「考える」を習慣化する方法



考えると思うは、まったくの別物


人間は一日に6万回、何かを考えているという説があるそうです。


寝ている時間を除くとざっくり1秒に1回は何か考えている事になります。


その中身を紐解いていくと、毎日の6万回の思考は、考えると思うに分けられ、そのほとんどは思うで占められているのではないでしょうか。


思うは頭に浮かんでくる、感じること
思考は目的のために意識的に思考すること


思う・・・
今日の晩ご飯何にしようかなあ、好きな人は今何してるかなあ、今度の休み何しようかなあ。


考える・・・
1ヶ月で5kg痩せるぞ!
そのためには、週にどのくらい運動して、食事はどのようなメニューにするべきか考える。


この「考える」力を身に付ける方法について書いていきたいと思います。



マッキンゼーで14年間勤められていた赤羽雄二さんが書かれた著書「ゼロ秒思考」



この本の中から赤羽雄二さんが実際にやられていたというメモの方法が「考える力」を鍛えられるので要点をまとめてシェアさせていただきます。


マッキンゼー・・・
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、シカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼーにより設立されたアメリカ合衆国に本社を置く大手コンサルティング会社。


マッキンゼーで、課題分離、分析、戦略立案に関しては徹底的に学んだそうなんですが、一方で、最も根本的な「考える」力を鍛える方法は教えられなかったそうです。



あのマッキンゼーでもプログラムで教えていない、それが、このゼロ秒思考であり、最も根本的な「考える」力を鍛える方法です。


深い思考ができるようになり、生産性アップにつながるこのゼロ秒思考



「考える」力を身に付けるための方法は
ずばり「メモ」をする事!



お金もかからず1日10分で出来る方法ですぐに実践できますのでぜひ1度試してみて下さい。


①メモの取り方

A4の紙一枚を用意します。
そして、左上にタイトルを書きます。

このタイトルは自分が考える事について書きます。


例えば、
仕事の効率を上げる方法
なぜあの人はいつも笑顔でいられるのか
など何でもありです。


あとは1分間、そのタイトルについて思った事や、考えた事を書き出していきます。


起承転結や文脈は全く意識せずにとにかく思ったように書きだしていきます。



これを1日10回(10分)


これをするだけで思考力が深まり圧倒的に仕事も早くなるそうです。


とてもシンプルですが、この方法は、著者の赤羽さんがマッキンゼーでのインタビューの仕方、分析のやり方、先輩からのアドバイスをメモする中で、改良に改良を重ねて作った方法だそうです。


一見簡単そうに見えますが、このやり方が最も効果が高い方法です。


では、メモを取る事で得られる効果について説明していきます。


「頭の中が整理され、生産性が上がる」


自分ではよく考えているつもりでも、実際は考えが浅かったりする場合もあります。


例えば、それはどういう意味ですか?
といきなり質問されると言葉に詰まり、上手く話せない、なんて経験ありませんか?


自分の頭の中で整理できていない事を聞かれるとこういう事になりやすいかと思います。


そんな時メモに書いて、自分の考えをアウトプットする習慣があると、今まで上手く言葉で表現できなかった事も話せるようになります。



瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理できる、
そして、どう行動すべきか意思決定できる事で生産性が上がるのでやらない手はないですよね。



また、コミュニケーションが円滑になれば、重要な事を早く、的確に伝えられ、生産性あっぷにつながります。


いかがだったでしょうか?



「考える」力が身に付く事で仕事でのコミュニケーションや自分の思いを上手く伝えたい時、このnoteの記事を書く際にも何かのお役に立てれば幸いです。


最後まで読んでいただきありがとうございます😊

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