まだやれることはある!ホームタウンなのに「外部からの活性化」その1:ホームタウン外に潜在顧客

タイトル画像:スタジアムの写真

Jリーグ関連で割と界隈を震撼させる発表がありました。

ホームタウン制の見直し。理念は変えることはない、といいながら、でも独禁法に抵触、など、比較的大きな変革を余儀なくされる情報です。

ハスつかさんの記事で詳しく紹介されています。

下のリンク:ハスつかさんの関連記事

今回、ホームタウン、ということで思うところもあり、記事にしてみます。言ってみれば「ホームタウンの外からホームタウンを盛り上げる」作戦。

いきなり大きくやり方を変えずとも、ホームタウンの理念を活かしたやり方はあると思うのです。

Jリーグの理念

それまでプロスポーツは野球!という中で、日本初のプロサッカーリーグが27年前にスタートしました。

その時のスローガンはかなり日本社会では革新的、とされてました。

①100年構想
②ホームタウン制
③企業名無し

特に最後の項目は、企業の名前が付いている野球チームの名称が当たり前の中での大きなメッセージ。

当時の川淵チェアマンと読売新聞のナベツネさんのやり取りはかなり激しいものでした。

ホームタウン

自分の生まれ育った地域にはみんな愛着があります。働く年齢になって都会に移住しても、盆暮れには故郷に戻りたくなる。

そんな中で「オラが街の名前」を冠したチームが存在する。なかなかエキサイティングなことが始まったと思ったものです。

最初はわずか10チーム。

今は2部、3部リーグも作られ、J1=20チーム、J2=22、J3=15、全57チーム!

まだプロサッカーチームがない県もありますが、かなり増えました。ちなみに、福井、滋賀、三重、和歌山、奈良、高知、島根、にはまだありませんが、プロ化を狙って頑張ってる地域もあります。

さらに、バスケットボール、卓球、バレーボールでもプロ化が進み、「オラが街の名前を冠したチーム」を応援する対象は広がっています。

ホームタウンの効用

先に書いたように、自分が愛着を感じる街の名前は強烈にみんなの心に影響を与えます。

初対面の人でも、出身地が近ければそれだけで話題が盛り上がる。芸能人もなぜか同郷の人は気になる、甲子園もつい自分の出身県のチームは応援する。

まずはそれだけでファンとなるベースはあります。

サッカーの本場の欧州では、日本でも人気のトップリーグなどには絶対入れない地域のチームが、毎週街のみんなを巻き込んで勝った負けたと話題の中心になったりしてます。

ホームタウンの盛り上げをホームタウンで作る限界

多くのJチームは、このホームタウンという理念に基づき、地元企業から支援を取り付けるなど営業の努力をしています。

ただし、いわゆる大企業は大都市圏にあることが多く、大企業の本社が少ない地域ではスポンサー集めに苦労をしているチームも。

また、入場者数を増やすことも直接収入なので有効。地域の子どもたちを招待したり、選手たちも地域のコミュニティと関わったり、など頑張っています。

それにしても人口は影響があります。また、スタジアムへのアクセスもなかなか大変。

さらに。

消費活動が大きい層の結構な数が大都市に移住せざるを得ない日本のシステム。

なかなか大都市圏に近いチームよりも経済面で不利になることも。

逆転の発想、ホームタウン外から顧客作り

地域密着をうたう理念に反してるようなタイトルですが。

自分の生まれ育った地域にはみんな愛着があります。働く年齢になって都会に移住しても、盆暮れには故郷に戻りたくなる。

と書いた通り、ホームタウン外に、ホームタウンを好きな層はたくさんいるのです。

日本全国に散らばった同郷の人をまとめるのは大変そうですが、今はネットでバーチャルなコミュニティも作れます。

また、大都市圏では同郷の人たちをリアルに集めやすい。

自分が考えるターゲット層は、ホームタウンから「今は」離れているホームタウン出身者。

行動的には毎試合この層がスタジアムに集まるのは現実的ではなさそうですが、それでもやり方はあります。

次の記事から具体策を書いていきます。

完結したので、次の記事と次の次の記事のリンクも貼っておきます。

これであなたのチームも盛り上がります!

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