名前が僕にもたらしたもの
今回はお題企画、#名前の由来について書いていきます。
自分の名前の由来を発信したところで「ほー」とか「へー」ぐらいのことになりそうですが、それでもせっかくなので名前の由来と名前が及ぼす影響について書いていきます。
自分の名前の由来
いきなりですが、皆さんの名前の由来、ご存知でしょうか?
はじめての読んでいただく方もいらっしゃると思いますので、まずは簡単にご挨拶を。「西嶋 利彦(にしじま としひこ)です。どうぞよろしくお願いいたします。」
僕の名前の由来は、父がマラソン選手の瀬古利彦さんの大ファンだったので、その名前からいただきました。
多分、40歳以上のかただったら詳しい人多いと思いますが、超ストイックランナーですごくかなりの距離を走り、オリンピック選手としても選ばれました。
運悪く日本が出れなかったときが、一番脂ののった時期だったため金メダルは獲得できませんでしたが実力はピカイチで今でも陸上界で指導や解説したりとご活躍されております。
名前が与える影響
名前なんて関係ないよとか思っていたけど、なんだかんだ意識しますよね。
僕の場合、勇気や勇太のように名前の漢字自体に想いが込められているわけではありませんが、名前のおかがで人生が変わったと思っています。
瀬古利彦さんが正月に箱根駅伝の解説しているのを見ていたので、僕もなんだか走れる気がして、走り回りました。
そして、いつの間にか走るという行為自体が、好きになっていました。
中学生の時、「持久走いやだー」とクラスメイトの大半が嘆いているなか、僕は嬉しくてたまらなかった。
部活動の外周も大好きで変態のような目で見られていました。
そして、今日も走ってきたわけなのですが、19歳の頃から毎月最低1度はマラソン大会に出場して生きがいとなっています。
父から走ることを強制されたわけではないのですが、名前もきっとこの走るという行為に導いた一つのキッカケになっているはずです。
名付け親や瀬古利彦選手に感謝ですね。
名前をつけることの意味
そんなこんなで、名前には何かしら与える影響があると僕は思っているので、イベントに何か名前を決めることを大事にしています。
ビジョンや社名や本のタイトルもそうですが、そこから誰かが興味を持ち物語がスタートするかもしれないからです。
もしかしたら、このnoteのタイトル自体もそうなのかもしれません。
名前をつける行為。
皆さんはどのような意味を感じられるでしょうか?
おまけ
ちょっと話が脱線しますが、雑草と昭和天皇にまつわるエピソードを紹介します。
昭和天皇が留守中に、お住まいの庭の草を刈った侍従の入江相政に天皇は尋ねられた。
「どうして草を刈ったのかね?」
入江は、ほめられると思って、
「雑草が生い茂って参りましたので、一部お刈りしました。」
と答えた。すると天皇は、
「雑草という草はない。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。
人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。」と諭された。
(入江相政「宮中侍従物語」
雑草にも名前があるんですよね。
同じように高齢者、障がい者、お母さん、お父さん、男性、女性、日本人、、などなど。
雑草に限らずに一括りにして一方的な考え方で決めつけてしまうようなことが起こっているのかもしれませんね。
それぞれに大切な名前があり、好きな場所で自分と同じように生きているんだということを忘れてはいけないなと名前の由来からふと思い出したので脱線でした。
以上、#名前が僕のもたらしたものでした。
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