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第一章:こんばんは。(2023/6/11)
そう、まさに出戻りってやつです。
今日まで生きてきました。
このわたしの2年間の出来事を、どうか皆様に聞いて欲しいのです。
——2020年、わたしはこのnoteを始めました。
なぜ始めたのか、自分でもよくわかっていません。ただ、美しく優しい文章を書く人たちを見て、わたしもそうなりたいと思ったのかもしれません。普段は優柔不断で物事をすぐ決められないわたしですが、noteをインストールして、
朝陽
うつろい、
僕は手を伸ばす
温かいはずの光に
でも違う
ほんとうはこの光に
僕を消してほしいと願ったから
これどうやってプロフに…
プロフに貼っつけるかもしれない
地味に毎日生きてるだけかもしれない生命体
人間かもしれないし火星人かもしれない
得意なことは口笛
苦手なことは喋ること
今日を生きるためにNoteに記録を残してるだけかもしれない
最終目標は「生きててよかった。」
朝陽
体が重い
また今日を生きなければ
風に揺られたカーテンが
励ますように私の元へと光を運ぶ
この淀んだ空気を一掃に切り裂き
白い粒子に歓迎されるそいつらは
本当に私を祝福してくれているのだろうか
ただただ空白を埋めるように
差し込み続ける光は
昨日、明日よりももっと強く
私の瞳に染み込むだけだった
7時に設定したはずの目覚まし時計が
約30秒遅れで鳴った
つぶやく
扇風機
まだ夏なのだろうか
分厚い空気の層が私の肌を湿らせる
扇風機のタイマーはとっくに過ぎていた
鬱陶しいこの黒い髪をかき分け
腕を伸ばした
あともう一時間寝よう