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季節の食卓 | たこととうもろこしのピラフ

毎年この時期になると作る、たこととうもろこしのピラフ。どちらも旬の食材ですが、洋風にしても相性がいいです。

フライパンひとつでできて、なによりごちそう感がばつぐん。ランチや夕飯には、もうこれだけでもじゅうぶんなくらい。


材料

【2~3人分】
たこ 150~200g
とうもろこし 1本
米 1合
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
パセリ 適量

[A]
バター 1片
オリーブオイル 大さじ1/2
水 200ml前後
白ワイン 大さじ1
塩 小さじ1/2弱
ブラックペッパー 少々


レシピの流れ

作り方① 材料を切る
作り方② 野菜と米を炒める
作り方③ 水と調味料、たこを入れて炊く
作り方④ 蒸らす


 作り方① 材料を切る

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たこは加熱すると縮むので、ひと口大よりもやや大きめに切っておきます。

とうもろこしは包丁で実をそぎ落とし、芯はあとで出汁に使うのでとっておきます。

玉ねぎ、にんにく、パセリはみじん切りに。米も研いでザルにあげたら、準備は完了。


 作り方② 野菜と米を炒める

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深めのフライパンに、バターとオリーブオイル、にんにく、玉ねぎを入れて中火にかけます。

なぜバターとオイルと両方使うかというと、バターだけだと焦げやすくなりますし、オイルが入ったほうが仕上がりが少し軽やかになるからです。

旬のとうもろこしがとても美味しい時期ですので、あまりバターが強すぎるのもとうもろこしの風味が弱まってしまってもったいないかな、そんな気分で私はそうしています。


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続いて、玉ねぎに透明感が出てきたら米ととうもろこしを投入。米が透き通ってくるまでしっかりと炒めておきます。


 作り方③ 水と調味料、たこを入れて炊く

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水、白ワインを煮立たせ、塩とブラックペッパーを加えてひと混ぜします。今回の味つけは、もうこれだけ。あとは、たこととうもろこしがちゃんと美味しくしてくれます

その主役のたこは、ここでようやく加えます。あとはとうもろこしの芯を忘れずにのせて、煮立ったら弱火にし、蓋をして12~13分炊きます。


 作り方④ 蒸らす

(写真がなくてスミマセン。)

最後に火を止めたら、そのまま10分ほど蒸らします。この蒸らしの工程というのが意外と大事なのは、お鍋でご飯を炊く時なども一緒ですね。

ここでお米の水分が全体に均等にまわり、しっかりとなかまで蒸らされてふっくらとした炊きあがりになります。たこやとうもろこしといった具材もなじみ、仕上がりが格段に美味しくなります。

それが済んだら、とうもろこしの芯を取りのぞき、お皿に盛って。彩りに、お好みでパセリを散らせばできあがりです!


たこととうもろこしの旨みを吸ったごはん

とうもろこしの芯を捨てずにとっておき、一緒に炊き込むと、おいしい出汁になって風味もよくなります。

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旨みいっぱいのたこ。甘みはじけるとうもろこし。

そのたこととうもろこしの出汁を吸って炊きあがったご飯が本当に美味しいです。

味つけはほとんど塩だけなのですが、ほんのり香るバターや白ワイン、アクセントに効かせた黒こしょうがじつに食欲をそそります。


▼詳しいレシピはこちら。


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