にわの

発達支援・特別支援を中心に、どんな子とも「上手く関わる・通じ合える」大人が増えたらいい…

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発達支援・特別支援を中心に、どんな子とも「上手く関わる・通じ合える」大人が増えたらいいな、と毎日noteに挑戦中。2児の親。介福・保育士・社福とりつつ対人支援を17年、うち児発管5年。24.8家族で大阪から京丹後市へ移住予定🚌6月に退職し、新生活の準備&種まき期間🌱

マガジン

  • 大切な本の紹介

    自己紹介も兼ねて、「今の自分があるのはこの本のおかげ」という大切な1冊を紹介しています。記事見出し【 】内が本のタイトル。毎週日曜更新。

  • 発達支援初任者シリーズ

    発達支援・療育・特別支援や加配。障がいのある子どもと初めて関わることになった人に読んで欲しい記事。対人支援経験17年を振り返って、「今の自分が初任者向け研修をするなら」というつもりで書きます。不定期更新。

  • 発達支援・特別支援に関する発信

    障がいのある子どもと関わる方向け。 働いてきて抱いた意見や、ここが肝だな!と感じた関わり方のコツ、などなど。

最近の記事

  • 固定された記事

#21 私がnoteを書く基「本」 【読みたいことを、書けばいい】

こんにちは。にわのです。 子どもとの関わりや発達支援についての内容を毎日更新。日曜日は自己紹介のつもりで、自分にとって大切な本の紹介をしています。 今日はこちら。 子どもと関わる、人を育てる、文字で表現する。 「誰かの役に立てるように」というフレーズをつい使ってしまいがちなのですが、私にとってはどれも「自分がやりたい」「自分のために頑張りたい」ものごとたちです。 そのことを正直に認めていい、どころか、 「自分」を物差しにして、自分のために書けばいい、 と教えてくれたのが

    • #44 「エコする」みたいに育てていいかと

      子どもと上手く関わるコツ や 発達の遅れや自閉症特性のある子と関わる時 に心がけると良いこと を中心に色々書いていますが、 私の中では 「仕事として関わる」支援者に向けたメッセージ という側面が強いです。 家庭で保護者が子どもと接する時には そんなに構えず気にしすぎず、 ゆるめのスタンスで良いと思う、 というのが今回の話です。 薬みたいに捉えてみるのも薬が必要な時 体調に問題がない時には、薬は必要ない どころか、普段は自分の身体への感覚を改めて考えることなどなくて

      • #43 ゆるい習慣化で自分の機嫌をキープする

        Duolingo(語学学習アプリ) でのスマホ学習が連続200日になりました。  一日3〜5分を200日。 今回は習慣化について感じた所と、 「自分のための習慣が続いている」ことが 子育てに与えてくれているプラスの影響について。 Duolingoとは「世界で最もダウンロードされている」 語学学習アプリ。 英語、フランス語、中国語など、40以上の言語をゲーム感覚で学ぶことができます。 無料版は1日に5回間違うと次の日までレッスンがストップ 月825円の有料版は間違い無制

        • #42 手に取る本に暮らしがあらわれる【花のベッドでひるねして】

          こんにちは。にわのです。 子どもとの関わりや発達支援についての内容を中心に毎日更新。 日曜日は自己紹介のつもりで、自分にとって大切な本の紹介をしています。 今日はこちら。 私にとっての読書体験大好きな物語に出会うと、あらすじよりも 登場人物たちがその世界で動き回っていることの方が大切で。 「この人たちのことをずっと見つめていきたい」 と、思いながら、 残りページが減っていくのを寂しく感じて読み終える、 の繰り返し。 なので、小さな頃はシリーズものが好きで、 ハリーポ

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        #21 私がnoteを書く基「本」 【読みたいことを、書けばいい】

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        記事

          #41 言葉のおきかえトレーニング③「ダメ」

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第6回です。 子どもとすごすと、つい口からこぼれ出てくる 「やめて」「ダメ」「待って」 この3タイプの声かけをできるだけ減らすことが、 子ども(特に自閉症特性のある子ども) と関わる大人にとって最重要 だと私は思っています。 今回は「ダメ」について ・「ダメ」の代わりにどうすればいいのか ・「ダメ」とはっきり言った方が良い時 についての話です。 「ダメ」を置きかえるこれまでの「やめて」「待って」と基本の

          #41 言葉のおきかえトレーニング③「ダメ」

          #40 言葉のおきかえトレーニング②「待って」

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第5回です。 子どもとすごすと、つい口からこぼれ出てくる 「やめて」「ダメ」「待って」 この3タイプの声かけをできるだけ減らすことが、 子ども(特に自閉症特性のある子ども) と関わる大人にとって最重要 だと私は思っています。 今回は「待って」を違う言葉や行動に置きかえるためのアイデアについて。 「待って」を置きかえる人間は待つのが苦手な生き物 ・「青になるまでのカウントダウン」が表示されるタイプの歩行

          #40 言葉のおきかえトレーニング②「待って」

          #39 言葉のおきかえトレーニング①「やめて」

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第4回です。 子どもとすごすと、つい口からこぼれ出てくる 「やめて」「ダメ」「待って」 この3タイプの声かけをできるだけ減らすことが、 子ども(特に自閉症特性のある子ども) と関わる大人にとって最重要 だと私は思っています。 今回はまず「やめて」について。 ・具体的にどうやったら減らせるか ・「やめて」と言う代わりにどうすればいいのか についての話です。 はじめに:「普通」と違う引き出しを作るためには「

          #39 言葉のおきかえトレーニング①「やめて」

          #38 もしもAIが視覚的支援に仲間入りしたら

          知的な発達の遅れや、自閉症の特性を持つ子どもたちと関わる上では、 視覚ツールの使用 が非常に効果的です。 ↓予定や手順を表にしたり、 ↓言葉に代わる「理解」や「要求」手段として絵カードを見せたり。 今回は、 ・視覚的支援ツールの作り方 ・ツール作成って、おそらくAIと相性が良いよね。早く自動化できるようにしたい。 という話です。 視覚的支援ツールを作る、という仕事視覚的支援ツールの作成には3段階あります。 1. その子にとって理解しやすい情報を把握する 認知能力の

          #38 もしもAIが視覚的支援に仲間入りしたら

          #37 マイナンバーとアクセシビリティ

          色々な混乱がありつつも、ちょっとずつ普及しているマイナンバーカード。 総務省によると今年4月末時点で保有枚数率は73.7%まで増加したとのこと。 思っていたよりかなり多い。 先日はこんなニュースもあり、カードを持ち歩く必要もなくなっていきそうです。 個人情報への懸念、一時期話題になった情報管理体制への疑問などから「反対」または「不安」な人も多いようですが、私はマイナンバー拡大に大賛成です。 自分自身への暮らしの便利さや、各種手続きの一元化・簡素化による社会的メリットが

          #37 マイナンバーとアクセシビリティ

          #36 退職後の手続き記録 (社会保険関係)

          6月初旬に11年勤めた法人を退職し、8月からの京丹後市新生活に向けての準備期間に入りました。 今日は退職後の社会保険に関する手続きの記録 明日は手続きを通して感じたこと(マイノリティの役所手続きにはパーソナルAIが最強の味方になるのではないか) について書きます。 引っ越しや子どもの出生時など、 「一生に頻繁にはないけど、何度かある」類のイベント時には、 noteも含めた個人経験談ブログを結構ヒントにして乗り切ってきました。 今回の自身の体験も、 いつかどこかで誰かの参

          #36 退職後の手続き記録 (社会保険関係)

          #35 世界と付き合うならこんな風に 【pepitaとハチクロ】

          こんにちは。にわのです。 子どもとの関わりや発達支援についての内容を中心に毎日更新。 日曜日は自己紹介のつもりで、自分にとって大切な本の紹介をしています。 今日は 生きていて出会う物事と、こんな風に付き合っていきたい という憧れを与え続けてくれている2冊。 ハチミツとクローバー「3月のライオン」連載中の羽海野チカさんによる名作。 芸大生を中心にした青春群像劇です。 「登場人物全員片想い」なんてキャッチフレーズがあった気がしますが そうした少女漫画的要素だけでなく、 登

          #35 世界と付き合うならこんな風に 【pepitaとハチクロ】

          #34 障がいと子どもを巡る「言葉のチョイス」【noteの#数えてみた】

          note公開設定時ハッシュタグをつける際に出てくる、「どのワードなら何件の記事があります」の予測変換的な項目 同じニュアンスでも単語によって件数がかなり違うことも多く、 どうせなら登録数が多いものをつけようか、なんて ついつい見て悩んでしまいます。 また、私がメインで扱うテーマに関する言葉では 「障害/障がい」「子供/子ども」「自閉症の呼び方」 のように、表記の揺れが頻繁に見られるものが多くて。 「自分が書く際にどの言葉を使うか」については既に自分なりのルールがあるもの

          #34 障がいと子どもを巡る「言葉のチョイス」【noteの#数えてみた】

          #33 「マリオカートのあいつ」を目指す

          障がいのある子どもと関わる育てる、 発達支援初任者に向けたシリーズ、第3回です。 まず目指すべき基本の態度について、今回までで1セット。 子どもへの【否定・制止・命令】的な言葉かけを最小限に減らすこと の重要性についてもう1回だけ書きます。 まずここを強く自分に刷り込んでおかないと、 ベテランになってから「クセになってしまった」振る舞いを修正するのは非常に難しい。 自分にしっくりくる・腹落ちする説明と出会ってもらうことを目標に、 色々な理論や立場でも同じことが言われ

          #33 「マリオカートのあいつ」を目指す

          #32 「絶対あかん」は3つだけ

          障がいのある子どもと関わる育てる、 発達支援初任者に向けたシリーズ、第2回です。 前回、まずは子どもの味方を目指すこと。 基本の姿勢は全肯定でスタートしよう、という話をしました。 そりゃ素敵だけど、「何でもアリ」って訳にはいかんでしょう? 無責任に「全肯定」なんて言うもんじゃないよ と思ったあなたに向けた第2回。 もちろん、「断固やめさせる」最低ラインはあります。 が、 一般的に思われているより限定的、具体的には3つだけ という点について今回書きます。 絶対にストッ

          #32 「絶対あかん」は3つだけ

          #31 全肯定が基本でOK!

          発達支援や特別支援などの、障がいのある子と関わる仕事 初任者向けのシリーズを時々書こうと思っています。 今回のテーマは、「子どもの味方になろう」 仕事として関わる大人はつい、 その子を変化成長させることが自分のやるべきことだ と考えがちですが、 私は違うと思います。 子どもと関わることを仕事にする大人が目指すべきことは 自分の味方だとその子が感じられる相手を、世界に1人増やすこと です。 そのために、初任者は特に、 その子の存在全肯定!な大人を目指してみてはど

          #31 全肯定が基本でOK!

          #30 までのふりかえり 【読みたいように、書けてなーい】

          おはようございます。 ずっと「やりたい」止まりだった ところから、ついに始めた毎日note習慣。 ぼんやり目標にしていた1ヶ月、#30までやってきたので、今回はふりかえって感じていることを書きます。 When朝起きてから、子どもが起きてくるまで。 だいたい5時前〜7時頃。 最初は2時間まるまる画面に向かっていましたが、段々早く書けるようになり、 最近は家事をちょこちょこしながら立ったり座ったりを繰り返しています。 起きてくるまでに書けると、達成感にあふれた1日の始ま

          #30 までのふりかえり 【読みたいように、書けてなーい】