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UTown について

筆者:SATOSHI

はじめに

今回はNUSでいちばん人気のエリア、UTownについてです!UTownはUniversity Townの略で、食堂やカフェ、売店やジム、さらには学生寮までもが集まって名前の通りひとつの街をなしています。こういった施設は日本の大学ではかなり珍しいのではないでしょうか。なんでもそろっているので、NUSに観光に来た人だけでなく普段から学校で生活している生徒も毎日数多くが訪れます。そんな魅力が詰まったUTownについて、全体像からちょっとしたお役立ち情報までいろいろと、写真多めで紹介していきます!

1, UTownってどこ?

まずはUTownの場所とそのアクセスについてです。NUSの中でいちばん北西のエリアにあって、学校内を周回しているバスのD1かD2の路線があなたをUTownまで運んでいってくれます。初めて降りるバス停が分からなくても大丈夫!D1やD2に乗っている人の大半は目的地が一緒なので、周りの人が降りたタイミングで勇気を持ってバスを降りればそこはきっとUTownです。初めてNUSに来た人はまずD1かD2が来るバス停を見つけるのがいちばん大事です(と筆者は思っています)。


2, UTownには飲食店がいっぱい

UTownのバス停を降りると、おそらく最初か2番目に目に飛び込んでくるのはたくさんの日本語になることでしょう。なぜならUTownの入り口にはJapanese Foodを扱っている「Udon Don Bar」というお店があるからです!ここではうどんや丼ものやラーメンといった日本の食べ物(?)を味わうことができます。ただ、お値段はちょっとお高めです。とはいっても、シンガポールでは日本食はハチャメチャに高いのでそれに比べればだいぶ良心的です。丸亀製麺や吉野家に行く感覚で来てしまうと少し驚く、というくらいでしょうか。


UTownには他にもたくさんの飲食店があります!バス停から進んでいくと、右手には韓国料理やイタリアンのお店が並んでいます。さらに進むと、「Fine Food」と「Flavours」というNUS生御用達の2つのフードコートが現れます。両方とも入っているお店のラインナップは豊富で、現地のご飯からChinese・TaiwaneseやKorean・Japanese、IndianやThai、さらにはWesternの料理も食べることができます。体感としては、やっぱりChineseのお店が人気みたいです。価格帯としてかなり学生向きで、毎日とても多くの生徒がご飯を食べにここにやってきます。個人的なお気に入りはFine Foodのジュース屋さんのとなりの中華の春巻きです。注文すると紙にいれてもらえてちょうどファミチキのような感覚で食べられます。コンビニのジャンキーな味が恋しくなったときにぜひ。


また、SubwayやStarbucksといった大学に必要不可欠なチェーン店ももちろんUTownにあります。特にスタバやその付近は放課後に勉強する人たちが遅くまで残って一種の勉強スペースやカルチャーを形成しています。ちなみにスタバのすぐ近くにはBook Dropがあり、Central Libraryが早く閉まってしまいがちなNUSでは、借りた本を読んでスタバで勉強したあとにすぐに本を返せるので地味に重宝したりします。


3, 寮もたくさん、学生もたくさん

UTownとその付近には、UTown Residence(UTR)やいくつかのResidential Colledge(RC)など多くの寮があり、昼も夜もたくさんの学生がいて活気があります!特にUTRはエアコン付きの部屋もあるいわゆるタワマンで、日本人留学生にいちばん人気の寮になっています。UTownには飲食店や後に紹介する売店やジムなどいろんなものが集まっているのでとても住みやすいのが魅力です。


4, 売店で(わりと)なんでも揃う!

 UTownに住んでいる学生御用達の売店を紹介します!Fair PriceとOctoboxという2つの売店があって、Fair Priceは食料品多めで、Octoboxは日用品多めのイメージです。また、Octoboxはなんと無人販売店になっていて、レジも商品についたタグをセンサーが読み取って代金を計算するというワクワクする仕様になっています!これらの売店のおかげで、UTownに住んでいる人たちはもはやこの中だけで生活できてしまうほど快適に暮らすことができます。


5, NUS生の筋トレ文化

UTownにはなんと無料のジムもあります!NUS生は日本の大学生と比べて筋トレにとても熱心な傾向があって、いつも多くの学生がジムで身体を鍛えています。というのも、シンガポールでは男の人は体格がいい方が圧倒的にモテるみたいです。もちろん女の人も多くジムに筋トレしにやってきます。日本から初めてNUSに来ると、学生のガタイのよさにきっと驚くことでしょう。


ジムの設備はかなり充実しています。NUS内に他にもジムはあるのですが、ここUTownのジムはその中でも最大級です。ランニングマシンやストレングスマシンなどはもちろん、「ガチ」な機材も置かれているのでぜひ1回は足を運んでみて、筋トレ文化を感じてみてほしいです。


6, 広場でのアクティビティ

NUSの他の場所とUTownとの大きな違いのひとつに、開放的な芝生の広場があります。ここはNUSでのハードな(?)学生生活の中での数少ない安らぎの場になっているだけでなく、フリスビーなどクラブ活動の活動場所にもなっています。この広場の特徴はとにかく開放的なところで、芝生の上ではほとんどの学生が裸足になって寝転がったり走り回ったりしているくらいです。また、すぐ隣のEducation Resource Centre(先程のスタバが入っている建物)の屋上も広場のようになっていて、ヨガなど多くのクラブ活動が行われています。


さらに、広場の端には#NUSというインスタ映え間違い無しのオブジェがあり、学生や見学に来た人たちの記念撮影の定番スポットになっています。UTownのいちばん奥のところになってしまいますが、NUSを訪れた際は必ず立ち寄って欲しいポイントです!


7, その他UTownの便利なところ

ここまでUTownの主な魅力をお伝えしてきましたが、他にもちょっと便利でUTownにしかない(?)ものを2つ、最後に紹介していきます!

1つ目はATMについてです。シンガポール開発銀行(DBS)のATMはUTownにしかないのでこれは意外と大事です!NUSにはもうひとつ、OCBCのATMもありますが、これは理学部のエリアにあって所属する学部によっては全然行かない人も多いと思います。特に留学し始めの頃は銀行口座も無く、オンライン決済も使えず、クレジットカードの使いにくい学食などでは仕方なく現金に頼ることになると思うので、キャッシングのできるATMの場所を知っておくとかなり便利です。

2つ目に勉強スペースについてです。Education Resource Centreにはエアコンの効いた勉強スペースが2か所あります。「勉強スペースぐらいUTown以外にもどこにでもあるだろ!」と思われるかもしれませんが、ここは図書館などの勉強スペースとは違って机が大きくて隣との仕切りがある席がたくさんあるんです。しかもスタバなどのカフェからもとても近くて、飲み物を買ってきて飲みながら勉強、というスタイルの学生をとてもよく見かけます。このUTownの勉強スペースがおそらくNUSでも最高レベルに集中できる環境が整っている場所で、休日でも早く行かないと席が埋まってしまうくらいに人気です。


おわりに

以上、UTownについての紹介でした!他にも講堂やボルダリングの壁などいろんなものがあるので、NUSに来た際にはぜひ、というか絶対!UTownに立ち寄ってみてください!

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