情報革命企業”ソフトバンク”にの決算を分析してみた(業績編、2022年度迄)
さて、ソフトバンクの業績について、決算短信や有価証券報告書、IR資料などをもとに分析していきます。
1.損益計算書(連結)それでは、まずは会社の数値を見ていきます。2022年度の売上高は5.9兆円、営業利益は約1兆円という業績でした。この数字だけ見ると、非常に好調に見えますが、実はPayPayを子会社化したことに伴う再測定益(営業利益+2,948億円)が発生しています。それがなければ、実質は前年度対比△約2,000億円の減益となっています。一言で言えば、その要因は”携帯料金