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新人育成は精神論とか根性ではなく優しさ

仕事を始める時は誰でも不安なのは当たり前です。教える立場になった時、気付いたら慣れてしまって新人さんができない事に不満を感じ、きつく当たってしまったり教える手間を惜しんで自分で業務をこなしてしまうかもしれません。ただ、それではいつまでも業務を任せる事ができないず、自分自身が大変な思いをするのです。場合によっては育成能力が足りないと自分の評価が下がる事もあります。

少し深呼吸して思い出してみると誰でも最初は新人ですし、自分も必ず誰かに教えを受け働き出したはずです。その時の感謝の気持ちや自分も不安だった時の事を振り返り、相手の心に寄りそった新人育成を心掛ける事を意識しながら大切に育てた新人さんは育った時に自分に寄り添ってくれる事が多く、育てる為にかけた労力は自分に還元されると考えれば悪い話ではないと私は思います。自分も最初は教えてくれた方に迷惑をかけていたはずなので常に思いやりを忘れないようにしていました。

私が職場で見た光景や体験した中には見て覚えてくれ!根性でやればできるでしょ!何度もそのような場面に遭遇しているが、辞めてしまう事が多く、酷い場合は心を病んでしまう事もありました。これは求人広告費や辞めてしまうまでに費やした人件費など会社に負担をかけている事になり自分も相手も会社も誰も得をしません。中には人の話を聞かない、言った事を覚える事ができない、覚える気が無い、以前の職場の経験則で物事を自己判断する(経験者)いろんな人がいます。

ゆっくり覚える人もいれば直ぐに覚える人もいますし、一概には言えませんが、大切なのは困っている時は直ぐに声をかけてあげる、理解できるまで実際に作業を見せて覚えてもらう、決して人前で怒らない、何故できなかったのか一緒に考える事を徹底し覚える事で達成感を感じさせてあげる事だと私は思います。人が足りず教える事ができない事も勿論ありますが、できるだけ意識的に時間を作り教える事で少しずつでも育てる事ができると思います。

同じ空間で一緒に仕事をする仲間を大切にする事で職場環境を整え、作業効率を上げ会社の売上に貢献する事ができれば自分達の達成感にも繋がり、それが遣り甲斐になるのではないでしょうか。育ってくれた新人さんが新しい職場の仲間に同じように思いやりの育成が伝わりアットホームで働きやすい職場ができれば、みんなが幸せになりますね。

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