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東京オリンピック開会式に思う

記憶が確かなうちに。

出てきたものをどう感じたか。

コンテンツ屋として見てしまうので、努力の部分は見えないから、結果と推測を書いていきます。

イラスト無しで、怒涛のテキスト祭り!

冒頭映像

感染症の影響を意識せざるを得ない状況で、制限された中で頑張るアスリートを映しつつ、カウントダウン。

DAZNのプログラム開始前でも使ってる「実際に使われてる数字のコラージュ」方式だが、リアルタイムに秒を表してないのが気になって。

パフォーマンス

感染症蔓延でのアスリート、というテーマをそのまま続けて、だからルームランナーとエアロバイクなのだな、と。

赤いラインを使ったダンスなどもあったけど、ダンスについては全く理解ができてない分野すぎて、他の人に感想は任せます。

天皇陛下

宮内庁はもう少しファッションセンス磨けばいいのに、と毎度思うが、ここでも。我らが陛下を世界に格好良く紹介してください。

国旗掲揚と国歌

おお、このメンバーなのね、と紹介を見ながら見てたら、最後の人だけ違うコスチュームなのはなぜ?

あと、ポールまで行かずに、そこから自衛隊に引き継がれるのか、と。

この国旗掲揚は、間違いなくIOCのプロトコルを守るポイントで、公式性が強いのだと推測。国旗掲揚の訓練をしてるチームも自衛隊ならありそう。

国歌は、色々情報が多すぎて。

クセがすごい

ボーカルの歌い方。ボーカルの衣装。なんか、力入りすぎて、分からなくなってしまった感じ。実はこの感覚は、最後まで続いたので、それが今回のチームの遍歴にも現れてる気がします。

リオ閉会式チームが少人数でやればスッキリしたのに。

編曲

君が代史上最も攻めた編曲。トライは評価しますが、悩んでる感じの音が気になって。これも力の入れ具合が同じく気になったポイント。

追悼

森山未來のダンス。ダンスはわからん。

ちなみに、直太朗がいる森山家の一員かとずーっと思い込んでいました。

ダンスショー

今回の1番の見どころで、1番分からなかったところ。とにかく色々余計な情報が多過ぎて。

タップダンスに他のリズムの音を被せるのも気になり。木槍は長野オリンピックで既出だろう、とか。真矢みきより、大地真緒の方が弾け具合がいいんじゃない?とか、台が組み上がってリアルタイムにすげえ構造ができるんだろ?とワクワクしてたら片付けられるし。

最近の五輪史上、リアルな物体としては最も高さの低い演出。

なんかクラス別に次々出し物が出る文化祭を見てるみたいだった。

選手入場、イントロ

オケの舞台上での音合わせから。オーボエからスタートじゃないの?とか、流石にそこまでフレーズ吹かないだろう?思いつつ、アスリートのパフォーマンスとシンクロさせた画面作り(選手の所作と演奏者の動きや形と連携させてる)に気付き、なるほどこの構成そのものがイントロか、と。

ここで既にドラクエのフレーズがチラッと出て、おっ!と思わせる匂わせに期待が高まります。

そこからドラクエのオープニングなんだが…

特徴的な和声の誕生理由を考えれば、ホルン二本で始まって欲しかった。

選手入場の曲とプラカード

ドラクエのテーマと共に、漫画の吹き出し。

なるほどそこを日本の特徴にしてきたか、と思いつつ、ならば自治体の変なバッシングやめさせて、業界にお金出してよ、という不満も。

自分のTwitterのTLもざわついて、あっという間にセットリストと共に、選曲のマニアックさにも言及。

また、メーカーが割と偏ってることから、ここはディレクターの意思が強く反映してることが推測されます。

さらに。結構ディレクターの年齢が高いことが想像されます。

残念ながら自分の曲は選ばれなかったのですが、セットリスト見るまではちょっとワクワクしてました。

同業者は密かにワクワクしてたはず。

選手入場中

サポートのスタッフが振り付けで動くのと、妙な衣装が気になって。

ここは選手が最初の主役ポイント、じっとしてる格好良さで対比するやり方もあるぞ、と思ってたら…

まずはアルゼンチンの大騒ぎ。その後も中南米あたりのお祭り好きの選手が派手に暴れて、後ろが気にならなくなりました。

いくつか気になったのは

吹き出し

さっそくフォントが「モリサワ」のオリンピック専用のフォントということが。フォントメーカーがスポンサーになり、これほど注目を浴びるのはなかなか面白い流れ。

サモア

あの赤いシャツ、素材も涼しそうで欲しい。

ニュージーランド

シュッとした黒ベース。ジャージ生地のスーツタイプなら欲しい。

トンガ

見事な肉体美を裸という最高の見せ方で。平昌冬季五輪でもこの人裸じゃなかった?とググると、やはりトンガ。

マルタの赤いポシェット

国を忘れた!←後ほど思い出した!

赤いポシェット。きっとスマホのバッテリーが入っていて、他の選手から「助けて!」が現場で殺到してると思われます。

アメリカ

五十音順の入場で最後の方。

それまでに、韓国がタイのあとで「あ、大韓民国か」など、多少頭を使うところもあったので、アメリカがこの位置にいる理由も想像してました。

ユナイテッドステートオブアメリカ、の「ゆ」なのかと。

本当の理由は、早く入場させると、あの大軍団がみんなじっとしていられず、騒いだりウロウロし始めるから、だと思ってます。

入場フォーメーション

TLでこの配置はロトの紋章?という声も多かったけど、真ん中を丸くパフォーマンスエリアとしてるので、こうなるかな、と。

宣誓

2人がシンクロして原稿を読む、というスタイルはなかなかアスリートには過酷なタスク。でも、上手いことできてホッとしました。

ドローン

既に前のオリンピックで使われてましたが、台数がハンパない。

IT技術屋も多い自分のTwitterの TLは、すぐに技術論で盛り上がり。ポイントは端末間通信もうまく活用しているか否か。

上空カメラから見えた神宮球場の光は、最初、「ここならカメラに抜かれるんじゃない?」というイタズラも考えたが、ドローンの基地ということが後ほど分かり。

戻っていく映像もネットに上がっていたけど、犬が号令で戻ってくるみたいで、健気です。

スピーチ

橋本聖子さんの言葉はアスリートだな、と。しっかりと自分でも考えた文章かもしれません。

ここで森氏が登場してたら、また余計な感情が巻き起こるところ、平和に消化できたスピーチでした。

解任された人が歓迎イベントに出席してる事実は本当にげんなりしました。

バッハ会長は長いのですが、運動会の校長の話は長いのが決まりなので、これでいいです。ここでか弱い女子が気持ち悪くなったりして倒れたり、男子が飽きて前のやつを突いて騒ぐのも含め、様式美です。

陛下による開会宣言

陛下による宣言に続き、花火。

木を使った建築、ということでハラハラしてましたぞ。

五輪旗がアスリートからエッセンシャルワーカーへ

本当にご苦労様です。

オリンピック賛歌

五輪機の掲揚と同時に。

一番心穏やかに見られた演目。

いつも特徴あるなーと思っていた豊島ヶ丘の特徴的なリボンが、ここで役に立つとは!

ちなみに関東風のおでんの結ばれた昆布をいつも想像してます。出てきた瞬間、あ、豊島ヶ丘!と分かる人は池袋エリアに出没してた人です。

紙のハトみたいなのが舞ったのが、呪術系マンガでお馴染みの「式神」を思い出させて。

そこからの本物の鳩に変化、とかなって、リアルな鳩を放つ、までやると日本の漫画っぽい感じに。まあ、生き物はやめた方がいいって流れかもね。

ピクトグラム紹介

前回の東京オリンピックで普及したと言われるピクトグラム。

それぞれの大会のピクトグラム紹介だけでも面白かったが、その後の仮装大賞パフォーマンスが、1番邪推無しに面白い時間だった。

カメラワークだけでなく、最低限のサポートをかなり考えてる素早い構成。ヨットのところでハプニング?と思わせてからの胸のエンブレム大写し。普通に面白かった。

会場紹介

劇団ひとりのパフォーマンスで、会場紹介。

なんだろ、ここも色々思ってしまう演出。

歌舞伎とピアノ

暫という隈取の最も派手な演目はなかなかインパクトはあるのに、ピアノの演奏が…

ちなみに、この出し物、邪気を払う、という意味合いがあるそうで。見た目のインパクトと共に願いが込められたセレクトだったのですね。

ちなみに演奏スタイルで好きなのは、冷静な感じですごいことやる人。アレン・ビズッティとかが好きです。

演奏に限らず、ボーカルも自分の感情を動きで表現されると「感じるのはこっちだから、先に動きで情報を出さないで」と一歩引いてしまうのです。

彼女はまあ音は格好いいのですが、見て見て光線が強すぎて、5歩ほど引くことに。

それより歌舞伎とその音曲を中心に構成した方が、ガチャガチャしないで時間が進められると思ってしまいました。当然中継のカメラワークも、演者を行ったり来たりすることになる。

歌舞伎でここの時間なにを伝えたかったのか?が完全に理解できない構成は、世界に向けてもったいないなー、と。

聖火入場

そこマスクいいんじゃない?とも思いつつ、事後のクレームが発生するだろうな、と予想されるのでまあしょうがないか。

人類最強の男女、すごい2人だ!もしこの2人が結婚したら、産まれた子はどっちをやるんだ!?ならば双子を授かれ!…と妄想が既に。

その後の長嶋茂雄氏、王貞治氏、松井秀喜氏は、それまでのお友達の流れを想像してしまったが、両レジェンドは、オリンピックチームに縁はあるんだな、と再認識。

その後、医療関係者、パラアスリートの土田和歌子さん、子供たちに受け継がれ…

大坂なおみは知名度も含めベストな選択か。

聖火点灯

なんともコンパクトでシンプルな。

これも、最近になく高さも大きさもシンプルながら、とてつもない火力に変なところに力を入れてるなー、という感想。

この時の音楽は、メカがガチャガチャ変わるのとシンクロしたSFCチックにしても面白そうだった感が。

絵面と音楽が今回あらゆるところでマッチしてなくて、独立して感じたのは、あの影響?

翼をください

ここで流れてたのかなー。この作曲家、札幌オリンピックの「雪と虹のバラード」も作曲していて、2回も使われるとは!と1人思ってました。

そして始まる

その前にnoteにしたためました。



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