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もはやドキュメンタリー。映画『ハウス・オブ・グッチ』

約1年ぶりに映画館で映画『ハウス・オブ・グッチ』を観てきました。

貧しい家庭出身だが野心的なパトリツィア・
レッジャーニ(レディー・ガガ)は、イタリアで
最も裕福で格式高いグッチ家の後継者の一人である
マウリツィオ・グッチ(アダム・ドライバー)を
その知性と美貌で魅了し、やがて結婚する。
しかし、次第に彼女は一族の権力争いまで操り、
強大なファッションブランドを支配しようとする。
順風満帆だったふたりの結婚生活に陰りが
見え始めた時、パトリツィアは破滅的な結果を招く
危険な道を歩み始める…。
(引用: https://house-of-gucci.jp/sp/)

主演がレディーガガさんで前からすごい気になっていて、今日ようやく観に行けました。

2時間40分という長さだったけどそんな長い間観てたとは感じないくらい華やかで、ストーリーテンポがよくて楽しめました。

キャスト

グッチ夫人となるパトリツィア・レッジャーニ役のレディー・ガガさん。

さすがの演技力でした…すっかり役に馴染んでました。

そしてやはりグッチというだけあって衣装がすごい素敵。

70年代から90年代までの時代が移っていくのに合わせて服装の変化も楽しめてよかったです。

それを着こなすレディーガガさんが美しくてかわいかった…。


パトリツィアの夫。グッチ家のマウリツィオを演じたのがアダム・ドライバーさん。

スラっとスーツを着た姿がかっこよくて笑顔がいい。

と思いきやキレてるシーンには恐ろしさも感じる。

すごい…

だんだんと変わっていく表情は見ものです。


グッチ家のマウリツィオの従兄弟にあたるパオロを演じたジャレッド・レトさん

いやあ演技力すごい。

元はとてもダンディな方なのに、特殊メイクと何とも言えない表情と役に入りきっていて、とんでもない人になってました笑。

劇中の音楽がよい

劇中にたくさんの楽曲が使われていてこれも場面展開と同時に楽しめました。

中でも個人的に気に入ったのはこちら。

普通にリピートしそうです。


以下ネタバレ含むかもしれない感想

この映画のこと知るまではあのブランドグッチにそんな話があったことは全く知りませんでした。

見る前にさらっと調べたんですけど、あんまりその意味もなく結構映画で丁寧に教えてくれました。

映画見終わってからきちんと実話を調べると、映画よりも実話の方がもっとシリアスみたいです。

原作となった本があるのでそれも読みたいなあと思います。


映画のレディーガガさん扮するパトリツィアを見てると、「なるほど。こうやってずる賢く生きていくんだなぁ」って感心しちゃいました。

どうなったらそんな考えが思いつくのか。

莫大な金と権力が目の前に現れると人はこうなってしまうんですね。

いやぁ怖い。

最後の最後まで「グッチ夫人」としての名を捨てなかったのが女の意地を感じます。


グッチ家もグッチ家でなかなかですね笑。

意見の相違による憎み合い蔑み合いで、家族とはいえこんな家族は嫌だなぁと思いました。

会社を経営することって大変で、ましてや世界でも一流のブランドとしての品格を保つってとんでもないことなんだと思い知らされました。

我々一般庶民が知識もなく、お金目当てに踏み込んでは行けない世界ですね。



最後まで読んでくださりありがとうございました!

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