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J LAB ch0 #ワークショップ

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コミュニティメンバーによるワークショップ関連の記事を投稿する場所。
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#哲学

ジェイラボワークショップ第67回『リベラルアーツ輪読WS版』【哲学部】[20231030-1112]部長総括#JLWS

今回のWSは哲学部で現在行っている、石井洋二郎 •藤垣裕子(著)「大人になるためのリベラルアーツ」を題材とした輪読(リベラルアーツ輪読)をWSの場で取り組みました。 WS内のクエスチョンを作る準備段階で「フォーマットを作ってそれに沿って回答してもらい、各個人の主張や価値観の差を汲み取りやすくすることで今後のジェイラボ内での議論を司会していく上での質問作成の幅を広げられるのではないか?」という意見が部内で挙がったことに関連して「型」について今回の部長総括では思考していこうと思い

ジェイラボワークショップ第57回『能力主義について考える』【哲学部】[20230529-0611]部長総括#JLWS

今年度からWS後に部長総括として各部の部長がnote記事を作成することになりました。 ジェイラボのメンバーの方々とはコミュニティ内でリアルタイムにコミュニケーションを取れますが、note記事としてWSのログを読んでくださった方とはリアルタイムのコミュニケーションを取るのは難しいので、部長総括を読んでいただくことで実際のジェイラボワークショップの温度感を少しでもお伝えできれば幸いです。 それでは前置きはこれくらいにして本題に入っていきたいと思います。 今回のWSは今年の3月か

ジェイラボワークショップ第46回『読書について』【哲学部】[20230109-0122] #JLWS

今回の哲学部WSは『読書について』をテーマにジェイラボ哲学部のオリジナルの物語を作成し、WSを行った内容のログとなります。 今回のWSの司会は私、イヤープラグさざなみ君、YY12君、Tsubo君の4人で行いました。 物語の部分に★印をつけておきましたので、★だけを読めば物語部分は読めるようになっています。 それでは早速ログに移ります。 Day1■コバ 皆さん明けましておめでとうございます。 今日から哲学部WSです。 文章は今晩から投稿していきます。 よろしくお願い致し

ジェイラボワークショップ第39回『人を<嫌う>ということ』【哲学部】[20220829-0911] #JLWS

今回の哲学部WSは、ジェイラボ哲学部で行なった「ひとを<嫌う>ということ」中島義道著の輪読の内容をベースにジェイラボ哲学部のオリジナルの物語を作成し、WSを行った内容のログとなります。 今回のWSの司会は私、イヤープラグさざなみ君、YY12君、Tsubo君の4人で行いました。 物語の部分に★印をつけておきましたので、★だけを読めば物語部分は読めるようになっています。 それでは早速ログに移ります。 Day1■コバ おはようございます。 本日から哲学部WSです。文章は夜に

ジェイラボワークショップ第26回『人に何かを伝えるということ』【哲学部】[20220502-0508] #JLWS

J LAB Season4 Workshop、今年度哲学部の初回WSは「人に何かを伝えるということ」というテーマで行いました。 ジェイラボWSとは人に何かを伝える場です。 そのそもそもの「人に何かを伝える」という事をジェイラボメンバー皆で考えるということを今年度哲学部初回WSのテーマとしました。 今年度からのジェイラボWSの「物語を読むという体験を主催者側が準備する」という新しい取り組みを、今回のWSでは「私(コバ)による語り」という形で取り入れました。 「私による語り」

ジェイラボワークショップ第25回『利他とは何だろうか』【基礎教養部】[20220425-0501] #JLWS

J LAB Season4 Workshopのモデルとして僕が担当した回のログです。通常の半分、一週間で行ないました。 僕のこれまでの や の能力主義の連載 とつながる部分が多くあり、それなりに示唆に富んだ内容になっていると思います。いつも通り前提知識は不要ですが、決して簡単に読めるものではないと思います。頭を使いながらじっくり読んでいただければ幸いです。 それでは、以下、ログの転載です。50,000字程あります笑 日付ごと、投稿ごとに見出しをつけました。もちろん、

ワークショップ第20回『ミニマリズムについて考える』[20220117-0130]

皆様こんにちは。ジェイラボ哲学部部長のコバです。 今年度のジェイラボWSはついに20回目を迎えました。 その20回目のWSの内容である哲学部担当で行われた「ミニマリズムについて考える」について共有したいと思います。 それではログをご覧ください。 1日目コバ おはようございます。 本日より、哲学部WSとなります。 文章は夜に投下します。 よろしくお願い致します。 コバ 皆さんこんばんは。初めましての方は初めまして。 昼は営業職のサラリーマン、夜はジェイラボの哲学部部長

ワークショップ第16回『怒りについて考える』【哲学部】[20211101-1114]

皆様こんにちは。ジェイラボ哲学部部長のコバです。 今回の記事は、哲学部担当のジェイラボWSで行なった「怒りについて考える」について共有したいと思います。 それでは早速ログに参りましょう。 1日目コバ おはようございます。 文章は夜に投稿致します。 よろしくお願いします。 2日目コバ 家に帰ったらバタンキューで、朝になってしまいました。。。すいません。。。 それでは、哲学部WSを始めていきたいと思います。 今回の哲学部WSのテーマは「怒りについて考える」です。 「怒り

ワークショップ第11回『今後の哲学部の活動方針について話し合う』【哲学部】[20210816-0829]

皆様こんにちは。ジェイラボ哲学部部長のコバです。 今回の記事は、哲学部担当のジェイラボWSで行なった「今後の哲学部の活動方針について話し合う」について共有したいと思います。 今回のWSの内容のバックグラウンドとしては、ジェイラボ哲学部の活動の話になるのですが、当初哲学部は活動の主軸として、課題図書を決めその本の一定の範囲ごとに担当者を割り振り、担当範囲の内容をベースにDiscord内で文章で意見のやり取りを行うという「読書会」を行っていました。 最初は各自それなりの文章量

ワークショップ第06回『野矢 茂樹「はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内」』【哲学部】[20210607-0620]

皆さんこんにちは。JLAB哲学部部長のコバです。 今回の記事は、哲学部担当のWSで野矢 茂樹「はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内」を扱ったので、その内容の共有となります。 バックグランドとしては、JLAB哲学部では日常の部活動としてDiscord内で課題図書を用いて読書会を行っています。 その内容の発表、ディスカッションを今回のWSで行いました。 今回の部活動、WSの大きな目的の一つは今回の課題図書の論の中心でもある、「考える」について考える、でした

ワークショップ第01回『オリエンテーション』【哲学部】[20210503-0509]

みなさんこんにちは。今年度よりJ LABの哲学部の部長をさせていただいております、コバと申します。 J LABの活動をコミュニティに入っていない方向けに、コミュニティ内の活動を記事として共有させていただきたく思い、筆をとっております。 題名にある通り、この回が第1回目の今年度哲学部のWSだったのでオリエンテーションを行いました。 部長として、その内容に関する記事を書かせていただきます。 なお、他の方の発言に対して私が返答を行う形でWSを進めており、他の方の文章のその部

ワークショップ「所長所感」 - 第18回[20200803-0809]『読書について』

ショウペンハウエルの『読書について』は、読書論としてはド定番の古典ですね。僕も中学生時代から何回か読み直してます。 多少の含意を捨ててバッサリ言い切りますと、「具体に過ぎた情報に本質はない」ということです。もうちょっとだけ丁寧に言いますと、「構造そのものではなく構造化する行為に本質が立ち現れる」ということでしょうか。いま適当に言語化しました笑 もっと言いますと、「知性とは静的なものではなく動的なものである」ということですね。その辺が本質です。 さて、何事も初手はものまね(

ワークショップ「所長所感」 - 第17回[20200727-0802]『ひとり』

かつては、「人前でひとりでいることが恥ずかしくて耐えられない」という空気の支配が、日本にはありました。嘘だと思うでしょう? ありました。でも、いまはそんなことは、ほぼなくなってきていると思います。時代は「当たり前」をある程度許容してくれるようになりました。わざわざ「ひとり○○」なんてことを自意識過剰にアピールして言い聞かせなくとも、ひとりで何かをやるということは、むしろ格好良いまで「ある」時代になりました。 元々、日本人、日本という国が持っていた文化というのは、特に「身体性

ワークショップ「所長所感」 - 第15回[20200713-0719]『エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ』

とても良いテーマでワークショップを回していただきました。皆がどんなことを感じているかを知る、とても良い機会になりました。 さて、僕自身の意見を記しておこうと思います。 人間の内面と外見。 これを区別するというのが、少なくともいまの年齢になった僕には理解できません。確かに、中学生くらいまでの僕は、ファッションは人間の本質ではないと信じていて「内面を磨こう」なんてことを意識もしていましたし、上辺のファッションにばかりかまけるような人間は中身がロクな人間ではないとすら思ってい