4年連続のサンマ不漁の対策は、CO2排出
サンマが4年連続不漁のニュースが流れました。
『サンマは記録的な不漁が続いています。全国のサンマの漁獲量は2008年に年間34万トン以上ありましたが、2019年は4万0517トン、2020年は2万9566トン、2021年は1万8291トン、2022年は1万7910トンと、去年までの4年間は4年連続で過去最低を更新しました。(全国さんま棒受網漁業協同組合による)』記事より
さらに、その原因を。
『水産資源研究所 水産資源研究センター長・西田宏さん 「負の連鎖が起きていて、魚(サンマ)の量が少なくなり、漁場が遠くなり、やせてしまうという状況を導いていると考えられる」』記事より
この「漁場が遠くなり」というのは、本質的な原因ではなく、「魚(サンマ)の量が少なくなり」が重要です。
近年、自然現象の変化を何でも温暖化が原因としますが、自宅のお風呂で考えると分かりやすいかと。
浴室内の温度をいくら上げても、(水の状態の)風呂を沸かすことは出来ないという事実から考えることです。
サンマは北太平洋全域に分布します。
適水温は10~20℃で日本近海では成魚が8月の北海道から11月の千葉県銚子沖まで親潮に乗って南下します。
「負の連鎖」というのは、植物プランクトンの量の減少から始まります。
植物プランクトン→動物プランクトン→小魚→大型魚となります。
サンマは、動物プランクトンが主な餌です。
植物プランクトンは、光合成を行うので、大気中のCO2を海へ取り込むことで「豊かな海」が作られるのです。
今話題の、日本で、CO2を削減することは、海中の植物プランクトンを減少させることを意味します。
世界的にCO2排出は、日本の比率3.4%です。
中国とアメリカ(計42.7%)は、CO2排出削減してない現状です。
その理由は簡単です。
国の経済が落ち込むからであり、自ら自国民を貧困にさせる政策などとるはずがありません。
世界のCO2は、0.04%であり、0.01%以下になると地球上の生物(人間も)は絶滅します。
最も動植物が繁栄していた時代(30億年前)は、95%のCO2だったのです。
このような事実から、日本のとるべき道は、CO2をどんどん排出することです。
日本が排出すれば、偏西風に乗って、太平洋に(雨とともに)降り注ぎ、植物プランクトンが繁栄し、食物連鎖が良好となり、漁場が豊かになるのです。
それこそが、日本が真に世界に貢献出来うる良策なのです。
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