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にわけんのフードエッセイ

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飲み歩いたお店の紹介や美味い物、お酒や料理など食に関することなどのログ(記録)を綴っていきます。 呑めそうならどこでも呑む!が信条です。
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#酒

西荻窪 勝手口ひまり屋さんの鰻串で一献

少々所用を足しつつ、夕暮れ時の西荻窪へ。隊分コロナも落ち着いている模様で、多少は安心して出かけられます。 所用を足した後、勝手口ひまり屋さんへ。お邪魔するのは随分と久し振りで、鰻メインに業態転換されてからは初めての訪問。ちょっと楽しみです。 まずは定番、赤星でスタート。夕刻の体に染み渡ります。 メニューをざっと眺めた後、まずはおすすめの「一通り」をオーダー。鰻串4本と野菜串のセット。部位なんかは全然詳しくないので、まずはこれ。料理長がじっくりと焼き上げてくれている模様が

いつもの店で、ちょいと一献

やっと比較的気軽に呑みに出られるような世情になってきましたね、嬉しいことです。しかし、まだ知らない・混んでるお店はちょっと怖いかも。 雨が地味に降っていたので、近場の定宿「早稲田 加賀屋」さんへ。ほぼ口開けから滑り込めば、大抵はしばらく一人でのんびりと過ごせます。 今日は最初から日本酒を冷やで。ちょっと肌寒くなってきたので「とりあえずビール」という感じでは無くなってきました。 箸置き代わりに、らっきょうの浅漬けを。こちらもいつも頼む定番メニュー。箸休めにぴったりだし、ら

塩らっきょう 再び(岩下の塩らっきょうを見つけた話)

前回に続き、塩らっきょうの話。未だハマリ続けています。 一応塩らっきょう漬けを見つけたものの、他のメーカーのも売ってないかなと目配りをする日々。ふと思えば一番よく利用しているスーパーでまともに探したことが無いのに気づく。思い込みはいけませんねぇ。 ちょっとしたお使いのついでに漬物コーナーを覗いてみると、なんと数々の甘酢らっきょうに混じって塩らっきょう漬けが置いてあるではありませんか!灯台下暗しとはこのこと。 今回見つけたのは「岩下の塩らっきょう」。値段は以前見つけた山本

塩らっきょうにハマる

ここ最近、酒のつまみに塩らっきょう漬けを好んで食べるようになっている。 きっかけは行きつけのもつ焼き屋のメニューに「らっきょうの浅漬け」が増えたので頼んだら、ものの見事にハマってしまった。依頼自宅にもほぼ常備状態となっている。 甘酢漬けのらっきょうはそれほど好きでは無く、せいぜいカレーライスの付け合わせにあったらちょっと囓ってみる、ぐらいのものだった。それでもらっきょうはかなり昔から好きだったようで、思い起こせば定期的に買ってみてはがっかりするというのを繰り返していた気が

久しぶりに嫁様と串八珍へ

外出帰りの嫁様と帰宅タイミングが合ったので、久しぶりに駅前の串八珍で軽くつまみつつの晩御飯へ。コロナな状況になってから初めて来るかも。 取りあえずいつもの唐揚げ。ここの唐揚げは二人とも好物。卓上調味料に備えられてる柚子胡椒をちょいと付けて食べるのが好き。 煮込みと箸休めのセロリの醤油漬け。あとは串焼きを2本ずつぐらい頂く。僕はビールの後に男山を1杯。 二人ともそんなにおなか空いてる感じでは無かったので軽めでおしまい。酒2杯だけで済ませるなんて初めてじゃなかしらん。 ご

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早稲田加賀屋

新たなる定宿を求めて

近所の定宿が閉店して10日ほど過ぎた。その間外では酒を呑んでいない。 新たなる定宿を開拓したいな、と思っているが、このコロナ感染者数の状況で不明なお店をハシゴするのはちと怖い。のでせっせとネットで検索をしながら、候補店をリストアップしている。 とは言っても条件が割と厳しめ(特に喫煙可)なので、リスト自体もたいして増加はせず、メニューの写真などを見て腹を減らすばかり(笑)。なかなか上手くは行かないものだ。 これが東京都以外、例えば実家方面であれば、ここまで苦労(?)はしな

致し方無いとは言え

定宿の休業が五月末まで延長された。 散歩ついでに張り紙チェックに行った所、丁度マスターが日付を書き換えに来ていたので少々雑談を。マスターも呑兵衛なので毎日ヒマしている都のこと、近所は飲み屋さんやってないしね。まぁお元気そうで何より。 しかし、ほぼ分かっていた事とはいえ若干落ち込む気分。 ここ数年ずっと在宅なので、週一の定宿での呑みと常連でのお喋りがいかに気分転換になっていたか、今更ながら気づく。そしてもんにゃりとする。 まぁもんにゃりとしても仕方が無いし、このコロナ禍

近所の居酒屋は休業だらけになった

ぷらぷらと気分転換の散歩に出かけたついでに、駅前方面の居酒屋貼り紙チェック。 貼り紙が更新されている店がほとんどで、ほぼすべての店で五月六日まで休業になっていた。 駅前は学生街なので大学が休みの今は宴会なども望めないだろうから、まぁ当然と言えば当然な感じ。 しかし個人店が多いうちの回り、あんまり長引くとテナント募集の貼り紙オンパレードになりかねないな。 せめて常宿(こちらは時短営業)を応援してあげたいが、被弾させるのもするのも可能性があるので、今週はここ一年ぐらいで初

赤星があるのは良いお店

ビール。酒を飲み始めの頃はまるで呑めなかったが、不惑を超えてから呑めるようになった。 クラフトビールや各種生ビールも良いけれども、やはり一杯目は瓶ビールで行きたい。 瓶ビールの中でも、赤星は最高だ。あくまで個人の好みだが。 これが置いてある店で、今まで外れだった店は無い。例外なくどこか取り柄のある良い店だ。 中でも最高なのは、赤星が大瓶なお店だ。 自分がよく行く常宿は、これに惚れ込んで通っていると言っても過言では無い。しかも大瓶480円とリーズナブル。呑まない手は

ビールのアテにもぐりとハムカツ

ハムカツが好きだ。 場合によってはトンカツより好きかもしれない。その場合とは居酒屋で憩う場合に限られるのだが。 キリリと冷えた瓶ビール(自分の好みでは赤星が最上)。これをビア単にちょぼちょぼと注ぐ。注ぎながらお供は何にしようか、メニューを見ながら考える。ここはやはり揚げ物か、少し腹に溜めたいし。 こんな時はハムカツが良い。なんといってもお手軽かつリーズナブルである。こういった気取らぬメニューこそ居酒屋の逸品である。 ハムカツには二種類ある。厚い奴と薄い奴だ。 大抵の

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常宿居酒屋週記

荒木町 あたぼう鮨

知人の誘いで実に久しぶりに荒木町へ。東京に来て数年は勤務地と自宅が近かったこともあり、よく呑みに来ていたエリアです。 今回のお目当ては「あたぼう鮨」さん。リーズナブルな江戸前鮨のお店です。 車力門通りを曙橋側から入って、程ない場所にありました。店前の照明が控えめなので、うっかりと通り過ぎそう。 店内は広めのカウンターとテーブル席。結構広いです。自分が入店したのは19時ですが、既に結構埋まっていました。予約を入れて行くのが良さそうです。 日本酒がある程度揃えられているの

自分流居酒屋選びのルール

飲み歩き自体が趣味で、ちょくちょく新店を開拓したりもします。飲み屋街をうろつくのは単純に楽しい。しかし入る店を選ぶ時にはそれなりに悩みます。そんな時に「どういった基準で店を選んでいるか」を聞かれる事が多いので、自分なりのポイントと基準を書き出してみます。 1.店構えこぎれいな感じか風格のある感じ。年季の入ってそうな感じで個人店がベスト。のれんも注目ポイント。多くのお客さんが出入りしていれば必然と擦りきれた感じになる 2.店先にメニューが出ているか店先にメニューが出ていて価