見出し画像

〇〇障害はウソ!?

あなたはこの言葉を聞いた事がありますか?
「発達障害」
言葉そのものは1933年には既に生まれていますが、
日本ではここ20年ほどで急速に広まった言葉です。

もし、あなたや身近な人が発達障害と言われた事があるなら
どんな気持ちになりますか?

恐らく多くの場合ショックを受けるでしょう。
私自身そう言われて受けた事があります。


ですがそのショックを上回る衝撃的な本を
先日読みました。

もし発達障害と言われた内容そのものが
全てウソだったとしたら?


「そんな事があるの!?」


このように思われたかもしれませんが
実際ありうる話だという事です。
今回紹介する本がそれを暴いてくれました↓

「米田倫康著 発達障害のウソ」
ダイレクトですが衝撃的でもある名前ですね。

著者について


本の内容について触れる前に
まずは著者の米田氏について解説します。


米田氏は「市民の人権擁護の会」という団体の世話役であり、
警察や麻薬取締官とともに
日本のメンタルヘルス界が抱える問題点を指摘し
改善を呼びかけている方です。


人権擁護というパワーワードが出てきましたが、
その世話役という著者が書かれた本は一体どんなものなのか、
早速中を見ていきます。


本の内容


本の内容を簡単に述べると


・発達障害とはそもそも何なのか
・増加するうつ病の裏で起こっている事
・発達障害が増えている裏側
・子供が被っている被害の実態


・大人の発達障害とは
・精神医療業界の闇
・発達障害のウソに立ち向かう方法


この順番で記述されています。


なお、著者は冒頭部分において
「本書はあくまで私個人の意見であり、
判断する一つの材料として活用してほしい」
と述べられています。

つまり
「決して本の内容を真に受けず、
自分で判断して行動するのが何よりも重要」
という事ですね。


私の記事も著者の主張を頭に入れた上で
読んでいただきたいと思います。


内容についてより詳細に述べますとまず最初に
発達障害診断基準の問題点と
定義に仕掛けられた言葉のワナが
述べられています。


続いてうつ病がこれほどまでに広まった裏側と
その結果起こった弊害についての解説です。


さらにうつ病が広まった経緯とほぼ同じ形で
発達障害についても広まったこと、
結果として大人、子供問わず傾向があると言われている人が
次々と食い物にされているという衝撃的なお話が続きます。

ここまで述べてきた問題に対して
精神医療学会の自浄作用はほぼ期待出来ない事、
それに立ち向かうには自分自身が情報を得て思考し
責任を持つのが最も大切であるというのが結論です。


感想


ではここから私の感想ですが
「ウソなのは発達障害そのものではなく、
それを取り巻く周囲だったのか!!」
というのがまず一番です。


タイトルだけを見ると
「発達障害なんて存在しない!!」
と当事者を責める意図がありそうな印象を受けます。


私自身責められているように思いましたが
実際は違っており、
むしろ当事者を食い物にする精神医療学会から
身を守るための情報を提供してくれる一冊です。


私自身精神科にかかったものの、
のちにその医師が「金の亡者」だった事がわかり
縁を切った事がありますので疑問は持っていました。


それで良かったのかどうか迷っていましたが、
「発達障害のウソ」を読んでそれが正しかったと確信しました。


もちろん「すべての精神科医が悪」などとは
米田氏、私共に思っていません。
必要であればかかるべき時は病院に行った方が良いとは思います。

しかし、中には悪質な病院もあるという事は
念頭に置いておくべきでしょう。


まとめ


まとめると「発達障害のウソ」はあなたが


・自分自身、あるいは身近に発達障害と診断された人がいる
・精神医療学会に疑問を持っている。
・情報を集め、自分で判断する力を身につけたい
・医師や教師に不信感がある

のであればぜひ読んでいただきたいです。


日常演舞の読書感想今回は
「発達障害のウソ」をレビューしました。


明日またお会いしましょう!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?