「自分の事しか考えない」から恋愛・結婚が上手くいかない
『お子さんに「何のために生きるの?」と聞かれたら、
「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげて下さい。』
敬愛する故瀬戸内寂聴の言葉です。
恋愛や婚活で「相手を選ぶ」というのは、どうも違和感があります。
その真意は、相手に依存して生きようとしているように感じます。
より大切なことは、相手の役に立つとか、相手と二人三脚で過ごすとか、相手から望まれる自分になることです。
つまり、2人で一緒に成長することです。
そう言ったことが、基本にあって相手を選ばなくてはいけない。
30代過ぎて結婚出来ない男女に共通する事は、恋人との会話でも
「自分はこうしてきた」
「自分はこう考える」
「自分はこれが正しいと思う」
と言った発言が多くなっていることです。
自分のことだけ考えて過ごし、それが習慣化してしまうと、本人が気づかないうちに、「自分だけがよければいい」という生き方になってしまう。
一方、結婚している男女からは、そんな言葉をほとんど聞くことがありません。
「家族のためにこうする」
「旦那(家内)がこう考えてる」
「子供のためにこうする」
という発言が多くなるものです。
まさに、それが誰かの役に立っているということなのではないでしょうか。
少なくとも、人は皆、親のお陰で成長し大人になったのです。
親が身をもって教えてくれた、生き方のお手本のようなものです。
だからこそ、自分も同じように、シンプルに考えて、人の役に立つ生き方をするべきではないでしょうか。
それは、仕事とは明らかに違います。
仕事は生きるための手段として大事です。
お客様への貢献です。
しかし、生きる目的(目標)とはなりにくい。
高齢化になれば、退職してから、40年近く生きる時代になっている。
平凡な人生のなかで、
身近な人や家族のために”役に立つ”ことこそ、
真の「生き甲斐であり、生きる喜び」
ではないでしょうか。
それが、親から教わった人生で”最も大切なこと”の1つだと思います。
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