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過去ツイを見返そう:2010年part1

Twitterは2009年12月よりとある仕事の依頼から開設、投稿を始めました。きっかけを頂いた企業さん、そして担当者さん。ここまでTwitterを続けるとは全く思っていませんでした。きっかけを頂いて本当に感謝しています!

ぜひフォローください!日頃から多くのnoteもシェアしています!

それから12年。必ずしも固定した使い方、動き方をしてきた訳ではなく、いわゆる「アカウントを育てる」ような形を取ってきた訳ではなく。神屋の動きに沿って共に動いてきました。

なので、内容は非常にランダムで、雑多で、ほとんどツイートしない日もあれば、今のようにかなりの量をツイートしたりしています。今の「引用」しながらシェアするスタイルも始めてから1年くらいは経ったでしょうか?それくらい新しい地層に属します。

そんなTwitterの活用法ですが、ちょっと掘り起こしてみたくなりました。ツイートは基本、上記のような形で流していっただけなので、しっかりとした形で整理もしていません。

ここで当時を振り返ったり、何らかの分類でまとめてみると備忘録になったり、当時の気持ちや考えを振り返ったりになります。ご覧になられる方にとっても楽しめるもの、少しでも何かのお役に立てば幸いです。


武蔵野学院大学監督時代

創部してから4年目のツイート。チーム創り、選手と向き合っていく気持ちや考えが出ているように思います。

監督として望む結果と、本人達が主役だという当たり前のこと。前者が前面に出ないようにするのが中々難しい。-2010.3.26

依頼関連でツイートをスタートし、ある意味でここが「初投稿」というような感じです。前が3か月空いているので、多分なにを投稿するか考えていたのだと思います。ツイート時期は3月ですが、創部して選手が入部してきたのが2007年4月から。2010年4月には4期生が入学するので、ここで初めて4学戦が揃った時期ですね。

いよいよ年度が変わる。チームも新しい選手を加え、良い感じ。インフラを整えて、選手が走りやすい状況を作らないと。-2010.3.28

さあ、本格的にチームが揃って動き出すぞ、そんな時に監督としてどう選手とチーム創りをするかを考えていたと思います。今でこそアスリートセンタード、プレイヤーを中心にという考え方が明確に打ち出され、コーチ講習会などでも前面に押し出されていますが、この頃はそういった情報もあまりなく、それぞれのチームが試行錯誤しながらチーム創り、現場での指導、情報交換を行っていましたね。

そもそもTwitterを使う監督なんて居なかったので、いろいろ言われた時期もあります。サイトを立ち上げた2000年12月は大学3年生だったので、その時もいろいろありましたね。今は発信が当たり前になった時代。先行利益を作れなかった反省点はありますが、積極的に新しいことにチャレンジして、ここまで続いてきたことには自信が持てます。


言葉を介した伝達、コミュニケーションは非常に難しい。相手の琴線に触れていなければ意味がない。そして、言葉で伝えなければもっと届かないのも事実であろう。-2010.8.16

ちょうど夏合宿を迎える頃ですね。「相手に届く」。選手やスタッフにどう伝わり、どうよくなっていくか。箱根駅伝予選会だけでなく、様々な駅伝やロードレース、トラックがあり、チームで戦っていく部分と、個人でチャレンジするもの、チームビルディングしていくノウハウと意識、マネジメント。

創部から僅かなこの時期、周りにそんな情報がほとんどない時期は自分たちで考えながらどんどんと創りこまないとチームも個人も立ち上がっていかなかったですね。目的、目標が明確でかつ、範囲が狭ければ一点を目指して創り上げていくこともできますが、複数の目的や目標、範囲が広がっていけば複雑化していきます。そこをどうマネジメントするかも違ってくると思います。

合宿終了。不安定ながらもチームの成長を実感♪毎年大きく変化していくのが面白いところか-2010.8.21

1回目の合宿を終えたところ。

辛い中のトレーニング。乗り越える術を身につけよう。漫画やドラマのワンシーンのようなその瞬間を楽しめることをイメージしよう。-2010.8.24

情報が少ないこの頃はイメージをどう持つかが大切でした。もちろん、今でもそうですよね。ノウハウや情報がシェアされている界隈、領域とは違い、新しいチャレンジはイメージを基に1つ1つ形を作っていかなければいけない。形にして伝える。誰からも見えやすい状態になればまた別の課題が出てきますが、まだまだの頃はそういった難しさと行き方があると思います。

今は走遊Labやネットワーク駅伝、相生学院高校駅伝部などもそういった感じ。

一方で開催、運営は大変ではありますが、形があるもの、既にニーズがある程度はあるものはアップデートしていくこと、認知度や信頼を高めること、どう接続するか、地域に根付くかの課題だったりと違ったステージで取り組むものとに分かれたりします。


何かを超えるには地道な努力が必要。何かを超える瞬間は一瞬。学生の成長も一瞬で大きく変わるんだな~。-2010.8.29

夏合宿だけで完結するのではなく、日頃の積み重ねがあってこそ、こういった集中強化、チーム創りの期間に大きな飛躍が出来ますよね。走力自体は一気に変わってくる訳ではないですが、明らかに「成長」を感じる何かがどんどん生まれてくるのも競技現場の面白さでもあります。


学力を高めることは一朝一夕には成らない。身体を鍛えることも、心を鍛えることも特効薬などない。同じ身体活動であるのだから。-2010.8.31
無駄も隙もない凝縮された、鍛え抜かれた均整ある身体。それこそが美しいトップアスリート。錬磨されたものは美しい。-2010.8.31
チーム力=プレイヤー(パフォーマンス)×スタッフ(マネジメント)。監督は両面を鍛え、調整し、相乗効果を生み出すことが使命と認識。-2010.9.1
自分の限界を知ること。上限を地道に引き上げること。それこそが強くなる秘訣。一流選手の日常はそうして成り立っている。-2010.9.2
自分の競技レベルは地道な基礎・基本練習により成り立っていた。ただ、一流選手に成れなかった理由も基本が甘かった、と改めて感じる。-2010.9.2

当時は30歳くらいでしょうか。確か5000m16分台、ハーフを1時間15分台くらいでは走れていたでしょうか?あのまま走り続けていたら良かったのですが、いろいろな状況に揺れ動きながら続けたものの、今のレベルまで落ちちゃっているんですよね。

スポーツはやはり積み重ねが大事です。身体を動かすノウハウやスキル、感覚は現役時代より、この頃のコーチレベルと比べて格段によくなっています。現役時代やこの頃の自分に戻れるなら、助言できるなら結果も大きく違ったと思います。


解りやすく、ストレートに心に届く言葉を発したい。ツイッター、blog、何より選手との日々の対話。鍛える場は幸いにいくらでもある。-2010.9.2

そういう意味でもこうして書き残し、少しでも若い人に何かを伝えられれば良いし、走遊Labを通じてリアルでもオンラインでもどんどん伝えられればと思います。2010年と比べてチャンスは大きくなっています。ツールも幾らでもあります。それらをどう使って可能性を高めていくか。

思う存分、チャレンジしていきたいですし、一緒に取り組む仲間がどんどん増えていけば嬉しいですね!

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