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生き心地の良い【一番イケている街】

どうも。書くンジャーズの西嶋です。

毎週、仲間と1つのテーマについてnoteを更新していっています。

今週のテーマ

さて、早速ですが、今週のテーマは【一番イケている街はどこ?】

皆さんは、どこがイケていると思いますか?

比較対象がどうしても、自分の住んだ街や訪れた街となるので、限られてはきそうですよね。

ぼくの場合だと、福岡か移住していた鳥取の2択になりそう。

なので、イケているってどのような要素がありそうか。そして、そのうえでどの街か書いていきます。

イケている=生き心地の良い

まず、イケているというとどんな言葉を想起するでしょうか?

デザイン?政策?医療や移動が整っているなどの住みやすさ?

ぼくの場合は、以前だったらITなど新しいテクノロジーをいち早く取り入れて先進的な取り組みをしていく街をイメージしたと思います。

ただ、それだけだとスルスルと抜け落ちていく人がいる気がしていて。

そんな時に、思い出したのが岡 檀(おか まゆみ)さんの『生き心地の良い町』でした。

徳島県南部の太平洋沿いにある小さな町、海部町(かいふちょう)(現海陽町)。
このありふれた田舎町が、全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」であるとは、一見しただけではわかりようがない。この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのだろう。
コミュニティと住民気質に鍵があると直感した著者は、四年間にわたる現地調査とデータ解析、精神医学から「日本むかしばなし」まで多様な領域を駆使しつつ、その謎解きに果敢に取り組む。

生きづらさを取り除く要因

徳島にある海洋町を調査していくなかで、5つ要因があったそうです。

・いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい
・人物本位主義をつらぬく
・どうせ自分なんて、と考えなき
・「病」は市に出せ
・ゆるやかにつながる

特に印象的だったのは、「病」は市に出せ。

病というのは、たんなる病気のみならず、家庭内のトラブルや、事業の不振、生きていく上でのあるゆる問題を意味している。

そして、市というのは、マーケット、公開の場を指す。

例えば海洋町は、うつ受診率が高い。一見矛盾していそうだが、周りを気にせずに受診することができるからこそ早期発見でき、自殺発生が極めて少なくなるのだ。

自分が鬱かもしれないであったり、家庭内でトラブルがあったときに言えるだろうかと想像する。

世間体を気にしてしまい、きっと尻込みしてしまう。

だけど、海洋町は、当事者を遠巻きにみるのではなく、さっと押しかけたり、「あんた、うつになとんと違うん」とさらりと言ってしまうそうだ。

とは言え、普段はそんなに干渉しない距離感。

鳥取の用瀬町に、ぼくが住んでいたときに感じていたところと近いなと思った。

とりとめもない話になったけど、イケている街は、海洋町の生き心地の良さを作り出している要素が一つありそうだなと感じている。

そして、最後に一番は福岡をあげておく。

やっぱりイケていると思うけど、見えてないこともいっぱいあるから、知っていきたい。

なんだかんだ、福岡の人は福岡のことを愛していることが多い。

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