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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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2021年6月の記事一覧

「自分の本屋を開きたい!でもわからない!」「一冊!取引所って知ってる?」

独立系書店や独立系出版社が注目を集めていますが「いつか自分でも!」と思ったことはありませんか? でもそんな時どうしたらいいのか、特に本の取引って難しそうですよね。 そこでご紹介したいのが「一冊!取引所」。 「一冊!取引所」は「書店と出版社をつなぐ、クラウド型受発注プラットフォーム」として2020年にスタートしました。名前のとおり一冊からの取引も可能。書店と出版社が集まっているので、そもそもどんな取引のパターンがあるのかを知るのにもおすすめのサービスです。 参加書店一覧の

「役に立たない」仕事の流儀|『「役に立たない」研究の未来』書評|大滝瓶太

【本稿は作家・大滝瓶太さんによる寄稿です】   「ひとはなぜ集まるのか」ということを、折に触れて考える。  たとえば京都で過ごした学生時代、鴨川では入れ替わり立ち替わりやって来るカップルが等間隔で川沿いに並ぶという現象がいわゆる「散逸構造」の例としてネタにされていたのだけれど、これはわりと馬鹿にならない観察でもある。1組のカップルを1つの個体として見たとき、個体と個体のあいだには「鴨川沿いでしっぽりしたい」気持ちと「なんとなく気まずい」みたいな心理的な障壁を含むポテンシャル

勝負強い選手とそうではない選手がいるのはなぜか?

陸上の試合を見ていて、準決勝まで走れていたのに決勝だけ走れないことや、レース中に失速する様子を見て不思議に思っている方も多いと思います。そこで少しレースにおける勝負強さとは何かを説明してみたいと思います。 引き込みという現象が私たちの世界ではよく知られています。ランニングをしていて目の前の人の走りのリズム(ピッチ/回転数)と知らず知らず同調していたという経験はないでしょうか。それが引き込みです。私たちは無意識に動きが同調するという性質を持っています。なんとこれが、ウサインボ

なぜ私は色々な媒体で発信するのか

私は、私の考えを話し伝えることが仕事なので 伝える のはもちろん大切なのですが 伝わる ことがもっと大切です。 100人の方が集まる行政主催の講演会のあとに 「今日から子どもを叩くのをやめます」 と目に涙をためて話してくれたママがいました。 80人の保護者が集まる幼稚園の講演会のあとに 私のところに来てくれて、絵本の質問に答えたり他愛もない雑談をしたママがいました。 そのあと、園長先生から 「あのお母さんとは2年のお付き合いですが、今日初めて笑っているところを見ました」

【山縣亮太9秒95!!】①100mの風速について

公認範囲ぎりぎりの追い風2.0mでの9秒95 風が弱かったら記録が低くなる、と言い切れない理由とは?  山縣亮太(セイコー)が6月6日の布勢スプリント(鳥取市開催)で9秒95! サニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC。当時フロリダ大)が19年に出した9秒97(+0.8)の日本記録を0.02秒更新した。布勢のレースの風速は追い風2.0m(+2.0)だった。2.1m以上になると追い風参考記録として扱われる。公認範囲内ぎりぎりのアシストを受けて出した記録、と言える

スポーツの現場にふれつづけるために、僕はカメラを選んだ。

「好きなことで、生きていく」YouTubeのCMで使用されたこのキャッチコピーが流行って数年。自分の得意を活かし、組み合わせていくという仕事観は年々身近なものになってきています。 この言葉を、今回の主人公・長田洋平さんに当てはめるなら「好きな“世界”で、生きていく」になるかもしれません。長田さんは、オリンピック・パラリンピックやサッカーワールドカップをはじめ、多くの国際大会で撮影を行い、ライフワークとして車いすバスケットボールのスポーツドキュメンタリーの制作にも力を入れるス

心豊かになる交流拠点に【前編】岡田武史 #里山スタジアム誕生へ

当社代表取締役会長の岡田武史に里山スタジアムにかける思いを聞きました(全3回)。前編の今回は、構想のきっかけや「ありがとうサービス.夢スタジアム®」と「里山スタジアム」の違いなどについて話してもらいました。 Q:「里山スタジアム」構想のきっかけについて教えてください。 新スタジアムは今治の交流人口を増やす拠点にしたい僕が2014年に今治に住むようになるまでは、もう10何年も今治には通っていたのですが、1泊程度で帰っていたんです。だから今治の街を本当の意味でよく知らなかった