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N中等部プログラミング学習「ものづくり」で3Dモデリング②〜生徒の作品編〜

こんにちは、N中等部「ネッ中note」です。

はじめに

前回の投稿ではN中等部での3Dモデリングの「学び方・学ぶ過程」について紹介しました。

今回はN中等部生が作った3Dモデリングの作品の紹介です。

まずは、3Dプリンターが印刷しているようすをご覧ください。

どんな作品が印刷されるのか楽しみですね。

■この記事は以下のような方にオススメです
・学校などでプログラミング教育を実践・導入・検討されている方
・3Dモデリングや教材にご興味のある方
・N中等部のプログラミング授業にご興味のある方

生徒の作品紹介

生徒の作品とともに工夫点や生徒の声を紹介します。

1)3Dプリンターで印刷

生徒が3Dプリンターで印刷した作品

N中等部のキャンパスに置いてある、さまざまな生徒の作品です。

(生徒の声)

・3Dモデリングしながらプリントアウトすることを考えて接合部を作るのに苦労した

・3Dプリンタのカートリッジがたくさんの色があり楽しい

・実際にMacBookの画面とプリントアウトしてみるのとでは歪みなどが発生し、調整して思った通りに印刷できたときは嬉しかった

2)3Dモデリングしたものを動かす

生徒制作:N中等部テレビちゃん ©️DWANGO Co., Ltd.

Blenderで、N中等部公式キャラクターのN中等部テレビちゃんを3Dモデリングをしました。
N中等部テレビちゃんの中に骨子を作り、動かしています。

(生徒の声)

Q)このモデリングをはじめたきっかけは?
 A)このキャラクターがかわいいと思ったのと同時に、N中をコンセプトにした3Dのモデリングをしようと思い浮かび、制作を始めました。

Q)工夫したところ、苦労したところは?
 A)帽子は球をベースに作り始めました。その帽子の、黒い線の模様を入れることが難しかったです。

Q)今後の制作活動の展望を教えてください
 A)テレビちゃんの3Dアニメーションを作ってみたいです。目標は学園の文化祭の磁石祭で掲載まで進めようと思っています。

3)3Dモデリングを利用したプロジェクト学習(プロジェクトN)


2022年6月のプロジェクトNのテーマは、株式会社船場社とコラボした「未来のワクワクキャンパス制作プロジェクト」。

議論しながら考えた、わくわくする未来のキャンパスをTinkercadなどを使って3D化します。

作品①
作品②

(生徒の声)

Q)この制作物にはどんな想いが込められていますか?
 A:作品①生徒)生徒がリラックスできる空間を作りました。
 A:作品②生徒)生徒同士が一対一で向き合える場所をキャンパスに盛り込んでみました。

Q)3Dモデリングで工夫したところ、苦労したところ
 A:作品①生徒)入れたいものがたくさんあって、スペースの確保をすることが大変でした。
 A:作品②生徒)四角にある柱の高さの調整をすることが難しかったです。

Q)今後どのような制作物を作ってみたいですか?
 A:作品①生徒)マイクラの箱庭をTinkercadで作っていて、それを完成させたいと思っています。
 A:作品②生徒)大きな基地とか、リアル重視の作品を作ってみたいと思っています。

おわりに

今回は生徒が3Dモデリングをして実際に作った成果物についてご紹介しました。
どの作品も生徒が主体的に作り上げ、世界にたった一つのものです。

それをさらに外部のコンテストなどに応募し、フィードバックをもらいながら、さらに作品やスキルに磨きをかけることができます。

N中等部が実践しているプログラミング教育の「ものづくり」には終わりはありません。

身近なところで3DCGは多く使われています。
生徒たちは今後も学習を積み重ね、社会でも通用するスキルを身につけていってほしいと願っています。

また、N中等部通学コースでは入学前の出願特典として体験入学を実施しています。
そのプログラムではTinkercadを使った3Dモデリングのプログラムを実施しています。ご興味がある方はぜひ出願特典をご利用してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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