とあるサラリーマン投資家

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とあるサラリーマン投資家

株式投資が好きです。 ビジネスと投資の勉強になるコンテンツを作って役に立てればと思っています。 ※投資推奨はしません。 ※必ずご自身のご判断にてお願いします。 自己紹介 経歴:ファイナンスMBA、日本証券アナリスト協会認定アナリスト 投資家歴:約10年 投資対象:日米株

最近の記事

DocuSign FY2024 2Qをまとめてみた

上半期はビジネス変革が力強く進展したとのこと。 イノベーションを加速させ、新機能を導入し、特に企業顧客から製品ロードマップに対する好意的なフィードバックを得た。 財務ハイライト売上高:6億8770万ドル(前年同期比11%増) 内、サブスクリプション収入:6億6,940万ドル(前年同期比11%増) 内、プロフェッショナル・サービス収入:1830万ドル(前年同期比8%増) 請求高(Billing):7億1,120万ドル(前年同期比10%増) GAAP売上総利益率:79%(前

    • DocuSignの新サービスをまとめてみた①(WEBフォーム)

      docusignの決算説明会(カンファレンスコール)でも言及されたサービスをまとめてみた。 契約を結んだり、様々なサービスに申し込む時には、ユーザーが個人情報を入力することになる。 しかし、75%以上の人が使いづらいと感じフォームの入力を中断し、30%近くがセキュリティ上の懸念から放棄している。 いまだに契約書や申込書などはPDFが主流で、他システムとの連携が難しい。 また、フォームを作る側の企業のほうも、ノーコードで簡単に作成できるフォームを求めている。 Doc

      • 情報革命企業”ソフトバンク”にの決算を分析してみた(業績編、2022年度迄)

        さて、ソフトバンクの業績について、決算短信や有価証券報告書、IR資料などをもとに分析していきます。 1.損益計算書(連結)それでは、まずは会社の数値を見ていきます。2022年度の売上高は5.9兆円、営業利益は約1兆円という業績でした。この数字だけ見ると、非常に好調に見えますが、実はPayPayを子会社化したことに伴う再測定益(営業利益+2,948億円)が発生しています。それがなければ、実質は前年度対比△約2,000億円の減益となっています。一言で言えば、その要因は”携帯料金

        • NVIDIAの決算をまとめてみたFY2024 2Q

          1.第2四半期決算の概要・売上高:135億1,000万ドル(前四半期比+88%、前年同期比+101%)  会社の事前予想の売上高110億ドルを大きく上回った。 ・一株あたり純利益(EPS)※:$2.48 (前四半期比+202%、前年同期比+854%) 売上高の8割近くを占める主力のデータセンター事業が大幅に伸びたことが要因。 また、好決算に加えて、追加で250億ドルの自社株買いを承認したとのこと。 2.データセンター事業(主力)売上高:103 億 2,000 万ドル (

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          ”情報革命企業”ソフトバンク株式会社について詳しくなる(歴史編)

          高配当銘柄として有名なソフトバンク株式会社(ビジョンファンドなどで世間を賑わせている方ではなく、日本の通信キャリアの方)について分析していきたいと思います。 ※この記事は投資推奨を行うものではありません。あくまで私が自分の思考を整理する過程の生成物を共有するものです。 1.どれくらい”高配当”か配当についてですが2022年度は、100株あたり年間86円(予定)、利回り5.89%となっています。また”減配しない”方針であることが記されています。 また、配当だけでなく自己株式の

          ”情報革命企業”ソフトバンク株式会社について詳しくなる(歴史編)

          Docusignについて詳しくなる(事業編)

          初めまして、匿名個人投資家と申します。本稿では「世界一のe-signature (電子契約)ソリューション」企業であるDocusignについてまとめていきます。 単に契約を電子化するだけではないビジネスの深みをみていきます! それでは早速記事に入っていきましょう! ※私のモチベーションの為に、「スキ」を押していただけると嬉しいです! 1.事業概要一言で言えば、「契約」の前後を「電子的」に管理するサービス。 企業の場合、紙ベースで契約を結ぶには、 ①商談や稟議を経て契約

          有料
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          Docusignについて詳しくなる(事業編)