RRR

こんにちは、こんばんは、そしておはよう。アキです。

今日は世界で一番遅いRRRの感想を書き連ねておく。
一応ネタバレ注意です。

まずは一言。大興奮。

久しぶりに映画館で映画を見たのだが、あっという間に時間が過ぎ去っていた。
約3時間の映画だったのに、それを全く感じさせないスピード感と圧倒的ボリューム感。映画の途中で休憩があったのは、トップガンの新作と前作の連続上映以来だ。一本の映画なら初だ。しかも、休憩に入る演出もカッコよかった。
そう、この映画は常にカッコいいのだ。もう思わず声が出るくらい。
というか出た。
まるで映画のクライマックスがずっと続いてるみたいに。褒め言葉として捉えられないかもしれないが、初めて映画館で見たポケモンみたいな純粋なワクワク感がRRRにも詰まっていた。ストーリーは本当にシンプル。だがシンプルだからこそ一つ一つのアクションや登場人物の心情、表情がくっきりと浮かび上がってくる。

ビームとラーマが本当にカッコ良すぎる。最初は顔一緒ちゃう、なんて思っていた私の顔面を鞭で引っ叩いてやりたい。それぞれのカッコよさが際立っていて、もううおおおおと心の中ではずっと叫んでいた。気持ちはさながらスポーツ観戦をしてるようだった。私も鍛えたらあんなカッコいい体を得られるのだろうか。

インド映画は数回しか見たことがないのだが、やはり音楽がいい。あのリズミカルな打楽器と迫力のある歌声、インドの独特な発音が相まって一つの芸術を作り出している。もちろんインド映画と言ったらダンス。今回も印象的なシーンでダンスが繰り広げられていた。特に、パーティに招待されてイギリス人の貴族を見返すシーンのダンスは、盛大で圧巻だった。ビームとラーマの息のあったダンスを見ながら、このあと敵対してしまうことが頭の中でよぎってしまい、思わず涙してしまった。同じくこのシーンで泣いた人がいたら教えてほしい。
Naatu Naatuは家に帰ってから爆踊りした。一人で。

言葉にするのが下手くそなので、魅力を伝えるには、映画を見てくれという一文で十分だという事はわかっている。（ほとんどの人が見ているという現実は置いといて）しかし、こんなにも映画で純粋にワクワクし、感動し、興奮したのが久しぶりで、一人で見にいったこともあって、思わず文章にせざるを得なかったのだ。

またいろんな映画を映画館で見たい。そう感じさせてくれる貴重な体験だった。
あと、シータ役の女優さんほんっとうにかわいかったです。インドの女性は綺麗な人が多いですね。行きの電車で、前に座っていた学生の女の子も東南アジア系の美人な方だった。今考えると、RRRを見にいく私におもろいよって暗示をしに来てくれたのかもしれない。そんな気持ちの悪い考えを末尾に置いて、終わりとさせていただく。
RRRはほんとうに最高な映画だった。

流転する数奇な物語
友の手は固く結ばれた
この手は命を救うのか
それとも奪うのか
山火事と洪水の友情
正文律と不文律の友情
炎と氷河の抱擁
それが彼らの友情