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ホーカーセンターグルメ(Maxwell Food Center )について

筆者:YUMA

はじめに

こんにちは!今回はシンガポールのホーカーセンターの中で一番有名と言っても過言ではないMaxwell Food Centerのおすすめグルメについて解説していきます。私が実際に食べたものしか掲載できていないので全ての有名グルメは網羅できていないと思いますが、その分リアルなレビューとなっているのでぜひ最後まで読んでくださるとうれしいです。それではいきましょう!

1. ホーカーセンターのマナーについて

こちらはガイドブックならほぼ必ず書いてあるのでざっくりと。
1 席を探して見つける(空いてなければ相席する場合もあり)
2 ティッシュなどを置いて席を確保する(貴重品は持っていく)
3 お店を選んで買う!
4 席に持っていく(席が汚れている場合は濡れティッシュなどで拭く)
5 ごはんを楽しむ!
6 食べ終わったら返却口にもっていく

こんな感じです!どこのホーカーでも同じなので、この手順で利用することをお勧めします。複数人での利用なら、だれか一人が席をとり、残りの方が買いに行くという方法もあります。

2. Maxwell Food Centerについて

ここからは今回紹介するこちらのホーカーについて、より詳しい説明をしていきたいと思います。(知ってる方は飛ばしてください)
最寄り駅:Maxwell(TE18 茶色のMRTライン 出口は2番から)
付近駅(ここから歩いても行ける)
・Chinatown(DT19 NE4 青と紫のMRTライン 出口はA出口から)
・Telok Ayer(DT18 青のMRTライン)

まずは最寄り駅の紹介です。シンガポールはMRTが発達しているので安い値段でシンガポール中を移動することができます。このホーカーセンターはチャイナタウン付近に位置しているのもあって、周りに駅が多いです。付近駅からMaxwellまでは歩いて10分程、最寄り駅からは20秒です。天候や目的などに応じて、使い分けることをおススメします!(ちなみに私はチャイナタウンの雰囲気が好きなので毎回チャイナタウンで降りて歩いていきます笑)


Maxwell内のマップ。一番有名な店はNo10,11にある

次にMaxwell内の説明をします。このマップを見てわかるように建物内は大きく3つのセクションに分かれています。
この記事では
No 01~44→エリアA
No 45~84→エリアB
No 85~103→エリアC
とさせて頂きます。感覚としては
エリアA→観光客向けの店多め。席の確保難
エリアB→観光客向けの店もローカル向けの店も。席の確保易
エリアC→ローカル向けの店が多め。席の確保普通。少人数向けの席もあり
という気がします。
それでは次のパートから、Maxwell内のおすすめグルメについて紹介していきます!

3. おすすめグルメ(チキンライス編)

① Tian Tian Hainanese Chicken Rice

言わずと知れた一番人気店!


ホーカーでは珍しく2区画を使って営業している

基本情報
場所 エリアA(No10, 11)
営業時間 午前10時~(なくなり次第終了、目安は17時前後)
定休日 月曜日
待ち時間(目安) 平日10分~20分
         休日15分~30分
旅行者向けおすすめ度 ★★★★★(5/5)
個人的おすすめ度 ★★★★☆(4/5)

どこのグルメ本にも必ず書いてあるこちらのお店。
メニューは基本的にチキンライスと野菜のみで
小 5ドル 中 6ドル 大 8.8ドル
となっています。感覚としては
1人かつほかの料理も食べたい→小
1人でチキンライスを堪能したい→中
2人でシェアしたい→大

位のサイズ感です!


写真は中です!

味はチキンがプリプリでとってもジューシー!!
ご飯はニンニクと鶏の出汁が効いていてこれぞチキンライスという味。
付け合わせのチリソースは結構辛いので少しずつ試してみてください。
全体的に結構濃いめの味付けで、昼ごはんや夜ご飯に最適です!
コスパも味も抜群なので観光で来た方にはぜひ試してほしい一品。
じゃあなんで個人的おすすめ度が4/5かというと、次に紹介する店の方が僕は好きだからです笑(どっちが好きかは人によって好みがわかれるので、ぜひ両方試してみてくださいね!)

② Ah Tai Hainanese Chicken Rice

元々は①でチキンライスを作っていた方が独立して始められた店です。


まさかの①のお店の4つくらいお隣で営業中。喧嘩上等です。

基本情報
場所 エリアA(No7)
営業時間 午前11時から午後7時(恐らくなくなり次第終了)
定休日 火曜日
待ち時間(目安) 平日0分~10分
         休日0分~15分
観光客向けおすすめ度 ★★★★☆(4/5)
個人的おすすめ度 ★★★★★(5/5)

ネットなどでよく①のお店と比べられているこのお店。
メニューは①とほぼ同じでお値段は
小 5ドル 中 6ドル 大 7ドル
となっています。サイズ感は①と同じくらいですが、こちらはスープと野菜が付いてきます。(地味にうれしい)


写真は小。もっと食べたくなる!!

肝心の味ですが、チキン、野菜、ご飯、ソースのすべてがハイレベル!
こちらのチキンは骨なしで食べやすく、なおかつ①と同じくらいジューシーでした。個人的なお気に入りはソースと野菜。
どちらのソース(黒と赤)も①より味付けが強くなく、チキンとご飯を味わいつつ食べることができます。野菜に関しては、おひたし?のような、それとはちょっと違うような、とにかく日本人が好きな味付けだと思います!
①と比較して、よりマイルドで食べやすいと個人的に感じます。ですが人によっては①の方が絶対においしい!という方もいらっしゃいますので、2人以上で来られた場合は①と②のお店、小を1つずつ注文して比較してみてはいかがでしょうか?きっとどちらかのチキンライスは、今まで食べたことのない美味しさを提供してくれるはずですよ!!

4. おすすめグルメ(普段使い編)

① Fu Shun Shao La Mian Jia

ガイドブックにも乗っているチャーシューが有名なお店。


基本的には鴨とチャーシューをご飯や麺の上にのっけた料理です

基本情報
場所 エリアB(No 71)
営業時間 午前11時半~午後8時
定休日 不定休(Google上では無しですが、日曜日空いてませんでした)
待ち時間 20分~50分(平日、休日問わずかなり並びます)
観光客向けおすすめ度 ★★☆☆☆(2/5)
個人的おすすめ度 ★★★★☆(4/5)

緑の看板が目印のこのお店。正直列以上に並び時間があります。というのも恐らく2人で切り盛りされている模様。大量の注文が入ればその分待ち時間が増えます。お値段としては正直頼むものによりますが、
麺 4ドル~5.5ドル ご飯 4ドル~5.5ドル
とかなり良心的!(鴨/チャーシュー/両方 から選択可能)


鴨とチャーシューのMIX(4.5ドル)お世辞にも見た目は良くないが味はおいしい

味に関して、鴨は柔らかく、チャーシューは塩味がついてパリッとしていておいしい!正直チャーシューだけでもいいおつまみになると思います。
ご飯にかかっているソースは甘めで日本人でも食べやすいと思います。そして味に飽きてきたら上にある辛めのピクルスのようなもので味変!
最後まで飽きることのなく楽しめます。
ただやはりネックになるのが待ち時間の長さ。特に観光客の方は時間がないと思うのでこのおすすめ度にさせてもらいました。ただ味は美味しく、値段も安いため、現地に住んでいる方は一度足を運んでみてくださいね!

② Sichuan Cuisine

絶品の四川料理が低価格で食べられるお店。ローカルの方が多いです。


たくさんのメニュー!シェアをおすすめします

基本情報
場所 エリアC(No 87)
営業時間 午前10時~午後9時
定休日 土曜日
待ち時間 5分~20分
観光客向けおすすめ度 ★★★☆☆(3/5)
個人的おすすめ度 ★★★★★(5/5)

シンガポールは中華がおいしい国ですが、中華料理といっても様々な種類があります。この店はその中でも四川料理(代表料理は麻婆豆腐、回鍋肉など)を主に扱っているお店です。


卵炒飯。おいしすぎる

これだけ入ってたったの5ドル!一般的なレストランなら、日本でも800円くらいしそうな量です。それでいてクオリティが非常に高い。ほかのメニューを頼んでいないので分かりませんが、炒飯は確実に5ドル以上の価値があります。ただ一つ一つの料理が多めなので、大人数でシェアをすることをお勧めします!観光客の方にはあまりお勧めしませんが(シンガポールらしさが少ないため)普段使いなら抜群におすすめできるお店です。料理が出来たらベルで呼んでくれるスタイルも好きです。(店前で待つ必要がない)

6. おすすめグルメ(軽食、デザート編)

① Maxwell Fuzhou Oyster Cake

ガイドブックに載っているときもないときもあるこのお店。
名前のインパクトが強いです笑


メニューは基本的にオイスターケーキのみです

基本情報
場所 エリアA(No 05)
営業時間 午前9時~午後8時
定休日 日曜日
待ち時間 0分~5分(ほぼ待たない)
観光客向けおすすめ度 ★★★★☆(4/5)
個人的おすすめ度 ★★★★☆(4/5)

オイスターケーキ?となると思いますが、どちらかと言えば餃子に近いです(もちろん外の生地はケーキと呼んだ方が近いですが…)
値段は1つ 2.5ドル!小腹がすいた時にパクっと食べたい、そんな一品です


包み紙で渡してくれるので食べ歩きもできますヨ

味の方は、牡蠣、エビ、豚肉、ニラがバランスよく中に入っていて美味
お茶?のような風味もしました(もしかしたら気のせいかも)
名前の印象が凄いですが、実際には牡蠣はそこまで主張が激しくなく、他の食材ともうまくバランスがとれていて、魚介があんまりな私でも美味しく食べることができました。お客さんはローカルの方が多い印象でした。これを知っていると結構シンガポールの食通ぶれるので、個人的には観光客の方へも、住んでいる方にもおすすめです!!ぜひ1度お試しあれ。

② Mr. Appam

名前通りアパムが食べられる店。恐らくガイドブックには載ってないです。


かわいらしいハチのデザイン

基本情報
場所 エリアC(No 99)
営業時間 午前8時~午後8時
定休日 火曜日
待ち時間 5分~20分(1つ1つが時間がかかるイメージです)
観光客向けおすすめ度 ★★★☆☆(3/5)
個人的おすすめ度 ★★★★☆(4/5)

まずアパムとは何?という話からですよね。簡単に言えばパンケーキです!
厳密には違うのですが、生地をフライパンで焼いてふわっとさせるという点ではパンケーキと似た仕組みです。パンケーキがもっちりなのに対し、アパムはカリカリの部分ともちもちした部分が組み合わさってできています。


バナナアパム。いろいろな種類がある

恐らく写真を見てもらった方が早いと思います!なんとなくパンケーキ感がありませんか…?笑
マレーシアやインドで食べられていて、ココナッツが使われています。
食べ方としては、横の調味料(砂糖とチーズココナッツ?)とアパムを混ぜて食べます。これがクセになる美味しさ!!
甘味と少しの酸味でなんか繰り返し食べたくなる味です!
ただ人によって好き嫌いがわかれるかな?と思うので、あまり並んでないときに、デザート系のアパムをトライしてみることをおすすめします!(ハムやチーズを使ったアパムはデザート系以上に癖が強いです笑)

③ Lao Ban Soya Beancurd (老伴豆花)

超おいしい杏仁豆腐が食べられる(らしい)お店。


黄色の看板が目印

基本情報
場所 エリアC(No 91)
営業時間 午前11時~午後3時 午後5時半~午後7時半
定休日 なし
待ち時間 なし~5分
観光客向けおすすめ度 ★★★★★(5/5)
個人的おすすめ度 ★★★★☆(4/5)

食後のデザートが食べたくなったらこちらのお店へ!約2ドル程度で超おいしい杏仁豆腐が食べられるそうです笑


筆者は間違えて違う商品を購入してしまいました…

これは私が実際に体験したミスなので参考にしてほしいのですが、一番人気の商品は杏仁豆腐ではなく、原味豆花というものです。なので、つられて一番人気の商品を頼むと、めちゃくちゃ豆乳の味がするプリンが出てきます笑
恐らく杏仁豆腐は上から3番目の商品でした!お間違えの無いように笑
ちなみに僕が食べた商品ですが、豆乳が食べられる人は美味しく食べられる商品だと思います!やはり超ふわふわで美味しいです!ただ味が杏仁豆腐に比べると少し薄いと思うので、好みによって商品を考えてみてください。
お値段は1つ2.5ドルでボリューム満点!!観光客の方ならシェアするのもありかもな、と思いました。(シンガポールはたくさんスイーツあるので!)
とにかく杏仁豆腐、豆乳どちらか好きな方は確実に試す価値ありです!!
ぜひ一度食べてみてください。

6. おすすめグルメ(飲み物編)

① 夢士威(Maxwell Coconut & Sugarcane Juice)

ココナッツジュースが大人気のお店。


黄色い看板とココナッツを目印にすればたどり着けます

基本情報
場所 エリアA(No 34)
営業時間 6時~22時(恐らくずっと開いています)
定休日 なし
待ち時間 5分~15分
観光客向けおすすめ度 ★★★★★(5/5)
個人的おすすめ度 ★★★★☆(4/5)

東南アジア名物ココナッツジュースが、なんとココナッツ本体に入って提供されるお店!ちなみに筆者はココナッツジュースあんまり得意ではないので頼んでいないですが、6ドルでとんでもない量が来ます(とても一人では飲み切れません笑)ここはココナッツジュースだけでなく、フルーツジュース全般のレベルが高いと思います!


アボカドジュースもほんのり甘味があり美味しかったです。

写真のアボカドジュースはこれだけ入って3ドル!正直日本と比べると安すぎます笑
東南アジアは全体的にフルーツジュースが安いですが、この安さと美味しさをシンガポールで提供している点が、このお店をおすすめする理由です。お店はオレンジジュースやマンゴージュースをおススメしていましたので、ぜひ美味しいグルメと一緒にフレッシュな東南アジアのジュースを味わってみてください!

② 1950's Coffee (五十年代)

最後におすすめするお店はここ。美味しいコーヒーが飲めます!


昔ながらのこの感じ、とても好きです。

基本情報
場所 エリアC(No 90)
営業時間 午前8時半~午後4時
定休日 なし
待ち時間 なし~10分
観光客向けおすすめ度 ★★★★☆(4/5)
個人的おすすめ度 ★★★★★(5/5)

元々はチャイナタウンコンプレックスという別のホーカーに本店があるコーヒーのお店。実をいうと私もチャイナタウンでしか試したことがないです。(でも現地の人によると味は同じのようです!)
朝はカヤトーストとコーヒー、昼はコーヒーを主に販売しています。
残念ながらコーヒーの写真を撮るのを忘れましたが、基本的に1ドル~2ドルの間でコーヒー(どちらかと言えばKopi)を飲めます。特徴としてシンガポールはかなりコーヒーが甘いので、砂糖を抜きたい場合は店員さんに頼んでみてください。
僕はコーヒー通ではないため味はあんまりわかりませんが、こんな安くていいの?ってなるレベルです。(少なくとも同じ値段の学食コーヒーよりはるかにおいしいです笑)
シンガポールのコーヒーは、カフェで飲もうとすると非常に高いですが、このようにホーカーで飲むとお手頃価格で味わうことができます。
Kopi片手にカヤトーストをホーカーセンターで食べて、ローカルな朝を過ごしてみてはいかがでしょうか。

おわりに

今回は合計9個のお店を紹介しました。かなり長くなったと思いますが、実はこれでもすべては紹介しきれていません!今回の記事ではできるだけ有名な店とあまり有名ではない店を混ぜて書いたつもりです。なので、逆に言えば有名な店でも、今回紹介していない店はいくつかあります。なので他のサイトも参考にしてみてください!
この記事が、読んでくれた方々の、Maxwellでの食事を少しでも有意義にする手助けになれば幸いです。


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