中野信子「シャーデンフロイデ」読書感想

さて、今週もやってきました、日常演舞の読書感想記事(^_^;一体何時からこの記事は企画化したのか……)さて、今週紹介するのは以前対談本を紹介した中野信子さんの書籍である↓

画像1

「シャーデンフロイデ」
という書籍です。

まず表題のシャーデンフロイデとは心理学用語で「人の不幸を喜ぶ人間の心理状態」の事を指しています。
これだけでも十分に危険な香りが漂ってくる言葉ですが、さてその中身はどうかと言いますと
「シャーデンフロイデが生まれる理由」「身近な人に程抱きやすい」「オキシトシン、愛との関連性」「どの様に対処していくべきなのか」と言った解説がなされていました。

恥ずかしながら、私もこうした気持ちを抱いた事が全く無いとは言えません、いえ、寧ろ抱きまくっているとすら言えますね……

で、ここから感想になるのですが「こうしてみるとオキシトシンの分泌やそれに関連する愛という物が本当に良いものなのか疑問に思えてくる、少なくとも愛とは無条件で良いものでは決して無いのではないか?」
「寧ろ愛やオキシトシンが無くても人が生まれ育つ環境を整える方が長い目で見た時にはプラスになるのではないか?」
と思いました。
以前紹介した岡田尊司さんの著書「ネオ・サピエンス」に描かれていた世界に非常に近く、且つっこの本と照らし合わせるとその世界がより一層理想の世界であると思えてきました。

なのでそちらを読まれた方は合わせて此方も読まれる事をオススメします。

という訳で今回は日常演舞が「中野信子著、シャーデンフロイデ」の感想を述べる読書感想記事でした。


この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,412件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?