストは少し浅目に見えます。

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香ばしい豆の香りが力強く広がります。
程よい苦味、
酸味はほぼ無いのですが
すぐに消える程度の渋みが少しだけあります。
後味はとてもすっきりしていて、もう一杯飲みたくなります。

お求め

TORIBA COFFEE 銀座店

250g 5,000円

お店に行った時限定ですか、運が良いとコンビニコーヒーのSサイズみたいなのを100円で頂けるかもしれません。

コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。