アキから見える景色

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出来るようになりたい

こんにちはこんばんは、そしておはよう、アキです。 春うららかに。なんてことを言う前に既に桜は散り、長袖が必要ではなくなるくらい気温は上がってしまった。あの辛い灼熱が今年もやってくるのだと思うと、 居ても立っても居られない。ちなみにうららかとは春の日を浴びて 全てのものが柔らかく明るく、美しく見える状態を指すらしい(お天気.comより)。春うららかにだと重複表現になってしまうため、誤用である。ゴビ砂漠とかサハラ砂漠みたいに。 言葉って難しいね。  最近の私といえば、ちょっとお

    • 不器用

      こんにちは、こんばんは、そしておはよう。アキです。 器用じゃない人は器用な人に憧れる。当たり前だ。だけど逆はない。 私は圧倒的に器用じゃない。 もの覚えは人よりも圧倒的に遅いし、 人が前にいた時、避けようとすると必ず人が避けた方向に避けてしまうし、 音楽を聴きながら勉強できないし、 ケアレスミスがなかったテストは無かったし、 嘘をついても必ず表情に出てしまうし、 スケジュール管理はできないし、 部屋の片付けだってうまくできないし、 ポケットから出したイヤフォンは絶対絡まって

      • インプット

        こんにちは、こんばんは、そしておはよう、アキです。 今年2024の目標は、ざっくりと「インプット」と掲げたわけなのだが、(健康第一は人生の目標として常設済)なかなかこれが難しい。 このインプットというスローガンを設定し早二ヶ月が経とうとしているのだが、まずは具体的にインプットについて説明しておこうと思う。というか、説明するまでもなく、まんまなのだが、映画や音楽、美術館など、さまざまな作品に触れる機会を作っていく、人間関係や仕事を通して、自分を形作る上での基盤みたいなものを再

        • Chilli Beans.

          世間はクリスマス一色となり、独り身の人間には容赦のないこの頃、 二郎系のラーメンをすすり、ニンニク臭い白い息を吐きながら帰宅する私。 これが人生なのでしょうか。(この冒頭は2023年に書かれたものであり、書き終えたのが投稿日です。独り身には変わりなし。) こんにちは、こんばんは、おはよう。 アキです。 今日は私の好きなアーティストについて書いていきたいと思う。 Chilli Beans.という名前のバンドである。 3ピースのバンドで、VoのMoto(モニ)、Ba&VoのMa

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          2023

          ゆく年くる年 こんにちは、こんばんはそしておはよう、アキです。 いよいよ2023年が終わるということで、例にも漏れず今年を振り返っていこうと思う。 今年は、新しい土地に引っ越したり、ブログを書き始めたり、ギターを始めたり(今はあまりやれていない)、ほぼ月一くらいのペースでライブに行ったり、琵琶湖をチャリで一周したり、空を飛んだり(スカイダイビング)、一人で美術館に行ったり、とにかく新しいことに挑戦する機会が多い一年だった。 来年はゆっくりじっくり人として成長できたらなとありき

          短くて短かった秋

          秋は果たして日本に残存しているのか。そんなことを思いながら、秋と呼ばれていた月を過ごした。 こんにちはこんばんは、おはよう、アキです。 皆さんは、今年の秋を見つけることができましたか。 暑い残夏が続いたと思ったら一気に冷え込み、たまに暑い日が出てくる。 そんな今年の9、10、11月。あっという間に寒くなり、気づいたらグラコロの季節に。 せっかく買った黄色いカーディガンも出番はなく、押入れの風景の一部になっている。 私は秋が一番好きな季節である。夏という大きな試練を乗り越え、

          短くて短かった秋

          記憶

          車から降りた 行ったことのあるショッピングモールの駐車場 小さい頃の私 妹は怒りながら車の中 父親は別の店へ 私は最上階の本屋を目指す なぜか目が見えにくい それは寝不足と店内の眩しさ 壁を伝いながら階段を登る 階段の終わり 隣のエスカレーターの人よりつまづいて 途中で大きな靴下屋へ 目が見えにくいから何度も靴下をおとす 母親と誰かは喋りながら私のフロアへ 私は本屋を目指してさらに上へ どんどん眩しく目も開いてるのか開いてないのか それでも気にせず壁を伝って階段を登る なぜか

          RRR

          こんにちは、こんばんは、そしておはよう。アキです。 今日は世界で一番遅いRRRの感想を書き連ねておく。 一応ネタバレ注意です。 まずは一言。大興奮。 久しぶりに映画館で映画を見たのだが、あっという間に時間が過ぎ去っていた。 約3時間の映画だったのに、それを全く感じさせないスピード感と圧倒的ボリューム感。映画の途中で休憩があったのは、トップガンの新作と前作の連続上映以来だ。一本の映画なら初だ。しかも、休憩に入る演出もカッコよかった。 そう、この映画は常にカッコいいのだ。も

          琵琶湖一周にあたっての注意事項

          こんにちは、こんばんは、そしておはよう。アキです。  先日自転車で琵琶湖一周という個人的偉業を達成したので、 せっかくだから思い出をネットの海に放流しようと思う。  琵琶湖一周(通称ビワイチ)は、文字通り琵琶湖を一周することである。 およそ200kmの距離を自転車で、ただひたすらに漕ぎ続けるのである。 一周していく中で、個人的にこうしておけばよかったなという点がいくつかあったので、共有しておこうと思う。興味がない人はここでバイバイでも大丈夫。 ここまで読んでくれてありがとう

          琵琶湖一周にあたっての注意事項

          気まずい瞬間

          きまずい、きまずい 電車の窓を見ていたら隣の人も窓を見ていて、反射越しに目があった時

          有料
          100

          国王は自分のことばかり考えていた。国の政治は政治家に任せ、自分は旅行をしたり、新しい別荘を作ったりしていた。自分が好きなスポーツ選手が出る大会にだけ顔を出し、それ以外の国交活動は全く行っていなかった。 国王はこう思っていた。だって私がこの国の王であるのだから、私の好き放題にして何が悪い。 政治家は自分のことばかり考えていた。どうしたら自分に利益が回ってくるのか、如何にしてお金の流れが自分に流れてくるようにするのかと。国民の不満が溜まって辞めさせられないように、何とかうまく政

          帰りに自転車の鍵が折れた日

          それは普通に終わるはずの休日だった。 いつもより少し遅めに布団から這い出て、valleyの日本公演のプレイリストを聴きながら洗濯物を干し、普段かけないようなサングラスをしてバッティングセンターに向かい、友人とハチャメチャにバッティングし、油そばを啜る。帰りにTSUTAYAによってサブスクで見れないキルビルや羊たちの沈黙のDVDでも借りようと、店前でチャリを停め、鍵を抜こうとした時、事件は起こった。初めはなにかの見間違えかと思ったのだが、、、 なんとチャリの鍵が曲がっていた

          帰りに自転車の鍵が折れた日

          続けるということ

          私にはどうしても敵わない強敵がいる。これはいつまで経っても倒すことができず、最初にいくら力を蓄えても結局コイツに屈することになってしまう。コイツの名前は「継続阻止飽きるの早」である。こいつはとても厄介で、人生において幾度となく立ちはだかってきた。身近な例でいうと、ランニングや筋トレである。休日にぐうたらしすぎて、さすがに体を動かして健康的な日々を過ごそうと思い、数日やってみるがこれが続かない。最近も再び試みたのだが、「継続阻止飽きるの早」に屈して気づいたら一ヶ月以上が経過して

          続けるということ

          いい休日

          こんな休日でええやん 普段より少し遅くに起きて、好きなラジオを聴きながら靴洗いと洗濯物干して、 最近耳に残った曲をリピートしながら出かける準備をする。 汗をかきながら駅に向かい、道中すれ違う人たちの格好を横目に少し 厚着にしすぎたなと後悔したり。 昼ごろ、友人と待ち合わせしその場で決めた居酒屋がやってる盛りのいい唐揚げ丼を食べる。三つのソースの中から選べるのに優柔不断で迷った挙句、友人と同じ味にしたのだが、丼に直接かけるタイプかと思ったら小鉢で別で提供するタイプで、なら別の

          容姿

          「あなた、私と付き合ってくれない?」 人違いかと思い振り返ってみるが、そこには誰もいない。どうやら相手は私に向かって言っている様だ。そんなことが現実に起こりうるのだろうか。 なぜなら相手は学校の中でも5本の指に入るくらいの容姿であり(あくまで私個人の印象だが)、加えて学年でトップ3の学力を持つ俗にいう高嶺の花的な存在であるAだったからだ。対する私は成績は真ん中より少し下、部活にも入っておらず、17年間ほど生きてきて容姿について誉められたことは一度もない。そんな私が今、Aから告

          こんにちは。こんばんは。 今日は雨。朝から一日中ふり続けている。 そんな雨も嫌いじゃないと思える。もちろん土砂降りや災害級の雨はごめんだ。それは、本当に雨が好きなのか、それとも好きではないが、心に余裕があるからなのか。きっとどちらでもあるだろう。どちらかといえば、晴れている方が好きだけど、かといってたまに降る雨の音はそれはそれで好きだ。道路にたまった水たまりを車が走り抜ける音、屋根に降りかかる雨の音、窓につく水滴たち。いつもと同じ場所なのに、雨の日になるとまた違った見え方にな