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自己紹介~キャリア迷走した私が自宅警備する理由。~

皆様こんにちは。ダイバーシティ(障害者雇用・在宅勤務など)やIT教育を専門に、PR/マーケティング、コンサルティングや人材紹介をしている、にわと申します。

Twitter出没率が高いという私ですが、最近就活生さんからのご相談や人材・PR系のお仕事をしている方との情報交換の機会が増えてきたので、改めて自己紹介投稿をすることにしました。もっと気楽に皆様とお話ししたいといつも考えているので、キャリアに悩んでいらっしゃる方や、がっつりと仕事の話というわけでなくにわと話してみたい、と思ってくださる優しいビジネスパーソンの方にお伝えさせてください。


現在の仕事

障害者の方の人材紹介、障害者雇用やダイバーシティ、在宅雇用のコンサルティングをするチームで働いています。

私の担当は、PR/広報、マーケティング、営業、そして人材紹介。具体的には、セミナー企画やお客様との関係づくりのためのお役立ち資料作成と配信、SNSの運用、Web広告の運用、自社サイトの分析や改善、お問い合わせ対応、セミナー企画などをしています。

網羅的に書くと多岐にわたりますが、スタートアップのチームなので、できることがあれこれあるのも時に面白く、自分自身のスキルの伸び方もダイナミックで、1年前にはできなかったことが未だにどんどん増えていくのは楽しさのひとつです。

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これまでの仕事

実は、人材紹介、人材業界にかかわるのはこれまでのキャリアにおいてはじめての経験でした。

学生時代は講師やライター、貿易事務、翻訳、トレーディングなどの仕事をし、新卒で医療業界に入り、事務総合職を経験しました。医療だけでなく介護の仕事にもかかわり、お年寄りとのかかわりが大好きでした。医療機関での勤務は2法人経験し、その間に医療事務の講師職にも就きました。講師時代にはなぜか英語の講義を行ったり、公務員試験の指導をしたり、委託職業訓練の講師を行ったりもしました。講師時代は、現在とは異なるキャリア支援を行い、毎日毎日、教え子のESを添削していました。

結婚を機に、知人の経営する就労継続支援A型事業所で支援員の職に転じることになり、障害福祉の道へ。実は、それまで働きすぎて過労で倒れたり、過労うつを経験したりしたので、少し時間的余裕のある働き方をしたかったのです。当事者の方のキャリアアップに興味をもち、奮起したところ、A型事業所運営の厳しさに直面し、理想ばかりの支援は行き詰まりを迎えます。勤務先の経営が傾き現在の所属先企業に転職。最初は就労移行支援事業所の支援員になりました。

就労移行支援事業所で行われていたのは、A型とは全く異なる「訓練」。PCに向かい全力で訓練される方をみて、利用者様がもっと前向きにキャリアを描ける方法はないかと考えるようになりました。失敗を重ねながらも、企業との関係づくりを模索し、意識の高い仲間にも恵まれ、刺激のある日々でした。

会社の有料職業紹介事業本格稼働に向け、たまたま異動となり、人材の仕事に出会いました。事業自体がスタートアップですから、求職者の方にも、企業の方にもたくさんお声掛けしてつながっていかなければなりません。

現在は、とにかくつながりを増やすべく活動しているとともに、障害者雇用の当事者となる求職者の方と企業の採用ご担当の方をつなぐ企画を考えたり実行したりしています。

これも偶然なのですが、私はフルリモートで在宅勤務をしています。これが、自分自身にとってはプラスに作用し、漫然と抱えていた体調悪化のしやすさや、気持ちの揺れが少し減り、作業効率もアップし、地方に住んでいても都市圏の方と対話できることで、仕事の幅が格段に広くなったと感じます。

在宅勤務には向き不向きがあるとは思いますが、ダイバーシティの幹にもなる手法で、在宅勤務・在宅雇用を広めることも自分のミッションであると思っています。

個人的には在宅勤務のことを「自宅警備」とも呼んでいます

学生時代

学習塾に通ったことがなく、加えて素行が悪かったので、高校選びの方法が全く分からず、周囲のゴリ押しもあって受験。高校入学~卒業までクラス替えのない、まさかの「文系縛り」のコースを選択してしまいました。

本来好きな教科は技術と物理と数学で、歴史は赤点組でした

親に言われるまま、地元の法学部へ入学。バイトしながらバイトするくらい働いて何にお金を遣ったかというと、旅行(バックパッカー)と学費、生活費、バンド活動でした。インターンなどに勤しむ学生さんは尊敬のまなざしで見守っています。

ロースクールに行って、司法試験を受けようとしていました。実際にロースクールには入りますが、お金がなさすぎてアルバイトをし、単位とともにモチベーションも失いました

一方、学部生時代から社会学的な研究スタイルが好きで、取材にたくさん走ったので、また学部時代の学びをやり直したいという思いが蘇りました。

そんなこんなで、ロースクールを休学してオーストラリアに留学し、共同研究者をみつけます。帰国後研究科を移籍し、2年間バイオエシックスを学びました。いわゆる生命倫理です。研究テーマはまたの機会にお話しします。

研究は大好きでしたが、お金がどんどんなくなっていき、就職することを決断。なんと就職活動中に東日本大震災が起こります。

本震の際は八重洲にいて、面接を受けていました。その際の悲しいお話もまたの機会に・・・。

震災後の不景気と就活が重なり、なんと、得ていたそこそこ大手の企業の内定が取り消されてしまいます。人生詰んだな、と思いました。

ありがたいことに、キャリアセンターの先生が掴んできてくださった地元の医療機関に、新卒枠でなんとか雇っていただけました。本当によかった、食い扶持が見つかったと思い、頑張って働きました。

不景気でそもそもハードな就活〜内定取り消し〜就活やり直し の経験から、新卒で入ったところを辞めたら終わりという思考に陥っていたのも事実で、過労でも病んでもなかなか転職を決断できない時期もありました

なかなかハードな新卒の就活を経験したので、就活生さんが悩んでいるのは放っておけません。

こんな子どもだった

幼少期は蚊の鳴くような声でしか話せない子どもで、小児喘息もあり、そのうえ斜に構えたところもあって、時代の最先端、不登園児でした。

小学校に入り、わかりやすいいじめられっ子になった私は、10歳を目前にキャラ設定を決断。キャラクター自体が迷走したまま思春期を迎えます

中学生~高校生の頃はこれまたわかりやすくグレており、すっぴんで勤務する日もある現在では考えられないようなヘアメイクや自転車の乗り方をしていました。ひなたぼっこに付き合ってくださった保健室の先生や、毎日根気よく校内放送で呼び出してくださった先生、何時間も叱ってくださったわりにバンドのライブチケットは毎回買ってくださった校長先生には足を向けて寝られません。

あまり両親とのウマが合わず、家庭と学校とでは別人格を演じていたようなところがあります。そのぶん10歳下の弟は実家暮らし時代の私の理解者でもありました。成長につれて外の世界を知った結果、実家の家計などへの違和感をもったのも事実です。家族、特に親との関係には長らく悩みをもっていました。

生い立ちも、学生時代も、これまでの働き方も総合して考えると、いかにも不器用な人間だと、我ながら思います

普段の生活

仕事と同じように、周りに頼りきって生きています。

近所にたくさんの友人が住んでおり、家事や食材をシェアして楽に暮らしています。趣味は比較的多いらしく、サバゲーマーやバイク乗りでもあります。アウトドアとインドア両方の趣味をもとう、と常に考えており、実はアロマテラピーや化粧品づくりもできます。

仕事仲間にアロマテラピー好きな人もいるので、休日に石鹸を作った話で盛り上がることもあります。

同級生からは「絶対に結婚できない人間」と言われてきましたが、幸運なことに気の優しい夫が一名おります。

強みと弱み

私の強みは好奇心と動きながら考える行動力だと、自分では思っています。

周囲からは周りのコーディネーターのようだといわれるので、キャリア支援をしていながら、自己分析と他者からの評価が見事にズレています

弱みは、なんでも手をつけてしまうこと、飽き性であること、詰めが甘いことです。

作った資料は仲間にチェックを依頼することで、なんとか詰めの甘さをカバーしようとしています

学んできたこと

私の人生の最大の学びは「どんな人でも、その人自身の人生の先輩である」ということです。

赤ちゃんでも、お年寄りでも、自分がこれまで経験した仕事に就いている後輩でも、その人自身の歩みがあり、価値観があることを、尊敬する社会人の先輩方は色々な言動で示してくださいました。

私自身の人生を誰かと比較するのではなく、優位に立とうとするのでもなく、それぞれの人が自分のストーリーを積み上げていくものだと、研究でも仕事でも学んできました

これからしたいこと

自分自身がキャリアに悩み、学生時代から現在に至るまで、偶然も、自分の意思も含めて何度も進路変更を重ねました

偶然出会った在宅勤務という働き方で、ストレスが軽減しより自分らしく働けるようになったという実感もこめて、皆様にお伝えしていきたいと考えています。

器用に生き、働いてきた人間ではありませんが、現在は楽しさを感じ、大好きな家族や仲間にも恵まれて働くことができています。それは、誰かを頼ることができるようになったからともいえるし、頼ることを許してくれる環境や仲間があってこそだとも思えます。

それぞれの強みや個性を活かしながら働ける人をひとりでも増やせるように、ダイバーシティのお手伝いをしていきたいと思います。

ダイバーシティをすすめることが、これまでの学びを進化させるためのミッションだと心得ています

就活に悩む方、学生さん、障害者雇用やダイバーシティをどうしてよいものかと頭を抱える人事ご担当の方の壁打ち大歓迎です!ぜひ、Zoomでお話ししましょう。いつでもTwitterにご連絡ください。

お読みいただき、ありがとうございました。


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