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知らないと損⁉聞き手に合わせた3つのプレゼンスタイル

「もっとスタイリッシュで見やすい資料を作りたい!!なのに、フィードバック者と考え方が合わない...」こんな悩みを抱えている方向けの記事です。
学生時代の研究報告、社会人での成果報告から学んだプレゼン経験を元に、少しでも多くの方のお力になれればと思い作成しております。

〇本記事を読むメリットは以下3点
1.フィードバック者の考え方がわかる
2.どんなプレゼンスタイルが、どんな場面に適しているかがわかる
3.プレゼン学習をする際、本の違いがわかる

それでは、以下順番にてご説明していきます。
問題|意見が食い違う具体例の共有
解決方法|プレゼンスタイル(考え方)の種類を知る
学習|おすすめの体系的なプレゼン学習

フィードバック者とプレゼン作成者で、どんな意見の違いがあるのか?

以下の様な意見の相違があるかと想定しています。

ネクタイ

「もっと詳細情報を記載した資料を作成してほしい」

ネクタイ_下_3

メガネ

「えっ、そんなに情報詰め込んでも、聞き手の人読めないのでは...」
「情報を増やした分だけ、資料は見にくくなるのでは...」
「TED等のプレゼンでは、絵とメッセージだけなのに...」

メガネ_下_1

他にも、、、

ネクタイ

「スライドの最初に結論を記載した資料を作成してほしい」

ネクタイ_下_3

メガネ

「出オチ感がすごいけどいいのかな...」
「読んでいてワクワクしないから、途中で飽きてしまうのでは...」

メガネ_下_1

「この様に意見が食い違う原因の理由は...?どのように対策すれば良いのか...?」
次の章でご説明します。

意見の違いには、どのように考えれば良いのか?

意見の相違が出てしまう原因は、ズバリ「プレゼン目的の認識が合っていないため」です。
これに対する、プレゼン作成者が出来るアクションは「目的に合わせたプレゼンスタイルの理解」ではないでしょうか。

どんなプレゼンスタイル(目的)があるのか?代表的な3パターンをご紹介します。

パターン1.セミナー/講演
▷結論
プレゼンスタイル「グラフィカルかつ、文字を少なくし、興味重視」
▷理由
聞き手の属性「元々興味がある人もいれば、ない人もいる」
つまり「面白そうと思わなければ、聞かない」
▷作成資料例

スライド2

パターン2.コンペ/製品比較
▷結論
プレゼンスタイル「7ヒッツ理論等の工夫をし、印象重視」
▷理由
聞き手の属性「他製品やサービスと、比較検討するために聞いている」
つまり「印象に残らなければ、比較対象にすら入れてもらえない」
▷資料作成例
※7ヒッツ理論とは、1回のプレゼン内に複数回製品画像を掲載することで印象付ける手法

スライド4

パターン3.報告会/ルート営業
▷結論
プレゼンスタイル「データや文章をメインにし、信頼性重視」
▷理由
聞き手の属性「テーマについての興味や前提知識はある。報告を受け、論理的な意思決定をするために聞いている」
つまり「結論とそれに至った理由(特にデータ)が知りたい」
▷資料作成例

スライド6

「色々なプレゼンスタイルがあることは理解できた。けど、プレゼンについて体系的に学習するにはどうすれば良いの...?」
次の章にてご説明します。

プレゼン作成について、体系的に学習するオススメの方法は?

体系的に学習する方法は、やはり読書をおすすめします。一方で、「この本はプレゼン実施全体のどの部分を学習しているのか?」を理解することが重要だと考えています。したがって、まずはプレゼン実施の全体像を共有します。

以下3STEPで成り立っています。

画像16

本記事でご紹介したのは、STEP1(構成検討)とSTEP2(資料作成)についてです。この2STEPを学習できる本を2冊ご紹介します。

まず総論として、2冊の違いは詳細度と感じました。具体的には以下2点が異なります。
1.説明の文字量(各ページ毎の文字数が異なります。)
2.PowerPointの設定/操作方法の有無

「まずは広く全体を学習したい」「スライドデザインについてまとまった参考書の様な位置づけで、スライドと見比べながら作成したい」方へのオススメは↓です。

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プレゼン資料のデザイン図鑑|スライドと見比べながら作成したい方向け
(※筆者おすすめは、↑です)

「じっくり細かいとろこまで学習したい」「PowerPointの設定や操作方法もついでに学習したい」方へのオススメは↓です。

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プレゼン上手の一生使える資料作成入門|深く学習したい方向け

まとめ

1.フィードバック者の考え方
 →お客様(聞き手)の目的に合わせて、どんなプレゼンスタイルにするか選択する必要あり

2.どんな場面に、どんなプレゼンスタイルが適しているか
 セミナー/講演:グラフィカルかつ、文字を少なくし、興味重視
 コンペ/製品比較:7ヒッツ理論等の工夫をし、印象重視
 報告会/ルート営業:データや文章をメインにし、信頼性重視

3.プレゼン学習をする際の本の違い
 →詳細度(文字量)が異なる

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プレゼン資料のデザイン図鑑|スライドと見比べながら作成したい方向け
(※筆者おすすめは、↑です)

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プレゼン上手の一生使える資料作成入門|深く学習したい方向け

最後まで読んでくださりありがとうございます。また、ここまで読んでくださっている方は、勉強意欲/向上心が相当高い方とお見受けします。しかし、課題感は薄れていくモノ...
「検索」をして、わざわざ本記事を「読んで」頂いている今がモチベーション最大のタイミングです。成長する機会を逃してしまうのは、大変勿体ないコト。

2,000円程度の投資で、今後の成果物(資料作成)の品質がグッと上がると考えれば、はしません。

今後の人生で数100~1,000枚の資料を作成する可能性のある方、学習効果を最大にするシンプルな方法は、今すぐ学習(行動)するコトではないでしょうか。

以上、ご精読頂きありがとうございました。少しでもお役に立てれば幸いです。

この記事を書いた人はだれ、、、?(自己紹介)

学生:大学は、化学系の学科に入学。大学院では、鉄鋼材料の研究。
社会人:IT系のSIer企業に入社。AI画像判定の業務に従事。メイン業務は、成果のまとめと報告。AI精度やカメラ設置等の課題解決について、お客様にわかりやすく報告出来るよう日々精進。

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