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自分流居酒屋選びのルール

飲み歩き自体が趣味で、ちょくちょく新店を開拓したりもします。飲み屋街をうろつくのは単純に楽しい。しかし入る店を選ぶ時にはそれなりに悩みます。そんな時に「どういった基準で店を選んでいるか」を聞かれる事が多いので、自分なりのポイントと基準を書き出してみます。

1.店構え

こぎれいな感じか風格のある感じ。年季の入ってそうな感じで個人店がベスト。のれんも注目ポイント。多くのお客さんが出入りしていれば必然と擦りきれた感じになる

2.店先にメニューが出ているか

店先にメニューが出ていて価格帯やメニューが分かると敷居がぐんと下がる。特にちょっとお高めの店が入り交じるエリアではとても嬉しい。本日のおすすめボードが出ていればなお可。ただし店先スペースにも依存するので必須では無い。

3.匂い

換気扇の位置にもよるが、店先に仕込みや料理の匂いが漂ってきていてそれが美味そうならば取りあえず突撃する。反対に店から嫌な感じの臭いが漂ってくる場合もある。こういう場合には狙ってきた店でも撤退する事が多い。

4.おすすめボードがあるか

店内に本日のおすすめボードがあると期待値が上がる。そこに旬のものが見受けられるようであればなお良い。ボードに年季が入っていたり書き換えた後が見受けられればベスト。きちんと旬に気を遣ってしっかり仕入れをしているのが見て取れる。

5.カウンター席が広いか

ある程度の席数カウンターがある店だと一人客を想定しているのが分かる。こういった店は総じて居心地の良い事が多いし、カウンターから厨房が見えれば仕事ぶりをつまみに呑む事も出来る。またメニューの量が一人用を想定して加減されている事が多いので色々なメニューが楽しめる可能性が高いのも嬉しい所。

6.お新香、ポテサラが美味いか

メニューにお新香かポテサラがあったら、取りあえずそれを頼んでみる。これらがきちんと自家製かつ旨ければ、概ね他のメニューも当たりの場合が多い。もし外れの場合でも極度にまずい事は少ないので、無難につまんでさくっと引き上げられる。

まとめ

と大体普段の新規開拓で注目しているポイントはこんな所です。あとは店の居心地がいいなどありますが、少しなじまないと分からないポイントです。

自分はそこそこいける店だなと思ったら、短期間のうちに三回ぐらい連続して通ってみます。そうすると店の客あしらいや居心地の良さなども十分分かってくるし、大体マスターや店員さんにも顔を覚えてもらえます。そうなれば扱いも良くなる事が多いし、元々の常連さんと会話する機会も増えるので総合的に店の善し悪しを判断できます。

全部のポイントをクリアしてる店はそうそうないので、上記のいくつかをクリアしている場合は取りあえず突撃してお新香とビールあたりを頼んで様子見ですね。のんびり呑んでいれば色々と見えてきますし。

これらのポイントが他の呑兵衛の参考になれば幸いです。それでは楽しい居酒屋ライフをお過ごし下さい。


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