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思ったこと・考えごと

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日々漠然と思ってはいたものの言葉にしていなかったことを漠然とまとめたもの
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記事一覧

GW直前!

GW直前!

行楽シーズンを迎えた世の中ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はその行楽シーズンを支えるために駆け込みで大盛りあがりの納品ラッシュに揉まれています。

とは言いつつも別に恨み辛みがあるわけでも楽しいイベントがないわけでもなく、ただ、普通に追い込みは体力の限界を感じたのでいけないなとは思います。
そんなこんなで日々時間に追われているのですが、これにかまけてインプットやそれに比例するアウトプット

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Slackの流儀

Slackの流儀

皆さんSlackは使っていますか?
リモートワークが加速したことで更にシェアを伸ばしたと思っていますが、私がいる会社やそれ以外の業務でも時折使用するツールです。
一昔前はSlackはもちろん、チャットツールすら使っていない時期があったのですが今思うともう考えられないくらい当たり前のものになってきました。

受け入れがたいことそれは置いといて、それくらいシェアの広がったツールなので他社とのやり取りに

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(映画感想)死刑にいたる病

(映画感想)死刑にいたる病

予告の出来が抜群に良かったのもあり、公開前から非常に楽しみにしていた本作。
ちょうど観る映画も溜まってきていたので足を運んだところ想定以上に面白い映画でした。

はじめに前述のとおり、結論からいうとめちゃくちゃ面白かったです。
最初から最後まで隙がなく、かといって苦しいというよりも心地良い緊張感が保たれているような感じがして、エンドロールに入ったときに思わず息を吐き出してしまうような空気がありまし

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フリーランスのスケジュール

フリーランスのスケジュール

自分はフリーランスではないが、フリーランスみたいなことをしていたこともあるし、今はフリーランスの人と仕事をともにすることもある。
そうしたとき、主に後者の場合は発注側にまわり、あれやこれやと仕事をお願いするのだけれど「今すぐこれをやってほしい!」というよりは、「来月空いてる?」みたいなところから入っていく。
更に大口になるとチームを編成するので、数ヶ月先の稼働を見越してスケジュールを予め押さえてお

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生存戦略

生存戦略

ピングドラムの話ではなく、文字通りのほう。

同業他社の悪評を多方面から聞き及んで明日は我が身だと震える今日この頃、同業他社は別に作っているものが悪いというわけではない。
では、何が悪かったのかというと担当者によって品質にバラつきがあったり、やり取りが誠実でなかったりと個人対個人ではなく企業対企業で見た際の差であったりする。

なかなかこれは難しい問題で自分一人で解決するのは困難を極める。
自分一

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仕事のモチベーション

仕事のモチベーション

基本的に仕事に対するモチベーションが一番高いのはそのプロジェクトの責任者、多くの場合はディレクターにあたります。
色々な思惑や考えがあるものの最終的には良いものを作りたい!というところに帰結します。
そうしたときに周囲のプロジェクトメンバーとのモチベーションの差が時折問題になってくるんですよね。

みんながみんな一発やってやろうぜ!と熱意や野心を思っているわけでなく、ドライに仕事の一環としてやって

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(アニメ感想)ODDTAXI(オッドタクシー)

(アニメ感想)ODDTAXI(オッドタクシー)

この記事はTVアニメ「オッドタクシー」の感想を一通りやったあと、ここから映画の話をしますという前置きをした上でに映画「オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」の話をします。

最終回を終えての感想放送当時から面白いという話は色々と聞いていて、尚且つその面白さみたいなところがキャラクターが可愛いとか作画がすごいとかそういう面でなく、やっぱりドラマ性から感じる予想外の面白さみたいなところをよく言われていたよ

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年度末

年度末

3月も終わりに近付き、忙しかった日々も一旦落ち着こうとしています。
まあ来週にはまた忙しくなるのですが束の間の…というやつですね。

幸い業績が良かったのもあり年度末ボーナスが出るということで面談などもあり、毎度のことながら色々と振り返り、自分・周囲・会社の課題なども話す機会がありました。
自分個人としては非常に充実した日々でありつつも、課題というか今作っているものは盤石になってきているので、より

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クリエイティブのターゲット

クリエイティブのターゲット

映像に限らず何かクリエイティブを発揮するときにコンセプトやターゲット、そのクリエイティブの用途というのは非常に重要になる。
映像会社の場合、そこの判別がある程度つくようになるとディレクターとして扱われるといって概ね問題ないと思う。

パチンコの映像とTVCMやPVの映像は求められているものが違うし、MVもターゲットが異なるとまた重視するべき内容も変わってくる。

自分である程度そこの分別がつくと思

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自分を労る

自分を労る

ここしばらくめちゃくちゃ忙しくてフィジカルもメンタルも削られていくんですが、ふと家に帰ったときなどにちょっと運動するなりヘアケアやスキンケアなど自分を労ってやるという行為がちょっとした支えになっている気がする。

何か直接的にすごい効果があるわけではないものの、自分の頑張りをちゃんと理解してご褒美をあげる感じ。
この時例えば自分の身体に対してケアを行なってあげていないと、身体も精神も疲れた上に自分

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生みの苦しみ

生みの苦しみ

映像を作っているときはやっぱり全体のコンセプトや構成を練っているときが楽しい。(次点はほぼ仕上がった状態の最後のブラッシュアップ)
あれやこれやと考え、思考を往復させて少しずつ無駄が削がれて鋭利なものになって過程はクリエイティブそのもので良い。

が、仕事においては一番大変で苦しく時間が読めない部分でもあり、編集メインの制作に関してはこの工程が全体の半分以上を占めるといっても過言ではない。
経験値

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(第8回 新千歳空港国際アニメーション映画祭感想)(5/6)プロフェッショナル・トーク:
アニメーション監督 平尾隆之×エディター 今井剛
「ポンポさんの、ニャリウッド式 編集論」

(第8回 新千歳空港国際アニメーション映画祭感想)(5/6)プロフェッショナル・トーク: アニメーション監督 平尾隆之×エディター 今井剛 「ポンポさんの、ニャリウッド式 編集論」

そろそろ日が経ちすぎて鮮明な記憶が薄れつつありますが、メモを頼りに記載していきます!

はじめにポンポさんという作品は映画における「編集」に焦点を当てた非常に珍しい作品ですが、それもあって本セッションに限らず映画やアニメにおける編集の役割という記事も多方面で見かけることができます。
私自身もそれらの記事で編集の役割というものを多少なりとも理解を進めていたのもあり、それらの記事のおさらい的な内容であ

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(アニメ感想)takt op.Destiny

(アニメ感想)takt op.Destiny

最終回を終えての感想全体的に一貫した世界観と雰囲気、暴力みたいな作画パワーで圧倒されましたね。
ストーリー軸自体は特別珍しい流れではなくよく見かけるタイプのものでしたが、「音楽が人に宿る」という突拍子もない設定を飛び道具ではなく世界観構築にしっかりと活かされていて、音楽の無い生活から結果的に浮き彫りになる音楽の重要性、喜びのような部分を表現されていたように思います。

前述どおり、ストーリー自体は

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(アニメ感想)逆転世界ノ電池少女

(アニメ感想)逆転世界ノ電池少女

最終回を終えての感想全体的にオリジナルアニメということもあり分かりやすく、作品コンセプトにブレがない作りで良いものでした。
1話の情報量をギリギリ成立できる塩梅で詰め込んでいるのはさすがだったのですが、惜しむらくは終盤部分でその辺りの悪い側面が出てしまったような気がしていて、助走というか所謂最終決戦に向けての昂ぶりのような感情が薄味になってしまったのは作品コンセプトを考えると勿体なかったのではない

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