冷蔵庫に、中途半端に残っていたもやし。夕食に一品、何か箸のすすむおかずを作ろうと考えました。
できれば子どもが美味しく食べられて、ついでにお酒もすすみそうなのがいい。そんな漠然としたイメージで作り始めた料理。
もやしでおつまみ系というと、ねぎやしょうが、にんにくなどと合わせたピリ辛系が鉄板ですが、そこをあえて封じて違った料理に仕上げてみます。
うっかりすると水っぽくなるもやしで、どこまで食欲をそそるひと皿にできるのか。ちょっとした挑戦者の気分。そうしてできたのが、今回の料理です。
もやしのパリパリおつまみサラダ
もやしは電子レンジ(600W)に3分かけて火を通し、しっかりと水気を切ります。熱いうちに、鶏ガラスープの素をまぶして味を入れておきます。
2. 焼売の皮(またはワンタンの皮)、登場。こちらもレンチンで。
クッキングシートの上に重ならないよう皮を並べたら、2分30秒ほどレンジにかけます。そうすると、パリパリに。
もししんなりした部分があれば、それだけさらに追加熱します。
3. もやしからさらに水分が出ているので、それを切り、皿に盛ります。
砕いた焼売の皮(ワンタンの皮)を周りにのせ、混ぜ合わせたドレッシングをかけて。あとは、きざんだ小ねぎを散らし、ブラックペッパーをガリガリ挽けばできあがり。
ドレッシングは、食欲そそるマヨネーズに、コクアップの粉チーズ入り。子どもも好きな味ですが、酢、砂糖、醤油も入って甘酸っぱく仕上がるので、もやしと合わせると意外にさっぱりといただけます。
そこに、パリパリした焼売の皮がクセになる食感。シャキシャキのもやしと相まって絶妙な美味しさ。噛むほどに美味しいです。
メイン具材はもやしと焼売の皮だけだけれど、なかなか美味しくできました。
何より電子レンジだけで作れるのがとても手軽。
満足感はありますが、重たさがなくてヘルシー感があるのもいいですね。家族皆で食べられそうな一品です。
シンプル食材に学ぶこと
もやしでおつまみ系というと、なんとなくごま油を使いたくなるところですが、今回は焼売の皮をアクセントにしたことで新たな味の発見が。
タイプのまったく違う食材を、どうやったら美味しく繋ぐことができるのか。食材の数を少なくしてみると、案外いろいろな可能性が見えてきてとても面白いです。
冷蔵庫に何もない時。実はそんな時こそが、新しいレシピを思いつくのに良い機会だったりします。
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