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伝えることで、すべてが動く。「発信する勇気」

末吉宏臣さんが書かれた、「発信する勇気」を読みました。

前から気になっていた本なのですが、予想を上回る面白さでした!

情報で溢れかえる現在、SNSやブログなどで発信している方は多いと思いますが、
見るだけという方も結構多いと思います。
私の周りでも、人によって発信の頻度は様々です。
中にはインフルエンサーばりに発信を頑張っている方もいますが、あまり発信をしない人がほとんどという印象です。

私はと言えば、一時期毎日のようにYouTubeにオリジナル曲をアップしていましたが、その時期を除けば、発信をやってきたのはブログが中心です。

ブログは、日本で最初にブログを始められたゲームクリエイターの飯野賢治さんの影響で、かなり早い時期に私も始めました。

そこからかなり年月が空いて、仕事でブログを任されるようになりました。
福祉事業所のブログ運営です。事業所の様子やランチ、自分の思いなどを素直に書いたところ人気になり、利用者の増加に貢献することが出来ました。

今はそことはまた別の事業所でブログ運営をしていますが、今はSEOなども意識してブログを書くようにしています。結果、感情を全面に出すブログというよりは福祉に関するお役立ち情報などを含めた、情報発信ブログのような形に落ち着いています。これはこれでやりがいがあり、やっぱりブログは自分の天職だと確信しています!

さて本書ですが、今まで発信をしてこなかった方にとっては、発信するとこんなメリットがあるよ、ということがかなり具体的に示されていてモチベーションが上がること間違いなしです。
例えば、発信する内容が決まっていなくても発信を継続していくうちにだんだん自分で気付くようになっていき、やりたいことが分かるようになると筆者は言います。
これって、情報が多過ぎてやりたいことが分からない人が多くなっている今、正に発信することの一番のメリットだと思いました。

また、私のように発信をある程度してきた人にとっても、改めて発信の意義のようなものに気付かされる内容になっています。
例えば、自分にとって取るに足らない文章やこんな内容で発信してしまっていいのかなというようなものでも、読者にとっては何かしらの価値を生んだり、大きく言えば勇気や希望を与える場合があるという事実です。

私の事業所ブログも、もっとすごいブログを書く方が世間にはたくさんいらっしゃるので、そんなに役に立っているかなと少し心配だったのですが、本書を読んで少し自信が付いた気がします。

たとえいいねやコメントが付かなかったとしても、必ず読んでくれる誰かがいる。
日々チェックしてみると確かにアクセスが増えていることが、一番の喜びです。

読んでくださる方々のためにも、そしてまずは何よりも自分のために、これからも発信を継続していこうと思います!

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