見出し画像

懐かしのジョンデンバー


毎日更新225日目。

今日はバイトからの新年会。

新年会のメンバーはコマンダンテのやっさんとハタタツことたっちゃんこと畠山達也君。

この3人で飲むのは結構久しぶりである。

昔、やっさんが大阪の天王寺の幽霊部屋に住んでいた頃はたっちゃんも同じマンションだったため、僕が遊びに行った時はよく3人で飲んでいた。

あれももう随分と前の話である。

非常に懐かしい。

そういえばやっさんのあの部屋で何故か僕が夜一人で留守番をしていた事があったのだが、急にテレビやDVDの音声が全て消えた事があった。

電源を抜いたり何をしてもしばらく戻らなかったのだ。

今思えばあれも怪奇現象っぽい。

ようあそこに7年ぐらい住んでたな。


そういえばマンションの横にある喫茶店「ジョンデンバー」って今もまだやってるのだろうか。

僕がやっさんの家に泊まった時、翌日のランチは決まってジョンデンバーに行っていたのだ。

ジョンデンバーは小柄なおばさまがやっている店なのだが、ランチがまあデカい。

唐揚げが空手家の拳ぐらいあったり、ライスが盛られ過ぎて白い犬乗せてきたんか思うほどだったり、とにかく凄かった。

ただ、唐揚げはデカいだけじゃなくて、味もめちゃくちゃ美味かった。

あの唐揚げの味、好きやったなあ。

あ、あと、味噌汁が世界一熱かった。

何の機械使ったらあの温度出せるねん。


いや〜それにしてもジョンデンバー懐かしい。

マンション住んでないのにやっさんの家泊まり過ぎて、住んでるレベルで行ってたもんな。

ちなみに味噌汁は世界一熱いが、ハイボールやチューハイは世界一濃い。

一杯飲んだだけでベロベロになれるのだ。

ストロング缶も真っ青である。

あとランチにジュースが付いてくるのだが、そこで選択できるオレンジカルピスがやたら美味かった。

僕は毎回オレンジカルピスを頼んでいた気がする。

しかもジョッキに入っているので、これまたかなりの量なのだ。

ただ「ジュース何にしますか?」と聞いてくれるのが、必ず食後のコーヒーのタイミングなので、ランチを完食してから最後にオレンジカルピスをがぶ飲みするのがお決まりだった。

やっさんはいつもジョッキに入ったいちごオレをがぶ飲みしてた気がする。

今思えばあれは中々奇妙な光景だった。


あとよく覚えているのが、日替わりランチの内容に関する事である。

日替わりランチは唐揚げだったり色々おかずが変わるのだが、日によってご飯がすすむおかずとすすまないおかずの差が激しいのだ。

例えば唐揚げ系は大当たりなのだが、たまに現れる「たまごカツ」

これが要注意なのである。

ゆでたまごをカツにしていて、もちろん味はいいのだが、圧倒的にご飯がすすまないのである。

もろにゆでたまごで白飯いってる感覚なのだ。

さっきも書いたようにご飯は山盛りなので、たまごカツの日は大苦戦間違い無しなのである。

最終的に大量のご飯と唐揚げ一個の一騎打ちになったりする。

ただ逆に付け合わせの煮物的なのが、大活躍する時もある。

やたらご飯がすすむ煮物が突如現れる時があるのだ。

あの日替わりランチには「ご飯がすすむ・すすまない」という感覚を学ばせてもらった。


あかん。

めちゃくちゃジョンデンバー行きたなってきた。

今度帰った時に行ってみるか。

ただ、間違い無くおばさまは僕の事は覚えていないだろう。

所詮、月に1回か2回ぐらいの頻度やったし。

しかも随分前の事やし。

そういやたっちゃん気に入られてたなあ。

「小さい王子様」て呼ばれてたし。

あれ妙に面白かったなあ。

いや、これはもう大阪帰った時、絶対行こう。

あの唐揚げが食べたい。

一回たぶん初めて来た人が何も知らんと唐揚げ定食頼んで、空手家の拳が6つぐらい並んでんの見てギョッとした顔忘れられへんなあ。


と、実は他の事を書くつもりだったのだが、ふと思い出したジョンデンバーが懐かし過ぎて、全編ジョンデンバーになってしまった。

まあ、これはこれで良しとしよう。

とにかく今日の夜が楽しみである。

それでは、また明日。



100円で救えるにっしゃんがあります。