人生辞めますか？公務員辞めますか？

公務員になるべきじゃない理由が端的に書かれています。

どれだけ働いても身につくのは｢文章力と調整能力｣だけ…国家公務員が不人気な職業となった当然の理由

というのも、公務員で働いていても「文章作成」「調整能力」以外のスキルなんて身に付かないからです。

つまり、長居すればするほど存在価値がなくなる、婚活市場における女と同じく、年齢が上になればなるほど価値がなくなっていく＝３０歳を超えたらただのゴミ、ということです。

私も１０年目ですが、転職市場では全く無価値の存在です。

自衛隊みたいな一部の「直営の現場仕事」であれば、戦闘スキルやサバイバルスキルみたいなのを身に付けることができますが、ほとんどの公務員はそんなのとは無縁です（国家公務員、地方公務員どちらも）。

なので、長くいればいるほど、「つぶしのきかない」単純労働力になって転職できなくなり、組織に依存しなければ生きていけなくなるという蟻地獄が待ち構えているのが公務員のキャリアです。

しかもスキルを身につけようにも「法律で」副業が禁止されていますので、アフター５に何かスキルを身につけて独立できるようにしようという民間企業でできる裏技をふさがれて、より組織に依存するように誘導されています。

なので、公務員志望者は、民間経験をしてから公務員の中途採用でなるか、学校にいるうちに何らかのスキルを身につけて学生時代に副業をやって稼ぐことができるようになっているか、あるいは不労所得の元手を作って辞めても最低限生きていける収入があるか、でないと「キャリア蟻地獄」に陥ること間違いなしです。

しかも仕事的にも事務職の９割以上はブルシットジョブで、いつでもAIに置き換えられてしまう程度のルーティン仕事か、そうでなければ政治サイドの気まぐれに振り回されるだけの奴隷執事仕事のどちらかです。

一言で言えば「公務員なんかなるもんじゃない」ということですね。

私が公務員になって良かったと思えるのは「公務員なんてなるもんじゃない」ということが身に染みて分かったことくらいです。

公務員は民間以上に「出口戦略」すなわち５年以内に辞めることを前提にしたキャリア戦略を立ててなることが大切です。

現状でいえば、就活生の事を考えれば、新卒の公務員志望者ゼロになるのが最も望ましいことですね。