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書くことはスポーツだ!

実は囲碁をスポーツとしてオリンピックの種目にという動きもあります。昨今ではeSportsの台頭も甚だしいですよね。日本ではまだそれらがスポーツかどうかが議論の的になりますし、商業主義的な部分でも議論が湧きおこったりもします。

基本的に神屋の立場は全てが商業主義で覆われるのは良くないと思いますが、今後も永く続いていく為にはもっと商業主義的に、事業・ビジネスとしても成立させ、リソースを賄っていく、投資が進んでいくようにする必要があると考えています。

自分たちのスポーツや活動が、事業として稼ぎ出す、NPO活動などの非営利活動であっても、人件費や経費、投資分は稼ぎ出せないと人も集まらないし、育成もできない、活動も思うことが実現できないことも多くなると思います。

noteやクリエイティブ活動もそうですよね。クリエイター個人としてもまずは生活の糧が得られないと続けるのは難しく、趣味で続けるとしてもそれは他のどこかで基盤を持っているからこそある意味「趣味」で続けられるわけで。

これが本業、事業となると必死になるのも当然と言えば当然です。その辺りもスポーツと共通しているように思います。スポーツは特別なようでいて、一般的なビジネスや活動となんら変わりはないと思います。日々の生活、仕事と比べても差異はないし、勉強とスポーツを対比させる必要もないと思います。どちらも大事で、どちらも必要。

ちょっとこちらも如何ですか?


そもそも「スポーツ」ってなんだろう?

こちらをご覧ください。
武蔵大学のスポーツ講義:基礎教育センターさんより

第1回 スポーツの語源

「スポーツと言えば?」と聞かれて思い浮かぶのは、サッカー・野球・バレーボール・バスケットボールなどだと思います。 しかし、中世のイギリスでは、スポーツは狩猟、乗馬、釣りを指していました。 また、現代では、囲碁やチェス、けん玉などもスポーツとして扱われています。 このようにスポーツの種目も時代によって大きく変化してきました。

ところで、Sports(スポーツ)の語源は、知っていますか?sport という語は 19世紀から 20世紀にかけて使用されるようになった英語です。その語源はラテン語の「deportare」です。 この語は、日々の生活から離れること、すなわち、気晴らしをする、休養する、楽しむ、遊ぶなどを意味しました。 そして「deportare」は中世フランス語では「desport」と呼ばれ、14 世紀にイギリス人が「disport」として使用し、 16世紀にsporte、またはsport と省略されて使用されるようになったと言われています。 このように言葉は変わっていますが、言葉が持つ意味として「遊ぶこと」の本質は変わっていません。 スポーツを通して遊び、楽しむことに時代は関係ないですね。

長くなりましたが、全文引用しました。

色々解説、解釈はあるのですが、「スポーツ」はある一定の条件のもとで・・・というのがあり、囲碁や将棋なども当てはまります。しかし、語源のdeportareで調べると、そのあたりも人によって説明が違ったり、解釈が違ったりしています。


では、もう少し近接しそうな「アート」はどうでしょう?

山下太郎のラテン語入門さんより

英語のアート(art)は基本的には「芸術」を意味し、語源であるラテン語のアルス(ars)の基本義とぴったり対応しない。たとえば、アーティスト(artist)といえば、「技術者」でなく「芸術家」の意味である。

語源とのずれを指摘されています。ここに出てくるキーワードとして、自然と人工物に対する考え方で、「人工物」をアートと説明されています。


さて、こうなると気になってくるのが「クリエイト」ですね。

研究社 新英和中辞典での「create」の意味

動詞 他動詞
1a〈神・自然力などが〉〈新しいものを〉創造する.
God created the heaven and the earth. 神天地を創造(つくり)たまえり 《★聖書「創世記」から》.
b〔+目的語+補語〕〈新しいものを〉〈…に〉創造する.
All men are created equal. 人はみな平等に造られている 《★米国独立宣言から》.
2a〈独創的なものを〉創作する; 〈新型を〉考案する.
create a work of art 芸術品を制作する.
b〈俳優が〉〈ある役を〉創造する,〈…の〉役づくりをする.
3a〈新事態・騒動などを〉引き起こす.
create a sensation センセーションを巻き起こす, 物議をかもす.
b〈印象などを〉与える; 〈評判などを〉立てる.
If you don't reply, you'll create the impression that you lack confidence. 返答しなければ, あなたは自信がないという印象を与えるでしょう.
4〔+目的語+補語〕〈人を〉〈貴族に〉列する.
He was created a baron. 彼は男爵に列せられた.
自動詞
1創造的なことをする.
I want a job where I can create. 私は何か創造的なことのできる仕事に就きたい.
2《英俗》 わめきたてる,騒ぎたてる; 苦情を言う.
【語源】
ラテン語「産む,育てる」の意; 名詞 creation,creature,形容詞 creative

念のため、全文引用しましたがさらっと見るだけにして頂ければ・・・

「〇〇を△△する」の〇〇がアートやスポーツが入り、△△にクリエイトが入りますね。クリエイターはそのかっこ内、全部を創造する人と解釈できるので、私が時々noteに書いている「表現の一部に体現」もあり、「クリエイターの一部がアスリート」だろうと考える根拠にもなっています。

「クリエイト=創造的な」で考えると、アートやスポーツも包括し、相当な広義に捉えることが出来ます。何かを創る人がクリエイター。これでnoteでは投稿者を「クリエイター」と呼ぶ根拠も解釈できますね。

ですので、閲覧されているみなさんもこのnoteで「クリエイター」と表記されているのでプロアマ問わず、表現する人:すなわち、このnoteに何かを書いたり、写真を載せたり活動する方を指すので、安心して参加くださいね(勝手にnoteを背負って宣伝です)

ということで

背景や色々なところで長くなりましたが、アートでも触れた語源と現代広く普及している英語でのアートにズレがあると指摘がありました。

そう考えると、スポーツにも語源とのずれがありそうです。ラテン語deportareに基づくと、表現すること自体が包括されており、「書くこと」も立派に「スポーツ」と言えそうです。

現在でもスポーツの本義は何かを考える人々は居て、語源にさかのぼって考えることが多くあります。ですので、「書くこと」もスポーツだ!は全く的外れではないと思います。そして、これに繋がります。「「お知らせ」が変わる時代に?」

書くことの中で「スポーツだ!」と言えるのはこうやって「楽しく」書いている場合、小説や詩やエッセイや、何らかの説明でも「楽しく」書いている場合のみでしょうか?違うと思います。

確かにビジネス文書や学術論文なども、ある「約束/制約/ルール」などに基づいていることでしょう。特定の人々にとっては、ああした方が読み易いということ。ですが、その特定のコミュニティで通用する「独自の文章」が一般的に読みにくく、敬遠されがちなのは確か。それぞれの独自の世界を繋ぐ役割に言語化があり、違う言語で活動していては接続が弱くなります。

そして、現在も、今後も恐らく一気に変革が来るでしょう。

如何に読み易く表現できるか?

上述の「「お知らせ」が変わる時代に?」もそこを指摘しました。読んで頂ける「お知らせ」が増えてくる。とりせつも、研究論文もビジネス論文も「伝えること」重視になってくると、確実に表現の共通ルールに寄りそう必洋画出てくるでしょう。と、また話がそれたようになりましたが、「書くこと全般」が遊び心、創造性を有する時代がやってくると確信しています。

多くの方々が書くことや表現することに喜びや楽しみを、そしてスキルアップに、職業、ライフワークにされていくとともに、世界の多くを「言語化」「切り取る」ことが増えていくでしょう。

私も、アスリートの世界に潜む「暗黙の言語」を表現し、伝えていきたい。そして、身の回りにある様々なものを「言語化」「表現」していきたい。

論文や記事や、考え方やいろんなもの。それもスポーツだと思います。

楽しみながら、「楽しいこと」を仕事にしながら、稼げれば一番良い。そして、全ての学問も言語化することが前提なので、それも広義のスポーツだと捉えていきます。教育もスポーツ。あらゆるところにスポーツを!と。

ちょっと変わった考え方かもしれませんが、否定することよりともにちょっと遊び心を持って考えてみませんか?

そういった意味でも走遊LabやKRCではスポーツを広く扱い、活動していきます。走遊Labランニングスクールとは別に、様々な発信、書くこと、地域活動などをしませんか?


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